庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

水無月~色付く庭の紫陽花

2018-06-01 08:03:58 | 日記・エッセイ・コラム

早いもので今日からもう六月、水無月(みなづき)ですね。

ところで六月といえば梅雨入で、雨の季節なのになぜ水無月
(みなづき)と云うのか?と、ずっと疑問に思っていましたが・・・

旧暦の六月1日は新暦で言えば、今年は7月13日にあたります。

そろそろ梅雨も明ける頃で、連日猛暑や日照が続き、深山の水ま
でが枯れ尽くすことから、水無月と言われたそうです。

何となく納得です!。

他にも、田植えも終わり農作業が一段落したことから「皆し尽くし」、
水を田に注ぐ月の意から、「水張り月」「水月(みなづき」が転訛し
たとも言われています。

水無月の庭先で、紅く色づいてきた紫陽花クレナイ。


こちらも赤い紫陽花、品名?


青色のガクアジサイ。

 

これは上の青色と同じ品種だけど・・ 
植場所を変えたら赤くなちゃった!

アジサイの花は、植えられた土地や地質によって色を変えることで知ら
れています・・・ 

それ故、昔の俗謡にも「迷うあじさい七色変わる、色が定まりゃ花が散る」
と謡われています。

庭先で咲くアジサイの花を観ながら、そんな謡が脳裏に想い浮かぶ時、
道に迷ってばかりだった青春の日々を、ふと思い出してしまいます。。 

人もまた、生まれ育った土地や環境によって、影響を受けてしまいがちですが・・

「蒔かれたところで咲きなさい」 という言葉のように・・
周りや環境のせいにせず、植物のように与えられた環境のもとで、
精一杯きれいな花を咲かせたいものですね! 

白い紫陽花、もう少しするとほんのり紅く色付く。



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