
沖縄に限らず 遠くに旅行に行くときは JRにしろ飛行機にしろ 行きのチケットと一緒に 帰りも予約するよね。まあ旅行と言っても せいぜい2泊3日が関の山の 一般庶民としては 当然の話。
でも、一度でいいから この本のタイトルみたいに 事前予約ではなく、当日にふらりと空港のカウンターに立ち寄り 「片道で、沖縄まで」って言ってみたいもんだね。
この本 沖縄に移住した9人の「成功者」のドラマです。別に沖縄移住のハウツー本ではありません。
毎年、25,000人が沖縄に移住し、23,000人が逆に本土に移住するらしいです。本土に移住する人は、大学進学の学生や、出稼ぎの労働者も当然いるから、「沖縄移住に挫折したUターン組」ばかりではもちろんないけど、それなりの数は そういう人が含まれてはいろだろう。
この本は たしかに「移住の成功者」の物語だけれど、読んでみて実感するのは、
「本土で集団になじめない人は 沖縄でも集団になじめない」
「本土で生活力のない人は 沖縄でも生活力はない」
という、いわば至極当たり前なことです。
青い鳥は 「君知るや南の島」 にはおらず
ほら 今 君の足下にいるんだよ
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