庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

清潔過ぎは病気?

2015-05-28 16:17:48 | 日記・エッセイ・コラム
私の好きな作家の五木寛之は、髪を洗わない事で有名?で、健康に関するエッセイ本
も数多く書いていますが、その中で新人作家の頃は年に二回ほど、年をとるとともに
春夏秋冬の四回洗うようになり、最近でも二ヶ月に一回くらいしか洗わないと書いて
います。。

五木さんが髪を洗わなくなったのは、若い頃に海外を歩き回った時の見聞によるそう
で、当時のインドや東南アジア、モンゴルの遊牧民やネパールの山岳民など、一生の
間に髪を洗わない人が大勢いたそうです。

しかし、彼らの髪は実にたくましく、ハゲ頭の人はほとんどいなかったそうです。。
確かに、インディアンにはハゲの人はいないという話は聞いたことがある。

今の若い人に、髪が薄い人が多いのはコマーシャルに乗せられて、洗髪やケアのやり
過ぎで皮脂が無くなっているせい?かもしれません。

五木さんは、そのような経験と直感にもとづいて、髪を洗いすぎるのは良くないと言って
います、清潔のしすぎも自然から見ると不自然で、人間は本来自然の中で色んな菌類と
共存、共生しながら暮らしています。

体の皮膚や体内には何十種類もの常在菌や、無数の微生物と共生しながら人は生きてい
ます。

もちろん、不潔にしずぎは良くありませんが・・・あまり清潔にしすぎるのも体が本来
持っている病気に対する抵抗力や免疫力が、落ちて弱くなってしまいます。。

何事もほどほどに、「ちょうど良い加減」が一番良い!

ちなみに、ズボラ?な私は五木さんほどではありませんが、洗髪は週に一回程度です。

セリバヒエンソウの花。葉が芹(せり)の葉のように細かく切れ込んでおり、燕(つばめ)
が飛んでるような形の花であるところから名付けられた。


ドクダミの花。4枚の花弁のように見える部分はじつは本当の花弁ではありません、
これは総苞片(そうほうへん)と呼ばれる器官です、そして中心部の黄色い部分が
たくさんの花の集合体です。。


めずらしい?通常は4枚の総苞片が5枚あるドクダミの花。



コメント
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