〔14.12.22.日経新聞:1面〕
村田製作所の2015年3月期連結業績(米国会計基準)は、本業のもうけを示す営業利益が1900億円前後と前期比約5割増える見通しだ。従来予想を約200億円上回り、01年3月期に記録した最高益(1742億円)を14年ぶりに更新する。スマートフォン(スマホ)向け電子部品が想定以上に伸び、円安も追い風となる。
売上高は18%増の1兆円程度となり初めて1兆円台に乗せる見通し。従来予想は14%増の9650億円だった。米アップルの「iPhone(アイフォーン)」新型機をはじめ、スマホ市場の拡大を背景に村田製が得意とするコンデンサーや通信部品が想定以上に伸びる。
円安も収益を押し上げる。村田製の今下期の想定レートは1ドル=105円で、足元は10円以上円安に振れている。下期の平均レートが115円程度なら約150億円の営業増益要因になる。
村田製作所の2015年3月期連結業績(米国会計基準)は、本業のもうけを示す営業利益が1900億円前後と前期比約5割増える見通しだ。従来予想を約200億円上回り、01年3月期に記録した最高益(1742億円)を14年ぶりに更新する。スマートフォン(スマホ)向け電子部品が想定以上に伸び、円安も追い風となる。
売上高は18%増の1兆円程度となり初めて1兆円台に乗せる見通し。従来予想は14%増の9650億円だった。米アップルの「iPhone(アイフォーン)」新型機をはじめ、スマホ市場の拡大を背景に村田製が得意とするコンデンサーや通信部品が想定以上に伸びる。
円安も収益を押し上げる。村田製の今下期の想定レートは1ドル=105円で、足元は10円以上円安に振れている。下期の平均レートが115円程度なら約150億円の営業増益要因になる。