K-POPストリート

1980年代後半から2005年頃までの韓国歌謡アーカイブスを中心に、いい音楽・パフォーマンスと旅行の話題を書きます。

CAN「我が人生の春の日は」

2005-02-26 23:06:05 | K-POP
 CANは、日本のTUBEの「ガラスのメモリーズ」をカバーした「ネ センエ ポムンナル」(我が人生の春の日は)を大ヒットさせた男性デュオです。あれ? 「ポムナルン」だっけ? 
 韓国での日本大衆文化開放直前から日本のポップスの正式なカバーが増えた時期がありましたが、その流れでしょうか、CANも何曲か日本のカバー曲を出しています。この歌については「ピゴッパダ~ヨッカジマ~」(卑怯だと責めないでくれ)というフレーズしか覚えてないですが、ペ・ギソンのしわがれ声はなかなか良いと思います。
 2003年の夏でしたっけ、CANが東京でライブをやりましたが、そのときにTUBEの前田さんが見に来ていました(ライブ途中で紹介されていました)。その後、前田さんも韓国でのライブを実現したということを中央日報の日本語サイトで読んだ気がします。


トラジ

2005-02-25 02:13:37 | K-POP
 最近J-POPのチャートをにぎわしている「トラジハイジ」の文字を見ると、どうしても韓国民謡「トラジ」(キキョウ)を思い出してしまいます。

 ずっと前に、韓国民謡のCDを借りてきて、テープに録音したことがありました。
 では1曲。

♪ エーヘイヨ エーヘイヨ エーヘイヤーアアア
  オーヨラーナンダー チファジャーアア チョーッタ
  チョギジョサンミッテ トラジーガー ハンドゥルハンドゥルー

 たしかこのCDは、ビクターJVCがワールドミュージックのCDをシリーズで出していた、その一つだと思ったのですが‥‥試しに検索してみると、ありましたありました。もし韓国語の歌詞が付いているなら、あらためてCDを買ってみたいですね。

「JVC World Sounds Best 100」
http://www.jvcmusic.co.jp/worldmusic/


東京は雪

2005-02-24 23:23:46 | K-POP
 今日は繁華街で「セブン」日本デビューを宣伝する広告トラック(荷台部分に広告が書いてあるトラック)を見かけました。

 雪が降っています。夜になって降り始めた雪も、2時間たたないうちに路面を白く覆ってしまいました。
 こんな夜は、静かな歌が似合います。チャン・ピルスンの「雪の降る日」を聴いています。
 チャン・ピルスンは、80年代終わりから90年代前半に活動した女性歌手で、「雪の降る日」は1993年の「チャン・ピルスンベスト」収録の曲です。アコースティックギターのゆっくりした弾き語り。チャン・ピルスンのささやくような声が魅力的です。
 もうCDの歌詞カードもなくなってしまったので、CD収録曲のタイトルくらいしかわからないのですが、聴くだけで穏やかな気分にさせてくれます。


015B第5集

2005-02-21 01:10:09 | 015B (KOREA)
 チョー・ヨンピルの「おかっぱ頭」の話題が出たとなれば、やはり015B第5集を紹介しなければなりますまい。1994年に発表されたこのアルバムは、リメイク作品が2曲入っていて、制作サイドとしては売れるかどうか冒険、だったことでしょう。
 1曲目は「馬鹿どもの世の中」。攻撃的なアレンジと歌詞ですが、さすがの015Bもソテジワアイドゥルの3集の影響を受けたのかな、と思ってしまいます。
 「馬鹿どもの世の中 本当にいやだ 本物の音楽を聴かせてやる」という歌詞で曲が終わり、すぐ始まる2曲目のイントロ‥‥「悲しき因縁」です。「悲しき因縁」は80年代後半の女性歌手「ナミ(羅美)」の曲をリメイクしたもの。客員歌手キム・ドンギュが歌い上げます。

 当時このナミの「スルプン イニョン」を探しましたが、ナミのカセットテープはすでに無く、かわりにオムニバス盤のはしりともいえる「名作」シリーズ第2集に収録されていましたので入手しました。もっともナミは、この「悲しき因縁」のような歌い上げる曲よりは、ダンス曲が得意だったという情報もありましたが、残念ながら当時のテレビは見ていないので何ともいえません。

 さてもう一つのリメイク、「おかっぱ頭」ですが、イントロのLPレコードのようなノイズや、シンセドラムが80年代の雰囲気を盛り上げます。テンポは早めです。曲の終わりに「Solid」のイ・ジュンがラップを入れています。このラップ、どこの国の言葉だかわからない、といいますかおそらくどこの国の言葉でもないでしょう。「言葉」ではなく「音」と「リズム」でラップの雰囲気を出しているという、まさに究極のラップです。

 015Bの「おかっぱ頭」の方は、1995年の「015Bベストセレクション」にも収録されていますので、おそらく今でもソウルのお店で入手できることでしょう。

チョーヨンピルNHK公演

2005-02-20 17:31:24 | K-POP
 ぼくが持っている韓国ポップス(歌謡)の音源(カセットテープ)の中でもっとも古いもののひとつが「チョー・ヨンピルNHK公演実況」というカセットです。1983年製作と書かれています。買ったのはかなり後になってからのことですが。当時タイトルを読むことができなかったので、チョー・ヨンピルの写真と「NHK」という文字だけで買ってしまいました。確かチョー・ヨンピルの歌をしっかり聴いたのはこのテープが初めてだったのですが、歌のうまさと名曲の数々で、買ったのは大正解でした。
 ライブのオープニングは大ヒット曲「釜山港へ帰れ」。以下、「窓の外の女」「おかっぱ頭」と、日本でも知られたヒット曲が続きます。A面B面あわせて21曲、64分。「韓国=演歌」という固定観念を当時から吹き飛ばすほどの多彩なジャンルの曲です。
 個人的には、後半の「民謡メドレー」が気に入っています。「ハン五百年」「珍島アリラン」「鳥打令」「南原山城」などですが、このとき聴いたことがきっかけとなって、のちに民謡のCDを買うことになりました。
 なお「단발머리」(おかっぱ頭)は、015Bが第5集でカバーしています。


神話「T.O.P.」

2005-02-19 18:16:16 | K-POP
 こんにちは、チロルです。今日も冷たい雨が降っています。

 ぼくのブログでは、015Bを除けば男性歌手(グループ)ではなぜか神話の話題が多いのですが‥‥実は、2002年9月の神話東京ライブには行きました。そのライブでどんな曲を歌ったかはもう忘れてしまいましたが、「T.O.P.」を歌ったことだけは覚えています。
 神話の2集アルバム収録のこの曲は、ご存じ「白鳥の湖」のフレーズを使っていて、当時日本でも比較的知られていたものです(このライブでは、日本向けのサービスということもあったでしょう)。そして、歌詞の中に略語がいろいろ使われています。

♪ My Love is D.H.C.~

 そりゃ化粧品やがな。
 えー失礼しました。

 「T.O.P.」は「Twinkling of Paradise」の略で「M.I.L.」は「Millenium Innocent Love」の略だそうです。あといくつかありましたが忘れてしまいました。
 ちなみに、この「T.O.P.」は、日本で活動していたSESが日本語でカバーしていました(日本盤のマキシシングル)。曲の中では、m-floのverbalが日本語のラップを入れていました。

東京は雨

2005-02-16 23:58:40 | いろいろ
 今日は一日中冷たい雨が降っていました。
 そういえば「ピ」(rain)の日本盤は、今日発売でしたっけ?

 ピの第1集のタイトル曲「나쁜남자(悪い男)」のミュージックビデオを見て、「ナ・ナップンナムジャヤ~」と口ずさみながら、腕を前から後ろに振り上げたら、背筋をつりました。

DTと氷川きよしの夢の競演

2005-02-15 23:49:52 | K-POP
 こんばんは、チロルです。韓国ポップスについて、書きたいことはたくさんあるのですが、「写真撮ったけど、どこにしまったかな」とか「ライブの資料探さなきゃ」とか「歌詞をちょっと翻訳してみないと」と考え始めると、全然筆が進みません。裏付けがあった方が、情報提供の質も高まるのですが‥‥。まぁ気楽に書いてみましょう。

 先日コメントをいただいた「こまものやJUN」さんのサイト(すみません、最近いただいたコメントからたどっていただくようおねがいします)に、氷川きよしが韓国を訪ねるというテレビ番組についての書き込みがありました。ぼくはそれを読んで「なるほど、氷川きよしはあのときから韓国と縁があったんだな」と思いました。

 ‥‥2000年8月のことです。お台場の「東京ビッグサイト」だったでしょうか、日韓のイベントがあったのですが、そこでのステージのことです。日本と韓国の歌手を集めたのですが、主催者が何を考えたか、韓国からはヒップホップのドランクンタイガー(DT)、個性的なヴォーカルの女性歌手・リアなどが参加し、日本からは氷川きよしをはじめとした演歌勢で固めるという、とんでもない組み合わせになっていました。
 氷川きよしはすでにメジャーになっていて、観客席には氷川きよし目当ての奥様方が多数集結していました。そんな中でもドランクンタイガーは、果敢にヒップホップの持ち歌を披露するのでした。

 まさに夢の競演。といいますか幻のライブ。ここはひとつ、当時を知る方に「時代の証言者」としてぜひコメントをお願いしたいと思います。ぼくの方も資料が見つかったら追加で書いてみたいと思います。

セブン「来てくれ」

2005-02-13 23:22:13 | K-POP
 2月は韓国の人気男性歌手「ピ」(rain)と「セブン」(SE7EN)が相次いで日本デビューということで、日本におけるK-POPの歴史に新たな1ページが加わろうとしています(大げさですね)。

 セブンについては、1集のタイトル曲「ワジョ」のミュージックビデオにはヤラレました。ビデオのストーリーとしては、彼女のバーズデイパーティーの準備をするセブンが、街なかを楽しげに買い物をするという場面が続きます。大きな荷物を抱えたセブンが「DJ HONDA」のショップの前にさしかかると、いきなりダンスをはじめる、という展開が見事です。

 この曲はわりとスローなバラードなのですが、間奏で急にアップテンポとなり、セブンが街のビートで踊ります。「DJ HONDA」のショップには歩道に面してDJブースがあるというのもすごいですが、セブンが通りかかるとこれまたタイミング良く(^^;)DJが登場、スクラッチを入れます。
 間奏でばりばり踊っちゃうK-POPは以前にもありましたが(たとえばBABY VOXの2集の「ヤヤヤ」など)、間奏をいきなりアップテンポにしてダンスをする、というのはインパクトがあります。

 ミュージックビデオの結末は実際に見ていただくとして、この「来てくれ」のビデオからセブンにはまる人も多いことでしょう。機会があれば、ぜひごらん下さい。

3月にアジア音楽イベント

2005-02-12 20:13:47 | K-POP
 ぼくが応援しているBoLALuzの佐東さんから、ビッグな情報をいただきました! 3月に川崎で「アジア交流音楽祭」が開催されるそうです。LenaParkが出場予定とのこと! これは見に行かないと、ですね。倉本裕基さんのピアノも聴きたいです。さらにBoLALuzも関連イベントでパフォーマンスを行うとのこと。詳しくは下記サイトに。(リンクの張り方がわからないので、コピーアンドペーストおねがいします。)

http://www.tvk-yokohama.com/event/

 あと「自分のブログの中の書き込み(過去ログ)にリンク」ってできるものなんでしょうか。とりあえず、過去ログ「Ryu@紅白歌合戦」と「パク・チョンヒョン『夢に』」もごらん下さい。もちろん佐東さんのサイト=BoLALuzのサイトもチェックお願いします!