山に登って、星を見る

山登りは、やっぱりきつい
でも、また登ってしまう
星空観察は、夜更かししてしまい寝不足になりがち

アイソン彗星、系外銀河を通る

2013-10-29 22:24:51 | 天体
データ 10月27日午前4時8分から総露出33分 500mmF2.8

アイソン彗星は
現在しし座を東に向かって移動中
おとめ座やしし座にはたくさんの系外銀河があり
時々有名な銀河団の近くを通過するのである

10月27日は
M95,M96,M105のそばを通り過ぎた
データ 180mmF2.5 キャノンEOSKissDN ISO200 露出2分を5コマ合成

これでは分かりにくいのでトリミングする

右下にあるのがアイソン彗星
イメージ上に5つの系外銀河が写っている

少し離れているが
広い宇宙、これだけ接近するのは珍しい

下の写真は
私が過去に500mmで十分に時間をかけて
M95,M96,M105を撮ったもの
おそらく1時間以上は露出している
もしこのように長時間かけて撮影すると、もちろん
アイソン彗星動いてしまう

ついに捕らえたエンケ彗星のイオンテール

2013-10-28 20:18:30 | 天体
データ 10月27日午前4時47分 L画像21分 RGB画像各3分 500mmF2.8

非常に淡い

この写真は淡いテールが分かるように
明るめの仕上がりになるよう処理した

最近ではレモン彗星が活発なイオンテールを見せてくれた

エンケ彗星は現在太陽に接近中
もう少しはっきりとした尾になる可能性はあるが…

すごい勢いで
朝方東の空、低空へ突き進んでいる
撮影条件は悪なる一方だ

ぎりぎり狙えるところまで頑張りたい
5度X3度のノートリミング画像


250倍の明るさに、リニア彗星

2013-10-28 19:51:18 | 天体
データ 10月27日 午前5時24分から 露出1分を13コマ加算合成 500mmF2.8

本来14等級でしかも朝に東の空に超低空
見えるはずなく、まだ誰も注目しない彗星であるはず
それが10月20日ころ?8等級になった
6等級の大増光である
いっきに250倍の明るさになったのだ

原因は不明
かつて似たような大増光が
過去にもあった
2007年のホームズ彗星の大増光である

このときは実に9等級の増光
40万倍かな?
そのときの私の記録がここにある
http://www.geocities.co.jp/NatureLand-Sky/8405/holmes/index.html
今回のリニア彗星は規模は小さいものの
ミニホームズ彗星のような
形がそっくりである
データ 2007年10月27日 2000mmF10 キャノンEOSKissDNデータ 2007年11月2日 500mmF2.8 冷却CCDカメラST-L11000M
これがそのホームズ彗星だ
コマの部分は白くとんでしまっているところ
その周りシアンブルーのハロー
さらに4本放射状に広がったイオンテール

あの時は実にきれいな写真が撮れた
懐かしい

今回は上のような写真撮れるかな?
おそらく超低空であるため、無理であろう
残念だ

サラブレッド

2013-10-28 08:17:29 | 日記
朝の行きがけに
ごく稀に見かける
いつもは左にある馬小屋に入っている(と思う)写真を撮っていると
こちらを横目で見て警戒している
馬は真横方向もはっきり見えそうだ
後ろ方向はさすがに見えない

今朝は冷え込んだ
最低気温が4.9℃であった
放射冷却で気温が寒くなり、しかも盆地特有の朝霧だ

昨日の夕方は澄みきっていたのだが…鹿児島まで娘を送りに行った
車が汚れていたのできれいに洗っていたら
周りが急に赤くなった

10月27日のラブジョイ彗星

2013-10-27 22:46:21 | 天体
上の写真は
180mm望遠鏡のトリミングなしの画像である
中央に明るい星があるが、これは彗星ではない
こいぬ座の1等星プロキオンである

この、中央部分をトリミングしてなると
左に青い彗星が見えてくる
これがラブジョイ彗星である
9月の初めころ、オリオン座にいた
それが1か月以上のかけて
天の川を通り抜けたのだ
データ 10月27日 午前3時58分 露出2分を6コマ合成 キャノンEOS KISS DN ISO200 タムロン180mmF2.5
すぐ近くに下弦の月明かりがあったが、満月に比べたらかなり暗い
望遠レンズでも簡単に写ってくれた

下の写真は、500mmの写真鏡で撮ったもの
焦点距離が長いし、冷却カメラで撮影したので
普通のデジタル一眼レフよりはさすがに良く写る
データ 10月27日 午前3時32分 L画像3分を7コマ合成 RGB画像各3分 冷却CCDカメラ SBIG ST-L110000M