〔14.12.14.日経新聞:日曜に考える4面〕
外国為替市場で円相場は振れ幅の大きい展開となりそうだ。日米で市場が注目するイベントが多く、イベントの結果や当局者の発言で相場が揺れ動くだろう。1ドル=116~122円で推移するとの見方が多い。
注目は16~17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)だ。声明でゼロ金利を「相当の期間」続けるという表現を変えるとの見方が広がっている。実際に変えれば米国の利上げが近いとの思惑が広がり、円売り・ドル買いの手がかりとなるだろう。
19日には黒田東彦日銀総裁が記者会見する。原油価格の大幅下落を受けて市場では追加緩和観測もくすぶっているため、物価見通しに関する発言に注目が集まっている。14日の衆院選の結果を手掛かりに円安が進むとの見方もあり、気の抜けない週になりそうだ。
外国為替市場で円相場は振れ幅の大きい展開となりそうだ。日米で市場が注目するイベントが多く、イベントの結果や当局者の発言で相場が揺れ動くだろう。1ドル=116~122円で推移するとの見方が多い。
注目は16~17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)だ。声明でゼロ金利を「相当の期間」続けるという表現を変えるとの見方が広がっている。実際に変えれば米国の利上げが近いとの思惑が広がり、円売り・ドル買いの手がかりとなるだろう。
19日には黒田東彦日銀総裁が記者会見する。原油価格の大幅下落を受けて市場では追加緩和観測もくすぶっているため、物価見通しに関する発言に注目が集まっている。14日の衆院選の結果を手掛かりに円安が進むとの見方もあり、気の抜けない週になりそうだ。