前記事の試合記録をじ~~っと眺めていたら、本当に今回の航平君の試合の強さがじわじわと伝わってきました。
今回のEの合計は、54.4。
昨年の世選の個人総合決勝のEの合計が、53.365でしたから、1点以上高いわけです。
中国に0.1で負けた時に、「だからと言ってすぐに、じゃあDを上げようという風にはなりたくない。やはり日本はEで勝負しないと」というようなことを言っていましたよね。
現実的に、点数を上げるには、Dを上げるのが一番目に見えわかりやすいので、Eを上げて中国に勝つってすごく難しいことだなって、その時思いました。
実際、航平君は、最終的な演技構成はまだわからないですので、Dは変わってくると思うのですが、しっかり、Eを上げてきました。
しかも、Dの合計は、昨年の世選の個人総合38.6より0.1低いですが、しっかりその中には『日本の武器』である「リ・シャオペン」の成功と、4つの離れ技の安定感という二つの昨年よりも進化した部分を見せつけながらなのです。
ベルギー世選で、「美しさこそ強さ」という見出しが躍り、昨年は「難しいことを美しく」をモットーにし、もう十分に美しさのアピールが出来ている航平君ですが、更に今年は一段と安定感が増しているような気がします。
今年に入ってから、大過失は一つもないですね。
目立った減点は、全日予選の跳馬の美しすぎるラインオーバー^^くらいで。
それすらも、わずか3週間で修正して、今回はしっかり真ん中の線をまたいでいました(^^)。
最後の鉄棒なんて、最近は鉄棒のEがとてつもなく厳しいような気がしてるのに、あの佑典君ですら8.5なのに、9.0ですもん
ご本人、「めっちゃ出た~~!」と素敵な笑顔
やっぱりコバチ入れた方がE上がるんじゃないですか(笑)?
って、まあ冗談ですけど(^^)。(いや半分本気)
その『日本の武器』である「リ・シャオペン」には、もう何とも痺れるエピソード付ですし
内村航平、大技『リ・シャオペン』に込めた思い
こちら
「跳馬は0・2、上げたいですね。0・2でもすごい大きいですから…。来年は『リ・シャオペン』、やりたいです」
昨年10月に中国・南寧で開催された体操世界選手権。日本は団体総合で中国にわずか0.1点差で敗れ、銀メダルに終わった。
その団体総合決勝があった日から4日後。最終日の種目別決勝に備えてのトレーニングを終えた内村航平を、体育館のゆかのマットに座って囲みながら、少人数で話を聞く時間があった。
「0・2」
内村が口にしたのは中国に勝つために足りなかった数字でもあった。昨年の世界選手権団体総合は、ホームタウンディシジョンがちらつく採点結果ではあったが、負けは負け。日本が銀メダルに終わったという厳然たる事実は覆しようもない。
ならば、もっと実力をつけるしかない。そのとき内村の脳裏に浮かんだのは、夏場の公開合宿では成功させておりながら、世界選手権には間に合わなかった『リ・シャオペン』という技だった。個人総合で前人未踏の5連覇を果たしたばかりのチャンピオンは、自らさらなる高難度技を身につけるという率先垂範で“打倒中国”を成し遂げてみせるという決意を示した。
「大学1年のときにやってみてから、僕の跳馬の終点は『リ・シャオペン』だと決めた。『ヨーツー』も、『リ・シャオペン』を跳ぶための練習だと思いながら取り組んできた。今、やり始めて8年、9年目。ようやく形になった」。チャンピオンは感慨深そうにそう言った。
この間、「リシャオペン選手本人の映像を100万回は見た」という。サラッと言うが、とてつもない回数だ。どうしたらうまく跳べるか、どういう跳び方が正解なのか、目を凝らし、ポイントを探りながらの100万回。これこそチャンピオンになる人間特有の底知れぬ探究心だろう。
こうして昨夏、内村は「今までは違う跳び方をしていたが、最近ひらめいて理解できた。手のつきかたが違った。体をひねる分、いかに早く(跳馬に)手をつくかが大事だった」と語った。試合で使うと決めたのは、技の本質を見抜いたと確信したからだった。
膨大な労力を割いて体得した『リ・シャオペン』。しかし、今の内村はそれを自分のものとは考えていない。「今日のような跳躍を続ければ間違いなく日本の武器になる」と言うのである。最初にこの技をやりたいと思ったころとは違う思い、違う責任感を王者は持っている。目指すところはあくまで団体での金メダル。努力はそのためにある。
「でもまだ、彼のような高さのある、余裕のある跳躍には届いていませんね。できれば本人にどうやってやるのか聞いてみたいと思っているんですけどね」
矢内さん(感涙)。
昨年の世選で、そんな話を聞いていたんですね。
そして、キングが試合で満足してその演技を実施した時に、その質問をして、そして、この記事を書こうと心に決めていたんでしょうか。
あの質問をしたのはもしかして矢内さんなのかな・・そんな気さえしてきました。
このWEB記事は、映像で言うと「情熱大陸」や、「栄光の架橋ふたたび」や、スポーツニュースで言うと2013年の全日予選後の「サタデースポーツ」とか(これは大好きすぎて外せない(笑))、そういうものに並ぶ、「内村航平」を語る上で大切な資料になる、素晴らしい記事ですね(*^-^*)。
お写真もとっても素敵ですし
スポーツコミュニケーションズ
こちら
佑典君の記事も、素敵ですね(^^)。
「苦手なあん馬、跳馬は、確実に成功させよう。平行棒、鉄棒は、失敗が許されないぞ。」
この、「失敗が許されない」という意識が、もう、航平君っぽいです(^^)。
チャレンジしていくという意識を、完全に脱して、背負ってますよね。
兄様とのハイタッチも、いい写真ですね(^^)。
そして、航平君については・・・
絶対王者は、この日も変わらず頂点に立った。内村はただひとり全6種目で15点以上をマークし、大会7連覇を達成。水鳥強化部長が「いつも通り。本当にすごい。ただただ圧倒された」と語るほど、その強さは異次元だった。
跳馬では全日本選手権の予選でも挑んだF難度のリ・シャオペンを決めた。2日前には「跳べなきゃいけない。最高の1本を出しておきたい」と意気込んでいた大技だ。着地で少し動いたものの、出来栄えを示すEスコアは9.350点をマーク。本人の感覚でも「全然違った。(跳馬に触れる時)ドスッと重い感じだったが、今日はサラッと触れたぐらい。いい具合に力を抜けていた」と自分のモノにしつつある。内村は「このままできるようになれば日本の武器になる」と胸を張った。
前人未到の世界選手権個人総合5連覇。内村は既に超人的な域に達しているとも言える。それでも究極の演技を求め、孤高の旅を続けている。それについて本人は「(究極かどうかは)自分で出せる答えじゃない。自分が突き詰めて、周りが評価するもの。答えがないから面白い。“とんでもないことをするな”と思われるように、これからも難度を上げていきたい」と、まだまだ上を見ている。視線の先はどこまでも高く、王座に安住するつもりはない。
監督さんの談話が少なすぎやしないかい?と思っていましたが、水鳥監督、ご登場です(^^)。
そういえば、試合のOAにも、登場されていましたね(^^)。
航平君、あなたはまた「内村航平という人は、私の期待を絶対に裏切らない。」という私の一番心の底にあるものを十分の満足させてくれて、そして、また沢山の胸キュンの矢を放ってくれました。
毎回、とんでもない人だと、思ってます

こうやって話しかけてるのかな(^^)。
メッセージ、ありがとうございます!
kuさん、試合観戦、お疲れ様でした!跳馬の時は、反対側にいたので、ポディウムで陰になって航平君の姿がほとんど見られませんでしたが、足踏みしながらストレッチポールを抱えるって、想像しただけで可愛すぎますが(^^)。萌え袖だったでしょうか(笑)。
ポディウムに駆け上がる航平くんは本当に素敵ですよね(^^)。
航平君はポディウムがとってもお似合いです。
そして、体操普及に一役買ってらっしゃいますよね!お友達が航平君の演技を生で見たら、しかも、アジア大会という国際大会で、国際仕様のキングオーラに触れたりしたら、もうそれは落ちること間違いないです。
来年は五輪ですしね。
体操ファンが増えれば、航平君は喜びますね(^^)。

今回のEの合計は、54.4。
昨年の世選の個人総合決勝のEの合計が、53.365でしたから、1点以上高いわけです。
中国に0.1で負けた時に、「だからと言ってすぐに、じゃあDを上げようという風にはなりたくない。やはり日本はEで勝負しないと」というようなことを言っていましたよね。
現実的に、点数を上げるには、Dを上げるのが一番目に見えわかりやすいので、Eを上げて中国に勝つってすごく難しいことだなって、その時思いました。
実際、航平君は、最終的な演技構成はまだわからないですので、Dは変わってくると思うのですが、しっかり、Eを上げてきました。
しかも、Dの合計は、昨年の世選の個人総合38.6より0.1低いですが、しっかりその中には『日本の武器』である「リ・シャオペン」の成功と、4つの離れ技の安定感という二つの昨年よりも進化した部分を見せつけながらなのです。
ベルギー世選で、「美しさこそ強さ」という見出しが躍り、昨年は「難しいことを美しく」をモットーにし、もう十分に美しさのアピールが出来ている航平君ですが、更に今年は一段と安定感が増しているような気がします。
今年に入ってから、大過失は一つもないですね。
目立った減点は、全日予選の跳馬の美しすぎるラインオーバー^^くらいで。
それすらも、わずか3週間で修正して、今回はしっかり真ん中の線をまたいでいました(^^)。
最後の鉄棒なんて、最近は鉄棒のEがとてつもなく厳しいような気がしてるのに、あの佑典君ですら8.5なのに、9.0ですもん

ご本人、「めっちゃ出た~~!」と素敵な笑顔

やっぱりコバチ入れた方がE上がるんじゃないですか(笑)?
って、まあ冗談ですけど(^^)。(いや半分本気)
その『日本の武器』である「リ・シャオペン」には、もう何とも痺れるエピソード付ですし



「跳馬は0・2、上げたいですね。0・2でもすごい大きいですから…。来年は『リ・シャオペン』、やりたいです」
昨年10月に中国・南寧で開催された体操世界選手権。日本は団体総合で中国にわずか0.1点差で敗れ、銀メダルに終わった。
その団体総合決勝があった日から4日後。最終日の種目別決勝に備えてのトレーニングを終えた内村航平を、体育館のゆかのマットに座って囲みながら、少人数で話を聞く時間があった。
「0・2」
内村が口にしたのは中国に勝つために足りなかった数字でもあった。昨年の世界選手権団体総合は、ホームタウンディシジョンがちらつく採点結果ではあったが、負けは負け。日本が銀メダルに終わったという厳然たる事実は覆しようもない。
ならば、もっと実力をつけるしかない。そのとき内村の脳裏に浮かんだのは、夏場の公開合宿では成功させておりながら、世界選手権には間に合わなかった『リ・シャオペン』という技だった。個人総合で前人未踏の5連覇を果たしたばかりのチャンピオンは、自らさらなる高難度技を身につけるという率先垂範で“打倒中国”を成し遂げてみせるという決意を示した。
「大学1年のときにやってみてから、僕の跳馬の終点は『リ・シャオペン』だと決めた。『ヨーツー』も、『リ・シャオペン』を跳ぶための練習だと思いながら取り組んできた。今、やり始めて8年、9年目。ようやく形になった」。チャンピオンは感慨深そうにそう言った。
この間、「リシャオペン選手本人の映像を100万回は見た」という。サラッと言うが、とてつもない回数だ。どうしたらうまく跳べるか、どういう跳び方が正解なのか、目を凝らし、ポイントを探りながらの100万回。これこそチャンピオンになる人間特有の底知れぬ探究心だろう。
こうして昨夏、内村は「今までは違う跳び方をしていたが、最近ひらめいて理解できた。手のつきかたが違った。体をひねる分、いかに早く(跳馬に)手をつくかが大事だった」と語った。試合で使うと決めたのは、技の本質を見抜いたと確信したからだった。
膨大な労力を割いて体得した『リ・シャオペン』。しかし、今の内村はそれを自分のものとは考えていない。「今日のような跳躍を続ければ間違いなく日本の武器になる」と言うのである。最初にこの技をやりたいと思ったころとは違う思い、違う責任感を王者は持っている。目指すところはあくまで団体での金メダル。努力はそのためにある。
「でもまだ、彼のような高さのある、余裕のある跳躍には届いていませんね。できれば本人にどうやってやるのか聞いてみたいと思っているんですけどね」
矢内さん(感涙)。
昨年の世選で、そんな話を聞いていたんですね。
そして、キングが試合で満足してその演技を実施した時に、その質問をして、そして、この記事を書こうと心に決めていたんでしょうか。
あの質問をしたのはもしかして矢内さんなのかな・・そんな気さえしてきました。
このWEB記事は、映像で言うと「情熱大陸」や、「栄光の架橋ふたたび」や、スポーツニュースで言うと2013年の全日予選後の「サタデースポーツ」とか(これは大好きすぎて外せない(笑))、そういうものに並ぶ、「内村航平」を語る上で大切な資料になる、素晴らしい記事ですね(*^-^*)。
お写真もとっても素敵ですし



佑典君の記事も、素敵ですね(^^)。
「苦手なあん馬、跳馬は、確実に成功させよう。平行棒、鉄棒は、失敗が許されないぞ。」
この、「失敗が許されない」という意識が、もう、航平君っぽいです(^^)。
チャレンジしていくという意識を、完全に脱して、背負ってますよね。
兄様とのハイタッチも、いい写真ですね(^^)。
そして、航平君については・・・
絶対王者は、この日も変わらず頂点に立った。内村はただひとり全6種目で15点以上をマークし、大会7連覇を達成。水鳥強化部長が「いつも通り。本当にすごい。ただただ圧倒された」と語るほど、その強さは異次元だった。
跳馬では全日本選手権の予選でも挑んだF難度のリ・シャオペンを決めた。2日前には「跳べなきゃいけない。最高の1本を出しておきたい」と意気込んでいた大技だ。着地で少し動いたものの、出来栄えを示すEスコアは9.350点をマーク。本人の感覚でも「全然違った。(跳馬に触れる時)ドスッと重い感じだったが、今日はサラッと触れたぐらい。いい具合に力を抜けていた」と自分のモノにしつつある。内村は「このままできるようになれば日本の武器になる」と胸を張った。
前人未到の世界選手権個人総合5連覇。内村は既に超人的な域に達しているとも言える。それでも究極の演技を求め、孤高の旅を続けている。それについて本人は「(究極かどうかは)自分で出せる答えじゃない。自分が突き詰めて、周りが評価するもの。答えがないから面白い。“とんでもないことをするな”と思われるように、これからも難度を上げていきたい」と、まだまだ上を見ている。視線の先はどこまでも高く、王座に安住するつもりはない。
監督さんの談話が少なすぎやしないかい?と思っていましたが、水鳥監督、ご登場です(^^)。
そういえば、試合のOAにも、登場されていましたね(^^)。
航平君、あなたはまた「内村航平という人は、私の期待を絶対に裏切らない。」という私の一番心の底にあるものを十分の満足させてくれて、そして、また沢山の胸キュンの矢を放ってくれました。
毎回、とんでもない人だと、思ってます


こうやって話しかけてるのかな(^^)。


ポディウムに駆け上がる航平くんは本当に素敵ですよね(^^)。
航平君はポディウムがとってもお似合いです。
そして、体操普及に一役買ってらっしゃいますよね!お友達が航平君の演技を生で見たら、しかも、アジア大会という国際大会で、国際仕様のキングオーラに触れたりしたら、もうそれは落ちること間違いないです。
来年は五輪ですしね。
体操ファンが増えれば、航平君は喜びますね(^^)。