庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

オベリスク姿勢で止まるマユタテアカネ

2018-09-30 10:23:58 | 日記・エッセイ・コラム

先日の秋の里山散策で、スマートで小さな赤トンボに出遭った。

この赤トンボは、ヒメアカネかマユタテアカネかどっち?

写真にとって帰ってから図鑑等で調べてみると、顔に2つの黒い
眉斑があるので、マユタテアカネだと確認できた。 

マユタテアカネのもう一つの特徴は、尻尾の先が
反り返っていること。

翅が秋の陽を受けて輝いています。

杭に止まったマユタテアカネが、徐々に尻尾を立て始めました。

この尻尾を立てる行動を、腹部挙上姿勢-オベリスク姿勢と言うそうです。

ところで、トンボが尻尾を立ててオベリスク姿勢で止まるのは何故?

それは、暑い日差しを受けるとき腹部を挙げて、体に直射日光が
当たる面積を少なくするための行動なのだそうです。
 

マユタテアカネと言うより、尻立てアカネ?(笑)

 

トンボの複眼は、横方向に動くと敏感に反応して逃げるが・・

直進しながらソッと近づくものには割りと鈍感?なので、
姿勢を低くして直進方向に、ゆっくりと近づくと近づけます。

もっと近づいてトンボの写真を撮りたいときはやってみてネ!

葉っぱに止まるマユタテアカネ。

 


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