RUNNING BEAR Ⅱ

くまこの日記です。コメントは承認制とさせていただきます。

種目別を振り返る。

2015-06-05 17:09:58 | 全日本種目別選手権
種目別選手権を少し振り返ってみましょう。

2008年までは、全日本選手権は秋に行われ、個人総合、団体、種目別、一緒に行われていたようです。
航平君が北京で銀メダルを獲得した2008年はその最後の年。
この年に航平君は個人総合で初めて優勝しましたね(^^)。

記事はいつものようにスポニチさんにお借りします。



2008年

内村「示しがつかない」と1位通過 こちら


体操全日本選手権第1日は31日、新潟県上越市・リージョンプラザ上越で男女の種目別決勝を兼ねた個人総合予選が行われ、男子は平行棒で昨年のユニバーシアード代表の田中和仁(徳洲会)が15・850点で初優勝した。床運動は北京五輪代表の沖口誠(コナミ)が3度目の制覇。北京五輪個人総合銀メダルの内村航平(日体大)は床運動、あん馬の2位が最高だったが、個人総合予選を1位で通過した。

 男子の個人総合は内村が予選を1位で通過した。五輪で2度も落下した最初のあん馬をほぼミスなしで演技したことで勢いに乗った。1カ月前のぎっくり腰で調整が遅れていたが「あん馬は今年に入って一番の出来だった」と笑顔で話した。4連覇中の冨田が欠場し、初タイトルを見据える19歳は「五輪の個人総合で銀メダルを獲っているし、予選も決勝も1位でいかないと示しがつかない」と強気だった。


この年は航平君、種目別優勝はなし・・・。
やまむは、つり輪で優勝してます
「ぎっくり腰」もやってたのね・・・( ;∀;)

2009年

男子・内村、女子・鶴見が2種目制覇こちら

体操の全日本団体・種目別選手権最終日は22日、東京・国立代々木競技場で男女の種目別決勝を行い、世界選手権男子個人総合覇者の内村航平(日体大)は床運動で16・350点、平行棒で16・150点をマークし、2種目で初優勝した。鉄棒とつり輪は2位だった。



航平君はゆかと平行棒で優勝!
しかし、すごい点数ですね
他の種目は、亀山君があん馬初優勝。やまむがつり輪2連覇。現代表監督の水鳥さんが鉄棒初優勝

この前日に行われた団体戦。
この記事が結構好き(^^)。

内村鉄棒で2度も落下!日体大2位に こちら

世界選手権個人総合王者の内村を擁する日体大は、優勝したコナミに2・500点及ばず2位となった。全6種目に出場した内村は、最初の種目の鉄棒で2度も落下。離れ技のコールマンが決まらず13・450点にとどまり、チームに勢いをつけられなかった。試合後は終始無言で会場を後にした。

航平君が鉄棒で2回落ちて、日体大が優勝を逃した記事を、好きと言ってしまってなんだかなあ~なんですが、『試合後は終始無言で会場を後にした。』の部分がね(笑)。
この航平君が映像で見たいなあ~なんて思ったものですから(^^)。
もう、それはそれは悔しかったんだろうなあ~。
そして、その翌日の、種目別、ってことです(^^)。

うん。航平君の歴史ですね(^^)。



2010年

団体・種目別結果こちら

内村、4種目で決勝進出!オリジナル新技出す!こちら

体操の全日本団体・種目別選手権第1日は3日、山口県スポーツ文化センターで種目別予選を行い、男子で世界選手権個人総合2連覇の内村航平(日体大)は床運動で15・800点、鉄棒は15・600点で1位となり、跳馬、平行棒と合わせ4種目で上位8人による決勝に進出した。

内村は貫禄の演技で4種目の決勝に進み「良かったり悪かったりだったけど、床運動は満足のいく演技だった」と振り返った。床運動は切れのある動きを見せ、跳馬は2回とも16点超えの跳躍。鉄棒、平行棒も着地を止め、会場をどよめかせた。5日の種目別決勝には秘策がある。「跳馬としか言わない」と本人は隠すが、関係者は「(新技の)伸身ユルチェンコ3回ひねりをやると聞いた」。いつか世界の舞台で「ウチムラ」として発表するオリジナル技を披露する時が近づいた。




『跳馬としか言わない。』

・・・って(^^)。隠してた、って、なんてキュートなんだ(*^-^*)。
関係者、ばらしちゃったけど(笑)。

内村3冠!!離れ業連発で16点台並べた こちら

日本男子のエース内村が、床運動に跳馬、鉄棒といずれも難度を上げた構成で、世界選手権でも優勝できる水準の16点台を並べた。跳馬では1回目に、国際舞台で発表すれば世界初の「ユルチェンコ3回ひねり」を決め、床運動では後方宙返り3回半ひねり、鉄棒では最高難度のG難度の離れ技「伸身コールマン」も決めた。それでも内村は「何も考えずに跳べるレベルにしたいし、新技よりも確実にできる方を選ぶので、個人総合では使わない」とさらりと言った。




出た!「ウチムラ」!!
この記事読むと、また「情熱大陸」が見たくなる人、いるんじゃないですか(笑)?
しかし、ゆかと跳馬と鉄棒で優勝した航平君の点数のすごいことと言ったら!
逆に平行棒が14.6ですが、なんでだろう、と思ってしまうほど(^^)。


そして、おまけの団体記事。

日体大 内村兄弟で37年ぶりアベックV こちら

立ち見客が出るほどの注目を集める中、内村は男子最終種目の鉄棒で、期待通りに着地を止めた。そして、先に女子で優勝を決めた妹の春日もいる日体大応援席へ、この日一番の大きなガッツポーズ。全6種目を演技し、種目が終わるごとにガッツポーズで仲間を鼓舞した主将は「団体で一番大事なのは演技内容じゃない。みんなでいいチームワークができたこと」と胸を張った。個人総合で2連覇を達成した世界選手権を上回る92・750点を稼ぎ出し、ホッとした表情だった。



航平君が団体にこだわる理由は、アテネの印象ももちろんだけど、この時の主将としての優勝経験も大きいんじゃないかな~って思います(^^)。

2011年

団体・種目別結果こちら


内村3種目トップ通過も「お客さんがいなくて…」 こちら

王者が貫禄を見せた。世界選手権で男子個人総合3連覇、床運動で金メダルを獲得した内村は床運動、あん馬、鉄棒の3種目全てでトップ通過。

「お客さんが入っていなくて、どうモチベーションを上げていいか分からなかった」と苦笑いを浮かべながらも、5日の団体へ手応え十分の演技を披露した。6日の種目別決勝の床運動では、演技価値点が7・2点という高難度の構成に挑戦。「集中してやれば大丈夫」と自信を見せていた。



内村“国内最高”魅せた!圧巻の出場全3種目V こちら

種目別の決勝が行われ、世界選手権個人総合3連覇の内村航平(22=コナミ)は床運動、あん馬、鉄棒の出場全種目で優勝した。床運動の演技価値点は国内最高難度、鉄棒でマークした16・750点は国内最高得点と圧巻の内容。最大目標のロンドン五輪へ、日本のエースが圧倒的な強さを発揮した。

個人総合3連覇を達成した世界選手権から3週間。まだ疲労が残る状態で、内村が床運動、あん馬、鉄棒の出場全3種目で優勝だ。「失敗なく着地まで意識できたので、凄く満足しています」と笑みを浮かべながら胸を張った。

 世界選手権でも優勝した床運動では、技の難度を示す演技価値点が7・2点(国際ルールで7・0点相当)。国内最高難度の構成で15歳の白井の挑戦を退けた。

 世界選手権で3位に入り「金メダルを狙える位置だと分かった」と自信を深めた鉄棒は驚異的なスコアをマークした。最高G難度のカッシーナ(鉄棒を越えながら後方伸身2回宙返り1回ひねりして懸垂する離れ技)など4度の離れ技を成功させ、着地も完璧に決めて国内最高得点の16・750点。国際ルールでは16・450点に相当し、同選手権を制した鄒凱(スウガイ)(中国)の16・441点を上回った。

 あん馬も含め全種目で圧倒的な強さを見せつけたが、内村の挑戦はまだ終わらない。「どこまでいけるか分からない。自分の限界に段階的に近づけているだけ」。12年ロンドン五輪に向けては「どの種目でも種目別のメダルを狙えるようにしたい」と、さらに難度の高い構成を描いている。進化を続ける王者に、死角は見当たらない




航平君はゆか・あん馬・鉄棒で優勝

しかも、またまたすごいハイスコア(@_@。

そして、ロンドン後の2012年は、怪我のため出場はなく、2013年、2014年は代表選考を兼ねた大会に形式が変わって、そちらの出場もしませんでした。

久しぶりの種目別エントリー。


この、ハイスコアの記録を読むと、ますます期待に胸高まりますね

さて、今年は、どんな歴史が生まれるんでしょうか