3月16日で「ラブロ片町」が閉店、新しいビルに立て替えるそうです。
この不景気な経済状況の下、商店街のみなさんは、新幹線だろうがなんだろうが、少しでもお客さんの増加につながりそうなことには、藁をもつかむ思いで期待してたいという気持ちはよくわかります。でも東京や長野から金沢にやってくる観光客が、片町に行きたいと思うかと問われれば、答えは「・・・・」だろうね。
ビルの林立する繁華街であっても、金沢らしい店と商品とサービスがあれば話は別だろうけどね。要は、建物ではなく、「内容・コンテンツ次第」だと思うよ。
というのは、京都に行く観光客も、別に神社仏閣だけを見て帰って来る訳ではなく、河原町のビルの繁華街にも繰り出していると思う。で、そこには「京風な土産もの」でななく、京都ならではの「本物」を売っているからこそ、足を向けるんだと思う。
この片町も 是非そうなってほしいと願う。なんてたって 今日から消費税8%だからね。
ところで、「ラブロ片町」、20年まには「えー あのー あそこあそこ 昔、大和のあったところ・・・」と言って「ラブロのこと?」と若者に聞き返されてたけど、そのうち「えー あのー あそこあそこ 昔、ラブロのあったところ・・・」と昔の若者が言って、今の若者が「ラブロって何?」と聞き返されるようになるんだろうね。
まあ時代はめぐります・・。