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今更、堀辰雄を読むなんて、こっ恥ずかしいですが

 

 その横浜に向かう電車の中で、堀辰雄の『大和路・信濃路』(新潮文庫)を読みました。今更と言うか、今時と言うか、堀辰雄を読むなんてこっ恥ずかしいですが、でもまあ、いいものはいいです!よね。

 

 もとはと言えば、今春、富山市の高志の国文学館でしていた「堀辰雄展」を見たのがきっかけでした(これです)。彼の本は全く持っていなかったので、BOOK-OFFで330円で買い求めた次第。

 

 それに、堀辰雄と言ったら、なんといっても「軽井沢」ですよね。この猛暑の時期に読むのは、避暑地のイメージ炸裂な本がうってつけです。

 

 堀自身は、昭和前期のひ弱な浪漫主義的な文学青年って感じですが、戦争を経て、戦後日本の激動の中でどのような作品を世に出したか、見てみたかったと思います。実際には健康問題もあり、戦後はほとんど書けなかったようですね。残念。

 

 

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