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此花界隈その2 ~~ 魚好きにはたまらない 地下の名店 「七福」


  此花というのは、駅前の都ホテルの裏あたりのエリアです。此花商店街という昭和の香り漂ういい感じの通りも 今だ健在です。さて、今回は、その此花にある「七福」にさんに伺いました。場所は都ホテルの2本目の裏路地です。場末な感じの飲食店数軒が地下通路?に密集しています。路地からいきなり階段を下りて行き、不思議の国の地下ワンダーランドへ!!って感じになります。


↑格安ビシネスホテルきばやしさんの隣です


↑この地下階段をフリの客が一人で降りるのは勇気いるね

 6時の開店直後に入店しましたが、さすがにまだ客はいません。店に入ったとたん気になったには、店の臭い。芳香剤のようなにおいが充満しています。地下にある店なので、自然換気はできず、空調設備も古いためでしょうが、まあ、これは仕方がない。

 メニューは、テレビ左の壁の黒板にチョークで書いているのみ。「今日のおすすめ」として がんど刺身1000円とあるが、やはり かわはぎ刺身を注文しました。すると店主が すかさす「高いけど いいですか」と聞いてきた。親切な質問なのか、不躾な質問なのか・・・???

「高いっていくらですか」
「うーん 2000円かな。でも片町じゃ3000円はしますよ」
「そーなんですか でも それお願いします」

 付き出しは レンコンのピリ辛の煮物。これ悪くはない。待つことしばし、お目当てのかわはぎ刺身が出てきた。趣味のいい丸い大皿に、肉厚にきられた刺身が円周状にきれいに並んでいる。20切れはある。そして中央には 肝がまさに山のようにそびえたっている。

 一目見た瞬間 「これが2000円なら安い」。片町なら3000円どころか4800円とられるかもしれないよ。先ほどの質問は 正真正銘 親切な質問だったんですね。かわはぎの仕入れの数が、「うちですら数匹程度」とのこと。これだけの量の、しかも生で食せる肝も提供するには、それだけの大きなかわはぎじゃないと無理だそうです。

 多くの店では、切り身というかサクの状態の魚を、客の注文に応じて少量の刺身にしているが、この店は、注文が入ってから 魚1匹を丸ごとさばき始めます。したがって、一人客の場合、刺身の量が多すぎる!!ってことになるかもしれません。でもまあ、この店に来る人は みな魚好きだろうから、心配無用かな

 で肝心の味ですが、かわはぎの旨さを理解するには 小生 まだおこちゃまでした。もう少し修行してから 再チャレンジしたいです。それから、わさびは タッパに詰めているワサビと、スーパーの刺身についている小さなパックのワサビの併用でした。それって どういう意味があるのか 今度行ったとき聞いてみたいです。

 魚好きにはたまらない 昔気質ないい店です。また行きます。
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