庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

外来種の八哥鳥と画眉鳥

2018-05-29 08:45:38 | 日記・エッセイ・コラム

八哥鳥(ハッカチョウ)と画眉鳥(ガビチョウ)は、どちらも中国や
東南アジアなどからやってきた外来種です。

横浜のこの辺りでも、数年前から姿を見かけるようになり、最近
では繁殖して徐々に数が増えているようです。

隣の森に飛んできて桑の実をついばむ八哥鳥(ハッカチョウ)。

 

ハッカチョウは、ムクドリ大で全身の色は黒だが翼に大きな
白い斑点があり、飛ぶとよく目立つ、頭部の前方に突き出し
た冠羽があり、識別はしやすい。

鳴き声は、澄んだ声でさまざまな音をだし、ものまねもする。

八哥鳥の名前の由来は、滑空する時に見られる羽根の白斑が
8の字に見えることから「八」、また、鳴き声が美しいから歌う
意味の
「哥」で八哥鳥なのだそう。

 

こちらはキイチゴの木に来た画眉鳥(ガビチョウ)。

ガビチョウは全体が茶褐色で、目の周りにまるで歌舞伎役者の
ような、白い隈取りが入はいっているのが特徴。

色んな鳥のさえずりを鳴きマネして、きれいな声で鳴くのだが・・・
鳴声が大きくて、長時間鳴き続けるのでうるさい?のが玉にキズ。

ガビチョウは日本の侵略的外来種ワースト100選定種にもなって
いて、悪者扱いされているのでチョッと可哀想な気もする。。

 


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2 コメント

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外来種 (庭先の四季)
2018-05-30 08:56:11
三毛子さん、こんにちは。
この2種類の鳥は、10年くらい前までは見かけることが無かったのですが・・・
もともとペットとして飼われていたが、逃げ出したか捨てられて繁殖したもの。
外来種に責任があるわけではなく、結局、人間側の責任なんだと思います。
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在来種 (三毛子)
2018-05-29 16:52:26
こんにちは。

最近、野鳥も魚も、植物も
外来種が増えて来て
在来種のそれらを脅かしている、
というような報道を見聞きすると、
外来種を目の敵にしそうになるのですが、
結局、そのことを招いたのは人間なんですよね。

「本来、あるべき場所」のものたちが
連れて来られて、無責任に放置された、
というものばかりではないでしょうが、
一番困るのが、ペットとして飼っていたものを
飽きたからと言って野山に捨ててしまうことだと思いますが。

上の2種類の鳥さんたち、
名前は聞いたことありましたが、
こんなに間近でハッキリ拝見できて
貴重なお写真、ありがとうございました。
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