庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

熱帯夜~朝が来ても朝顔が開花しない!?

2021-08-27 09:48:35 | 日記・エッセイ・コラム

この所また猛暑が復活して、昨夜も寝苦しい熱帯夜だったが・・

朝の庭先に出て見るとアレッ!、開花には充分な大きさに育って
いるにもかかわらず、朝になってもつぼみのままでまだ開花して
いないつぼみがいっぱいある。

熱帯夜だと朝になっても朝顔が開花しないって説は、やっぱり
本当!なんですね。

 

朝が来たのにこれらの朝顔はなんで開花しないのだろう??
と不思議に思って理由を調べてみると、アサガオの開花には
一定の温度と光の条件が必要なのだと分かった。

アサガオの開花は基本的に生物時計に支配され、一定時刻に開花
するよう制御されており光のオン-オフで時計がリセットされ、
暗くなってから8~10時間目に開花するらしい

つまり、通常であれば今頃は夜の7時から8時には暗くなるので、
翌朝3時~4時には開花していることになるのだが・・

しかし、温度が25℃以上の熱帯夜では温度が高くなるほど開花は遅れ、
夜明けの気温が高い日は開花時刻が遅いということらしい。

そう言えばこのところ連日25度以上の熱帯夜で、今朝は朝になっても
30℃近くと気温が高かったので、アサガオのつぼみは朝が来ても開花
しきれなかったものと思われる。。

朝になっても咲かない朝顔に来た ニイニイゼミ。

作家、五木寛之の著書『生きるヒント』の中で、開花に必要である
温度と光条件を説明するにあたり五木さんは、

”美しい花を咲かせるには、夜の暗さと冷たさが必要なのだ”

と述べています。

逆境に生きる人たちに対する、生きるヒントとしての比喩ですが・・

人に勇気を与えるエピソードとして紹介されています。。

数日前に撮った夜の暗さと冷たさを体験して綺麗に咲いた朝顔。

それにしても・・ 

お盆の頃のあの涼しさを体験した後の、この猛暑の復活は体にキツイ!

寝苦しい熱帯夜からは一日も早く開放されたいものですネ!。(@_@)


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