庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

夏空に湧き上がる積乱雲

2019-08-15 09:53:58 | 日記・エッセイ・コラム

夏の空を代表する雲と言えば・・

青い空にモクモクと湧き上がる真っ白な積乱雲。。

これは夏の強い日差しによって熱せられた地表近くの空気が、激しい
上昇気流となって雲を押し上げたもので、高さは10~15キロメートル
にもなるそうです。

積乱雲は多くの場合地上と上空の温度差が大きくなる夏場に見られるが、
雲が連なって山のように見える場合を「雲の峰」といい、人のように見える
ものを「入道雲」と言います。

 

入道雲は観ていると、その形を刻々と変化させていき、いずれも威風堂々と
していて、いかにも夏の勢いを感じるとともに・・

湧き上がる夏の積乱雲。

自然への畏敬の念と感嘆の思いが湧いてきます。。 

 ♪ 雲は湧き 光あふれて 天たかく 純白の玉 今日ぞ飛ぶ

   若人よ いざ まなじりは歓呼にこたえ  いさぎよし

   ほほえむ希望  ああ栄冠は君に輝く...

全国高校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」の一節ですが・・

今年も甲子園球場で湧き上がる夏雲の下、高校球児たちが熱戦を
繰り広げている・・

この歌を聴くと・・

少年時代に過ごした故郷に広がる田園風景の向こうの夏空に・・

モクモクと湧き上がっていた入道雲を懐かしく思い浮かべてしまう。。


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