日本株と投資信託のお役立ちノート

株や投信の運用に役立つ記事を探します。
(主に日経,ロイター,WSJから引用。賞味期限の短い記事は今後省きます)

ネット生保、対面販売を拡充 地銀・代理店と相次ぎ提携

2015年01月07日 | 株式全般
〔15.1.7.日経新聞:経済面〕
 インターネットを通じて生保商品を販売する生命保険会社が、相次ぎ地方銀行や保険ショップと販売で提携している。対面サービスを充実させ、ネット契約の販路を広げる狙いがある。地銀は顧客に示せる保険商品の品ぞろえが増え、手数料収入も見込める。今後も提携が広がりそうだ。

 アクサダイレクト生命保険は終身保険や医療保険の販売で地銀との提携を加速している。2014年1月に提携した福岡銀行や石川県の北国銀行に続き、14年末から長崎県の親和銀行、今月中旬から岐阜県の十六銀行でも保険を販売する。ライフネット生命保険も静岡県のスルガ銀行や、代理店大手の「ほけんの窓口」で収入保障保険などの委託販売を始めた。

 背景には自ら保険商品を比べネット上で契約する顧客層の取り込みがほぼ一巡したことがある。14年4~9月期の新契約件数はライフネットが前年同期比で約半減し、アクサダイレクトも一時期より伸びが鈍った。

 スマートフォン(スマホ)の普及で顧客がネット契約する手間が増えたことも一因だ。「スマホはパソコンに比べて契約までの時間が約30分長くかかり、途中で契約を諦める人もいる」(ライフネットの出口治明会長)。対面で顧客に説明できる銀行などとの提携が急務となった。

 ネット生保は顧客がネット上で契約手続きできるのが特長だ。営業職員の人件費がかかる大手生保より保険料が安く、市場シェアを伸ばした。ただ、最近は大手生保も割安な保険商品を売り出し競争が激化している。

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