那珂川の遊歩道でランナーとすれ違った。
何気なく振り返ると、ランナーが背負ったリュックから犬が顔を出していた。
犬を散歩させると、ランニングする時間がなくなる。
ランニングしながら犬も外に連れ出したい。
犬の体重が負荷になって体の鍛練にもなる。
・・・ということなのだろうか。
でも、犬にとっては運動にならないし、振動もあって快適ではなさそうだし、迷惑な話かもしれない。
向こうから犬を連れたおじさんがやってくる。
近づくにつれ、どこか違和感を覚える。
やがて、違和感の正体がわかった。
おじさんが連れていたのは犬ではなく、猫だった!
首輪をつけ、リードをつけ、「私は猫ではない。犬なんだ」と思っているかのように猫が人間と一緒に散歩している!