早いもので今日からもう六月、水無月(みなづき)ですね。
ところで六月といえば梅雨入で、雨の季節なのになぜ水無月
(みなづき)と云うのか?と、ずっと疑問に思っていましたが・・・
旧暦の六月1日は新暦で言えば、今年は7月13日にあたります。
そろそろ梅雨も明ける頃で、連日猛暑や日照が続き、深山の水ま
でが枯れ尽くすことから、水無月と言われたそうです。
何となく納得です!。
他にも、田植えも終わり農作業が一段落したことから「皆し尽くし」、
水を田に注ぐ月の意から、「水張り月」「水月(みなづき」が転訛し
たとも言われています。
水無月の庭先で、紅く色づいてきた紫陽花クレナイ。
こちらも赤い紫陽花、品名?
青色のガクアジサイ。
これは上の青色と同じ品種だけど・・
植場所を変えたら赤くなちゃった!
アジサイの花は、植えられた土地や地質によって色を変えることで知ら
れています・・・
それ故、昔の俗謡にも「迷うあじさい七色変わる、色が定まりゃ花が散る」
と謡われています。
庭先で咲くアジサイの花を観ながら、そんな謡が脳裏に想い浮かぶ時、
道に迷ってばかりだった青春の日々を、ふと思い出してしまいます。。
人もまた、生まれ育った土地や環境によって、影響を受けてしまいがちですが・・
「蒔かれたところで咲きなさい」 という言葉のように・・
周りや環境のせいにせず、植物のように与えられた環境のもとで、
精一杯きれいな花を咲かせたいものですね!
白い紫陽花、もう少しするとほんのり紅く色付く。