庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

二十四節気で一番認知度が低い?「小満」

2015-05-21 18:15:50 | 日記・エッセイ・コラム
今日五月二十一日は、二十四節気の「小満」です、小満の意味は少し抽象的で
ピンとこないためか、昨日の夜の気象ニュースでも二十四節気の中でも認知度
が低いとの事で、ワースト1に上げられていました。。

小満とは、いのちがしだいに満ち満ちていくころのこと、草木も花々も、鳥も
虫も、人も獣も日のひかりを浴びて輝く季節です。。

小満本来の意味は、「秋に蒔いた麦の穂が付き、”少し満足する”」という意味
ですが、中国と違い稲作中心の日本では今一つピンとこない言葉なのかも?知れ
ませんね。

ちょうどこの時期にあたる、旧暦の四月は蚕の餌である桑の葉を摘む頃で、木の
葉採り月という別名があります、養蚕は日本で戦前まで盛んで、たくさんの桑畑
が広がっていたそうですが、今ではほとんど見られなくなってしまいました。

私が小学生だった頃は、所々にまだ桑畑が残っていて、桑の実が実る頃は学校の
帰りによその桑畑に寄って、桑の実をおやつがわりに食べるのが楽しみだった。。 

でも、桑の実を食べると歯や口の周りが紫色に染まってしまうので、食べたのが
すぐにバレてしまうのが問題だった。。

鮮やかな色彩のハンミョウ。


イトトンボ?
コメント
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