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現役一流選手の “直言” @ 筒香嘉智 『空に向かってかっとばせ』 



 横浜DeNAベイスターズの4番というより、オールジャパンの4番である筒香嘉智の、自らの生い立ちや 出会った野球指導者たちのぶつかり合いから、子どもたちの未来のために、「大人たち」は何をすべきなのかについて「直言」した本です。

 現役の選手が、ある意味球界のタブーを破って発言することは珍しいですが、そこは筒香だからできたとも言えますね。少年野球、高校野球、プロ野球にはびこる「勝利第一主義」「パワハラ」「暴力」を自らの体験も含めて、告発し、どうしたらなくすることができるのかを、語っています。そしてそれはすべて「未来のアスリートたちのため」です。


ところで、球児のケガ防止と言えば、今夏の甲子園の岩手県予選での佐々木投手の一件が思い起こされます。「これでつぶれる様なら プロに行ってもつぶれる」と公言して憚らない高校野球の現役監督もいましたね。このブログで、その一件の是非を論じるつもりはありません。

でも、佐々木投手に代わって、花巻東との決勝戦のマウンドにたった同じ3年生ピッチャーの、せめて名前だけでも言える人が、今回の件について語る資格がある と思います。
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