ばぶちの仕事しながら司法試験を突破し弁護士になりました

仕事をしながら司法試験に合格したばぶち(babuchi)の試験勉強記録+その後です。

導入修習

2014年12月25日 11時04分49秒 | 司法修習
導入修習が終わり、ようやくゆったり勉強を始められます。


来年の方のために導入修習の流れを書いておきます。

12月2日(火)ガイダンスと最初の授業はA班は民事、B班は刑事で、それぞれ教官の自己紹介

12月3日(水)A班は刑事、B班は民事で、それぞれ教官の自己紹介。饒舌な教官もいらっしゃれば、あまり話したがらない教官もいたりして、様々なタイプの方がいらっしゃいます。
B班は昼食会という名の自己紹介タイム。昼休みに弁当を買いに行くのではなく、昼休み開始後すぐに自己紹介が始まるため、昼休みまでに弁当を用意しておく必要があります。
60名以上いるので、半分の方の自己紹介。


ちなみにお弁当は西館1階~4階にお弁当屋さんが来ていて買えます。確認できた限り、1階のお弁当が一番味が良かったような。
食堂もやっているそうですが、行ったことがありません。

近くにコンビニもあるので、そこで調達する方もちらほらいました。

飲み物は各階に自販機があり、各階に売っているものが少しずつ違います。



12月4日(木)、5日(金)は終日即日起案。各3時間ずつ。

12月8日(月)は午前は授業、午後は即日起案

12月9日(火)~12月12日(金)はA班が民事ウィーク、B班が刑事ウィークでした。
12月10日(水)、12日(金)はA班の自己紹介タイム。

A班は自己紹介の前半と後半がすぐなので、全体の自己紹介という感じになります。
しかし、B班は、12月3日(水)と18日(木)という離れているため、前半の分は忘れているという自己紹介に…。

また、民事ウィークは予習が大変なためA班は相当きつく、翌週は刑事ウィークであるため比較的楽に過ごせ、B班は刑事ウィークが先に来るため、後から大変な民事ウィークになります。

この間、即日起案、事前課題の解説を全て行っていただきました。

さらに、民事では+αの知識やDVDによる講義及び検討会、刑事では刑事系(刑弁、検察、刑裁)の教官が集まって共同で演習を行う授業など、盛りだくさんの内容でした。

グループで討議して40分ほどでレジュメを提出してまとめて発表したり、刑裁、刑弁、検察の3教官合同でそれぞれの立場からの主張を検討して発表したり、模擬接見を行ったり、民裁、民弁教官合同でグループ討論に基づく発表を行ったり、契約内容に対してダメな項目をチェックして代案を検討したりと、3週間ほどなのにかなり濃い内容でこんなにありがたい講義が聞けるんだと、毎日がwktkでした。おそらく、集合修習の先取りだと思われるような内容で、勉強になるどころではなく、実務家としての養成を本気で行っていただいている内容だと思います。



導入修習は今年から始まったため、準備不足や詰め込み過ぎといった講義もありましたが、予備試験しか経験をしていない私には、非常に新鮮で、魅力的で、充実していて、勉強になりました。
即日起案は書いたことも無かったため、形式が分からず、後の解説では不要、厳禁といったことに触れてしまっていたりと、さんざんな結果でした。まぁ、ロースクールで習っていることを前提としている内容もあったりしたため、無理だと思います。これから学んでいきます!


たくさんの準備があって大変だったと思いますが、事務局の方、教官の方々には色々お世話になりました。
これからもたくさんお世話になります!