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レコードが聞けた! が

2017-02-16 20:59:27 | Weblog

なにしろ8年間使ってないAVアンプとスピーカーである。
まずは、ブルーレイディスクプレイヤーに接続し、ちゃんと機能するのか確認することにした。
AVアンプは10年前のもので、かろうじて光と同軸のデジタル音声端子がついているが、当時はDVDからの信号しか想定しておらず、ブルーレイディスクは想定されていない。
ちょっと心配したが、結果的には光も同軸もちゃんと音が出た!
スピーカーについては、以前スピーカースタンド代わりに使っていた古いスピーカーを処分してしまっているので、スピーカースタンドが必要になる。
5.1チャンネルにするには、捨ててしまったリア・スピーカー2本とサブウーファーの補完も必要だ。

さて、いよいよレコードプレイヤーだ。
最後に使ったのは10年前?いやいやもっと昔、20年前?
相当長い間使ってないことは間違いない。
ベルトの劣化が心配だが、見た目や触った感触では大丈夫のような感じがした。
アンプに接続してレコードをかけてみた。
緊張のひととき。
おー、ちゃんと音が出た!!!


 



久しぶりに聞くレコードの音に感激しながら、耳を傾ける。
針の位置がだんだん中心に近づいていった時、突然、同じところを繰り返し演奏するようになった。
特にレコードに傷があったようには見えなかった。
別のレコードに変えてかけてみると、やっぱり針が中心に近づいていくと同じところを繰り返す症状が出た。
ということは、レコードではなく、レコードプレイヤーの問題だ。

アームの根元に近いところに、針を上げ下げするレバーに連動して動く部分がある。
その部分の小さなゴムの突起がアームの動きを妨げているのではないかと思われた。
その突起が妨げにならないようにするにはどうすればいいか、いろいろいじっているうちに、突起がすっぽり取れることがわかった。

 

 

この突起を取った状態でレコードをかけてみた。
すると、スムーズに最後まで演奏を終え、針が自動的に上がってアームが元の位置まで戻ってきた。
そうだ、そういう機能があったんだと記憶が蘇える。
ただ、いちいち突起を取ってレコードをかけていた記憶はないので、やっぱりどこかおかしい。
おかしいが、突起を外せば元通り動く。

やっぱりレコードもいいなあと感慨に浸りながら音楽を聴いていると、突然、回転ムラの変な音がした。
すぐ正常な音に戻ったが、しばらくずっと聞いていると、再び回転ムラの変な音。
これはやっぱりベルトが原因と思うしかない。

ベルトの交換をするついでに針も交換することにした。
このレコードプレイヤーは、KENWOODのフルオートマチック・ターンテーブル・システム・P-3Jというもの。
1980年代に製作されたロキシーというシステムコンポの一部で、レコードプレイヤー以外は処分してしまった。
そんな古いレコードプレイヤーの交換針が今も買えるというのがスゴイ!
「P-3J」で針を検索するとひっかかってきたのは驚きだった。
さすが老舗のナガオカだ。
針が税込4,320円もするのが想定以上だが、今まで長い間保管してきたレコード・コレクションを傷めずに音を聞くためには仕方がない。
ベルトは税込2.160円で、トータル6,480円の出費となった。
ところで、レコードプレイヤーって今買おうとするとどうなってるんだ。
価格コムで調べてみた。
オーディオテクニカのAD-PL300ってのが、8,793円!!!
売れ筋第1位。購入者の評判もいい。
これ買えば、わけのわからない突起の問題も解消。
ああ! もう針もベルトも注文してしまった!!!


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