〔15.2.10.日経新聞:アジアBiz面〕
【香港=粟井康夫】経営難に陥っている中国の不動産開発大手、佳兆業集団は9日、ドル建て社債の利払いを再開したと発表した。同業の融創中国の支援を受けて、中国初のオフショア社債の債務不履行(デフォルト)をかろうじて回避した。
香港取引所に開示した資料によると、このほかに銀行や取引先など債権者から即時返済を求められている金額は280億元(約5300億円)に上るという。
佳兆業は販売差し止めの解除に向けて行政当局と話し合いを進めるとともに、開発プロジェクトの一部売却など資金繰り改善策を検討するとしている。
【香港=粟井康夫】経営難に陥っている中国の不動産開発大手、佳兆業集団は9日、ドル建て社債の利払いを再開したと発表した。同業の融創中国の支援を受けて、中国初のオフショア社債の債務不履行(デフォルト)をかろうじて回避した。
香港取引所に開示した資料によると、このほかに銀行や取引先など債権者から即時返済を求められている金額は280億元(約5300億円)に上るという。
佳兆業は販売差し止めの解除に向けて行政当局と話し合いを進めるとともに、開発プロジェクトの一部売却など資金繰り改善策を検討するとしている。