日本株と投資信託のお役立ちノート

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(主に日経,ロイター,WSJから引用。賞味期限の短い記事は今後省きます)

水素発電の実用化を支援 経産省、企業の調達費補助

2015年01月29日 | エネルギー:化石以外
〔15.1.29.日経新聞:経済面〕
 経済産業省は、商業用水素発電所の実用化に向け、企業支援に乗り出す。まず水素の海外調達などの取り組みにかかる費用の3分の2まで補助する制度を創設。来年度予算案に20億円を盛り込んだ。今後は水素発電の実証設備や安全規制などの整備を進める考えだ。水素は発電時に二酸化炭素を排出しないため注目されている。2030年以降、水素による電気が家庭にとどく環境を整える。

 工場などが自家発電で水素を使うケースはあるが、商業用の大型水素発電所はまだない。経産省は昨年10月、実用化に向けた有識者会議を立ち上げた。

 今年度中に水素発電の導入に向けた経済面や制度面の課題を整理し、政策に生かす。

 実現には、水素の流通量が少ないことが課題だ。経産省によると、今は1立方メートル当たり20円から30円台後半を中心に取引され、市場への流通量は年間3億立方メートルほど。100万キロワット級の水素発電所1基で年間約24億立方メートルの水素が必要とみられ、国内調達だけでは水素が足りない。 

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