庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

”麦秋至る”

2018-05-31 08:23:58 | 日記・エッセイ・コラム

二十四節気七十二候、小満の末候(5/31~6/4)は、
麦秋至る”です。

麦は、冬に種を蒔いて年を越し、周りが新緑に包まれ
る初夏のこの頃から収穫期を迎えます。

この時季を「麦秋(ばくしゅう・むぎあき)」といいます。

里山散歩の途中で見かけた麦畑の風景。

麦畑が、実りの秋を思わせるような黄金色に染まり・・
麦の穂が薫風に揺れる風景は独特の風情があります。

小麦色に熟した麦の穂の上を渡る風は「麦の秋風」や
「麦嵐」、風にそよぐ穂は「麦の波」 などと言いますが、
いずれも風情のある言葉ですね!

最近は、麦を作る農家も少なくなり、めったに見られ
ない光景になってしまい少し寂しい気がします。。

太陽の香りがするような素朴で懐かしい風景です。

清々しい五月も今日で終わり・・

明日からは六月、もうすぐ梅雨の季節ですね~。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 夏に向かって向日葵咲く | トップ | 水無月~色付く庭の紫陽花 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記・エッセイ・コラム」カテゴリの最新記事