日本株と投資信託のお役立ちノート

株や投信の運用に役立つ記事を探します。
(主に日経,ロイター,WSJから引用。賞味期限の短い記事は今後省きます)

<FT特約>バフェット氏は「良い独裁」 忍耐、特異性に学ぶ点

2015年03月06日 | 金融:機関投資家・ファンド
〔15.3.6.日経新聞:国際2面〕
 投資ファンドと産業コングロマリットを兼ねて34万1千人の従業員が働くバークシャー・ハザウェイ社が創業から50年を迎えた。同社を率いるウォーレン・バフェット氏は比類なき人物であるのか。そして、この「オマハの賢人」と同様な人材は登場しないのかといった疑問がわいてくる。

 バフェット氏と長年の仲間であるチャーリー・マンガー氏の2人は今年も株主に手紙を送った。マンガー氏はその中で同社の「システム」について、良い独裁であり「1人の思慮に富んだ指導者に極めて長く、大きく依存している」と書いた。

 手紙に書かれたバフェット氏の経営手法は3点に集約できる。2つは応用可能だが、3つ目はそういかない。

 1つ目は、忍耐強くあれ。マンガー氏によると、バフェット氏は「人間離れした忍耐力」を見せてきた。資産を数十年も保有し、利息と再投資の配当が最良の結果をもたらす。

 2つ目は、プライベートであれ。バークシャーは上場企業だが、様々な面で非上場のように振る舞っている。

 3点目は、特異であれ。一般には役立たない。バフェット氏の「建設的な特異性」を持つ人はほかにいない。

 マンガー氏は正しい。「バフェット氏から学ぶべき事は多い。時間もまだ十分に残っている」

(5日付) =英フィナンシャル・タイムズ特約 

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