〔15.1.29.日経新聞:企業1面〕
綜合警備保障(ALSOK)が通信サービスに参入する。NTTグループが保有する光回線を活用し、年内にも自社の警備サービスと組み合わせた販売を始める見通し。従来は別々の契約が必要だったインターネット接続と警備を一括提供して顧客の利便性を高める。NTTはALSOKとの連携を機に光回線の活用促進に向けて外部企業との連携を広げていく。
NTTは2014年、通信インフラの活用促進に向けて「卸売り」の形で光回線を外部に開放する方針を示した。2月から東西地域会社がサービスを始める。既に携帯電話会社やネット接続会社(ISP)など通信関連企業が利用する方針を決めている。異業種による活用が明らかになるのは今回が初めて。
ALSOKはガードマンが常駐しない「機械警備業務」で約71万件の契約先を持ち、家庭や工場と自社の監視拠点をネットで接続して業務の基盤としている。ALSOKが通信サービスも提供することで、契約者は利用開始手続きや料金支払いの手間が減る。将来は大容量データのやり取りが可能な光回線を生かしたサービスの開発を進めるとみられる。
綜合警備保障(ALSOK)が通信サービスに参入する。NTTグループが保有する光回線を活用し、年内にも自社の警備サービスと組み合わせた販売を始める見通し。従来は別々の契約が必要だったインターネット接続と警備を一括提供して顧客の利便性を高める。NTTはALSOKとの連携を機に光回線の活用促進に向けて外部企業との連携を広げていく。
NTTは2014年、通信インフラの活用促進に向けて「卸売り」の形で光回線を外部に開放する方針を示した。2月から東西地域会社がサービスを始める。既に携帯電話会社やネット接続会社(ISP)など通信関連企業が利用する方針を決めている。異業種による活用が明らかになるのは今回が初めて。
ALSOKはガードマンが常駐しない「機械警備業務」で約71万件の契約先を持ち、家庭や工場と自社の監視拠点をネットで接続して業務の基盤としている。ALSOKが通信サービスも提供することで、契約者は利用開始手続きや料金支払いの手間が減る。将来は大容量データのやり取りが可能な光回線を生かしたサービスの開発を進めるとみられる。