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時代に左右されない金沢の寿司 @並木町『はちろう寿し』


 来沢の客人をもてなすため、一席を設けることになりました。かといって東山や主計町の、いかにも「観光客のみなさんいらっしゃい」という店は避けたく思い、結局、並木町の「はちろう寿し」に決めました。実に3年半ぶりの訪問です(前回は こちら )。地味だけど化、金沢らしい店と思います。

 東山1丁目の対岸ということもあり、ランチは観光客が流れてくることもありそうですが、夜は地元民が割合が増えそうですね、予約はひとり7000円で飲み物別でお願いしておきました。

 2階にも座敷はあるのですが、あえてカウンターで3人予約。前回の経験から、3代目の若大将の寿司の腕もさることながら、先代の「金沢ばなし」が秀逸と感じまして、この店はカウンターに限ると思った次第です。

 気の利いたちょっとした酒肴からはじまり、七尾の赤西貝、能登沖のマグロなど、地元産の見て美しく食べておいしい寿司が次々に供されます。寿司はどれも、味や香りをつけられていて、醤油の小皿は結局使わずじまいでした。冷酒がまた厳選された銘柄のラインアップ。いや~満足です。

 そして今宵も先代の「金沢ばなし」が絶妙でしたね。しみじみといい話を聞かせてくれました。寿司屋って大将との会話も味のうちですよね。土曜の夜でしたが、結局僕らの他に客は来ずでした。なので先代も3代目も、僕らの独占状態に。いい夜でした。

 お会計は一人10000円。あれだけ痛飲したのに、酒代が3000円というのも良心的です。
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