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W坂にくると 思い出が 手を振る



 犀川に架かる桜橋を渡ると、寺町台の崖が目の前に迫ってくる。見上げるとつづら折りとなった階段道が、上まで伸びている。それが「W坂(ダブル坂)」。 途中まで登ったとところで振り返ると、桜橋の道路と犀川の流れが、樹々の枝葉の隙間から涼しげによく見みえる




更に少し登ると、井上靖の『北の海』のW坂を著した部分の碑がある。井上自身が旧制四高の卒業生であることはよく知られたところ。




 登りきると右手に民家がある。今は一般の方の住宅になっているが、小生の学生時代は、『蕊(しべ)』という名の喫茶店だった。もちろん窓からの見晴らしは最高だった。



 その家の角を右に曲がると整備された小公園になっていて 展望台になっている。金沢市中心部がよく見える。


片町方面


本多町方面


市役所方面かな



 学生に時、桜橋近くに下宿していたらか、このW坂には、よく来た。ここにくると40数年前の思い出たちが、遠くから手を振る。 


 さて、そろそろ寺町通りに抜けよう。通りに出た右手が、コンパ寺であった『本因寺』です。



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