「ともだち」

　こんばんは、チロルです。無事に戻りました。

　韓国に到着した最初の日、仁川空港で両替や腹ごしらえをしたあとは、ホテルを探さなければなりません。
　韓国観光公社の無料ガイドブックには、ホテル情報が充実しています。ソウル市内をあえて外して、ソウル近郊の安いホテルを探しました。
　ソウルから水原方面の国鉄に乗り、途中にある安養市の「コアムホテル」というところにしました。電話をすると、すぐに予約が取れ、w35000とのことです。

　ソウル駅行きの高速バスに乗り、地下鉄１号線（国鉄直通）で安養に向かいます。ホテルの場所は、空港の書店で買った地図で確認はしていましたが、夜も遅い時間で、少し不安になるくらいの距離を歩きました。
　１５分くらい歩いて到着した「コアムホテル」‥‥案の定、モーテルでした。
　携帯からの書き込みのとおり、ソルロンタンを食べ、駅前まで戻って繁華街を歩きました。

　ひらがなで「ともだち」と書かれた看板。
　小さな居酒屋です。客は誰もいません。お兄さんがひとりで店番をしていました。
　看板に惹かれ、中に入ります。とりあえずあいさつして、焼酎をひと瓶注文します。ぼく自身は焼酎自体ほとんど飲まないのですが、生ビールという気分でもなかったので焼酎にしました。

　お店のお兄さんが小さなグラスにチャミスルを注いでくれました。一応一杯目は横を向いて飲みます。
　「今日、日本から来ました」とか「日本語の看板を見たので入りました」とか、たわいもない話をします。
　お兄さんがＣＤデッキで日本の歌をかけます。中島美嘉が好きとのこと。次に流れてきた韓国ポップスは、聞き覚えのある女性歌手のものでした。たぶんLEEDSの、２年くらい前の曲です。
　もう言葉も続かない（韓国語がわからない）ので、「ともだち」とはチングという意味です、などと言って、いきなり「緑色地帯」の「無限の友情」（オ・オ・オ～チングヨ～）とか、例のチョＰＤの「チングヨ」の一節を歌ったりするのでした。お兄さんもびっくり。（そりゃそうでしょう。）

　焼酎ひと瓶をほとんど飲んで、お店をあとにしました。
　郊外の駅前の繁華街にあった、日本語の名前の小さな居酒屋。安ホテルに泊まらなければ、来る機会もなかったことでしょう。こんな出会いも、いいものです。

漢江

いま地下鉄４号線で漢江を渡ったところです。ソウルの夜景が美しいのは、街灯がオレンジ色だということもあると思います。

馬山にいます

馬山にいます。馬山ロイヤルは１級ホテルですが７万と安くて満足です。昨晩偶然馬山の繁華街を見つけ、楽しいひととき。

水原

カルビさんハヌルさんコメントありがとうございます。こちらからは投稿できてもコメントできないのです。ソウルは抜けるような青空です。スウォンの駅ビルで遅い朝食です。

ソルロンタン

やっと夕食にありつけました。雪濃湯5500ウォンは、普通の味ですが、山ほどついたおいしいキムチでよしとしましょう

仁川空港

今仁川空港です。台風の影響もなく無事に着きました。１万円が９万ウォンは、本当に高いです。

モブログ

こんにちは、チロルです。モブログの実験です。

一番好きな風景

　みなさんは、ソウルで一番好きな風景はどこですか？

　１７年前、初めての韓国旅行のときのことです。
　フェリーで釜山に上陸したのち、高速バスで一路ソウルに向かいました。
　着いたのは、江南地域にある「高速バスターミナル」です。ソウルの旧市街－－もっと詳しく言うと、鍾路の近くにある「世宗文化会館」裏手の安宿街－－を目指し、地下鉄３号線に乗りました。

　途中、地下鉄なのに一気に窓外が明るくなり、やがて河を渡りはじめました。漢江を渡る鉄橋です。初めて見るソウル市街の風景。

　地下鉄３号線のオクス（玉水）駅のすぐ南側の鉄橋から眺める漢江の風景が、今に至るまで、ソウル市内で一番好きな風景です。

ソウルの安ホテル

　個人旅行でいつも苦労するのは、ソウルでのホテル探しです。
　ホテル探しは、だいたい仁川空港に到着してから電話して予約する方法です。仁川空港のインフォメーションも利用します。

　なお、仁川空港のホテル・インフォメーション（総合案内ではない）は、２００４年の時点でも、英語と韓国語しか通じないのでした。（昨年からの日本での韓流を考えますと、サービス不足といわざるを得ません。）

　しかしソウル市内のホテル代も高くなりましたね。
　前はよく利用した旧市街の「セントラル」「アストリア」も、最近はw80000くらいと高くなり、しかも当日の電話では断られることが多いです。

　空港で紹介される宿泊施設で一番安いのは、新村のモーテルです。去年はw40000くらいでした。もちろん旅行者ひとりでも泊まれます。それどころか、地下鉄新村駅近くの歩道には、モーテル群を紹介した立派な地図看板があります。
　まぁ内装はハデハデですが‥‥。

　それから、先ほどコメントで紹介しました、韓国観光公社の無料ガイドブックには、バックパッカー向けの「ゲストハウス」が多数掲載されています。こんなにあるのかとびっくりしました。

　ぼくの場合は結局、いつもの安ホテル－－江南の地下鉄３号線「狎鴎亭」駅と「新沙」駅の中間にある「三和ホテル」－－になるのでした。だいたいw60000です。

　ホテルに限っては、ツアーの方が安くていいホテルに泊まれるな、と思うことがしばしばです。ツアーだと必ずと言っていいほど金浦空港の近くのキムチ店に立ち寄りますが（笑）。

韓国旅行と地図

　こんにちは、チロルです。
　今年初めての韓国旅行が急に来週に決まりましたので、このブログでもしばらくは韓国旅行のおはなしをしようと思います。（以下、旅行に関する話題については、韓国の通貨ウォンはｗであらわします。）

　もう何年も前から、韓国に行く機会があるとしても「ソウル２泊３日」なので、市内を効率よく回るには地図が欠かせません。
　仁川空港にある観光案内所で、ソウル市内の無料地図をもらうのもひとつの方法です。鍾路・明洞・江南など主な繁華街は詳しい地図が載っていますので、これでも充分なのですが、個人的にはもう少し詳しい地図が欲しくなるところです。

　そこで、ソウルの本屋で「道路地図」を買うことも多いです。全国地図で、ソウル特別市は３万分の１の縮尺、という地図が手頃です（w12000くらい）。チャンスがあれば高速バスに乗って郊外に行ってみようかな、と思うときには全国地図が欠かせません。
　ソウル市内の「１万分の１精密地図」は、大きくて重くて不便です（w25000くらい）。

　実は２年前、ソウルの本屋ですばらしい地図を見つけました。
　「Hi Seoul」という地図なのですが、表紙には「보기편안 큰글자 지도」（見やすい大きな文字の地図）と書いてあります。
　そう、日本の昭文社の「でっか字マップ」と体裁がそっくりなのです。ハンディサイズでソウル市のほとんどの地域が１万分の１，周辺部が２万分の１です。１万分の１では、なんと地下鉄の駅の出口の階段の番号や、アパートの棟番号まで表示してあるスグレモノ。
　お値段はw9000と、ちょっと高めですが、もう手放せません。
　そろそろ新版が欲しいので、ソウルの本屋で探してみることにしましょう。