日本株と投資信託のお役立ちノート

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(主に日経,ロイター,WSJから引用。賞味期限の短い記事は今後省きます)

グリーンピース、ナスカの地上絵を損傷-ペルー政府は憤慨

2014年12月11日 | その他(ニュース)
〔14.12.11.ウォールストリートジャーナル〕

 【リマ】環境保護団体グリーンピースがペルーにある世界遺産「ナスカの地上絵」付近に地球温暖化対策を訴えるメッセージを掲げ、ダメージを与えたと非難されている。

 ペルー文化庁によると、グリーンピースは9日、この地上絵に足跡を残した。地上絵はデリケートな砂漠にあることから、訪れる際には政府から許可を取り、近づくときに特別な靴を履くことが義務づけられているという。

 グリーンピースは、今回の行為によるダメージはなかったとしながらも10日に謝罪を表明。「ペルーの方に不快な思いをさせてしまったかもしれない」と述べた。

 ペルー文化庁のカスティージョ副長官は、グリーンピースの謝罪を受け入れないと述べた。ナスカ地方の検察は、当局が特定した複数の活動家を既に告訴したという。ペルー政府は、活動家の出国前に身柄を拘束したい意向だ。

 同副長官は、地上絵の線のそばを歩くと石が崩れて粉々になるため、歩くことは許されないとしたうえで、「復元できるかわからない。(以前は)きれいな状態だった」と話した。 

 グリーンピースは世界200カ国の代表が集まり今週当地で開かれている国連気候変動会議に合わせ、巨大なハチドリの地上絵の横に大きな黄色い文字を並べ、「Time for change! The future is renewable」(変革の時だ!未来は再生できる)と書いた。

 グリーンピースによると、ブラジル、アルゼンチン、チリ、スペイン、イタリア、ドイツ、オーストリアのメンバーがこの抗議活動に参加した。

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