K-POPストリート

1980年代後半から2005年頃までの韓国歌謡アーカイブスを中心に、いい音楽・パフォーマンスと旅行の話題を書きます。

015B (korea) 第2集

2006-07-27 20:26:03 | 015B (KOREA)
(この記事は2005-06-08の修正・再掲です。)

 こんばんは、チロルです。
 今やパク・チョンヒョンをはじめさまざまな歌手に曲を提供して、作曲家として有名なチョン・ソグォンは、グループ「015B」で1990年から1996年まで活動していました。2集当時メンバーとして紹介されていたのは、チャン・ホイル(ギター)、チョン・ソグォン(キーボード)、チョー・ヒョンゴン(ベース)、チョー・ヒョンチャン(ドラム)の4人でした。

 この015Bの第2集「Second Episode」のA面1曲目(今でいうタイトル曲)は、「4210301」という、数字だけの風変わりなタイトルです。おそらく文字通り「サイイル・コンサムコンイル」と読むのでしょう。
 内容は、環境破壊について歌ったもので、タイトルの数字は、韓国最大の環境保護団体の電話番号だった、といわれています。

 015Bの歌には説教くさいものもある、と以前に書きましたが、なかでも「너에게 들려주고 싶은 이야기(君に聞かせたい話)」がきっと一番でしょう。015B第2集のB面1曲目です。
 内容は‥‥彼氏がほしいと思っている女の子への話、ということでしょうか。「童話の中の王子様は現実にはいないのさ」とか「大切なことは君の近くにあるものさ」などと言っています。
 ギタリストのチャン・ホイルがミドルテンポのラップで語りかけるように歌っています。この時代、ラップというのはかなり斬新だったでしょう。当時この歌を聴いた留学生の炳泰君も「これは果たして歌なんだろうか?」とびっくりしたそうです。015Bもかなり実験的な曲を作っていたということですね。

 ちなみに、ジャケットには「空一烏飛」と書かれています。これは015Bの韓国語読み공/일/오/비に一文字ずつ対応させた「言葉遊び」です。

 それから、cintaさんのブログには015Bの歌詞の翻訳がたくさん紹介されています。左下のリンク「die Traumfabrik」から、「韓国大衆歌謡の歌詞の世界」カテゴリをごらん下さい。(って勝手に紹介してしまってすみません>cintaさん)

015B ディスコグラフィ

2006-07-27 20:10:06 | 015B (KOREA)
(この記事は、2005-10-08の記事を修正・再掲しています。)

 今年10年ぶりに復活した韓国の音楽ユニット「015B(コンイルオービー)」。このブログでは、1992年ソウルでリアルタイムに聴いて以来のファンであるアンクル・チロルが、015Bの数々の話題をお送りします。

 ところで015Bは、015B名義でどんなアルバムを出しているのか気になったので、ちょっと思い出してみます。

○ アルバム1集から6集
○ 「015B GOSPEL MUSIC」
○ ライブ盤「Live」Part 1, Part 2
○ ライブ盤「015B Strikes Back」
○ 015B ベストセレクション
 
○ ジョイントコンサート「明日では遅すぎる」92,93年版

といったところでしょうか。
015Bの前身「無限軌道」のアルバムは入れてもいいでしょうが、客員歌手のアルバムをすべて入れると収拾がつかなくなりますので、ひとまず除外です。

015Bの公式サイトってないでしょうか。長らくあったのですが(実は個人のサイトだったらしいことを今日知りました)、最近はアクセスできません。このサイトを印刷でもしておけばよかったです。

* お知らせ *
015B復活に合わせ、このブログのコギロビー関連の記事を、独立したカテゴリ「015B (KOREA)」にまとめました。「015B」で検索された方はこのカテゴリも活用して下さい。

015B電子楽団

2006-07-22 21:36:21 | 015B (KOREA)
10年ぶりにカムバックした、韓国のユニット「015B」のニュースを「Yahoo! KOREA」で検索してみました。

「015B電子楽団リサイタルは、北朝鮮のポチョンボ電子楽団のパロディー、話題集中」
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=16&articleid=20060704090052582e7&newssetid=83

なんだこれ~。爆笑しました。

少し説明しますと、北朝鮮にもポピュラー音楽というものがあるようで、なかでも有名なグループが「ポチョンボ(普天堡)電子楽団」とのことです。アルバムを何十作品と出し、「フィパラム(口笛)」の大ヒットで韓国でも知られるようになった‥‥というところでしょうか。

この記事の本文はこれから読みますが、記事の下の方にあるコンサートのポスターもなかなか面白いです。彼らもすでに40歳前後だと思いますが、遊び心がありますね。

「015B電子楽団リサイタル」コンサートの詳細及びポスターは、こちらへ。
http://015b.shownote.com/

釜山国際ロックフェス

2006-07-20 22:00:29 | K-POP
今年もやってきます、釜山国際ロックフェスティバルの季節。
8月5日から7日となっていますが、メインのライブは5日(土曜日)と6日(日曜日)のようです。

公式サイトではすでに出演者が発表になっていますね。
5日はトランスフィクション(♪ネゲ ト~ラワ~)にデリスパイス。シナウィもプロジェクトバンドで登場!? うーん、見に行きたい!

ぼくが釜山国際ロックフェスティバルを見に行ったのはもう5年も前です。あのめくるめく釜山の夏をもう一度。(画像は2001年の釜山国際ロックフェスティバルのときに撮影したものです。)

公式サイト
http://www.rockfestival.co.kr/

「春の祭典」

2006-07-18 22:40:22 | 音楽
先日、クラシック音楽のコンサートに行ってきました。

5月の連休にラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン-「熱狂の日」音楽祭でモーツァルトの「レクイエム」を聴いたのですが、会場に入る際に「ぶらあぼ」という無料情報誌をもらいました。CDショップに置いてあるクラシック専門無料情報誌らしいのですが、その中に東京のオーケストラの紹介記事がありました。
東京にはこんなにたくさんのオーケストラがあるのかと意外に思い、特集記事に載っていた各交響楽団のサイトを何度も見ました。
そして‥‥「東京交響楽団」というオーケストラの「年間定期演奏会会員」を申し込んでしまったのです。

今回のコンサートでは、ストラヴィンスキーのバレエ組曲「春の祭典」という曲を聴きました。もうほんとに、びっくりすることだらけでした。
まず演奏者の数が100人近くいました。こんな大人数による演奏を聴くのも初めてです。とくにファゴットやイングリッシュホルンなど木管楽器の人が多かったです。「コントラファゴット」とか「ピッコロトランペット」とか初めて見る楽器もありました。

ファゴットの独奏で演奏が始まりましたが、もう何と言いましょうか、形容しがたい音楽です(どんな楽譜なのか想像もつきません)。
トランペットやトロンボーンは強く激しく演奏され、フレンチホルンのソロではベルが高々と掲げられ、フルートのトリルに目を奪われ、銅鑼はジャボワンと打ち鳴らされ、ティンパニ奏者はティンパニにケリを入れ(たように見えましたが、特殊なペダルを踏んだのだと思います。)‥‥ものすごい演奏でした。

腕に鳥肌が立つほどでした。やはり生演奏は違います。演奏が終わると、指揮者が各パートを立たせて挨拶させます。ぼくはひたすら拍手していました。

プロのオーケストラの演奏が、1回あたり2500円ほどで楽しめ、しかもオーケストラの定期会員というリッチな気分も味わえる‥‥ぼくにとってまたひとつ新しい世界が開けました。

いつの間に‥‥

2006-07-14 17:07:03 | K-POP
日本で活動していた韓国の女性アイドルグループ「Sugar」の日本公式サイトが、いつの間にか表示されなくなっていました。たしか今年の春にDVDが出たという情報を見て、それっきりです。

どうしたのかな、と思っていたら、朝鮮日報のサイトで「(シュガーの)アユミ、ソロデビュー」という記事を見つけました。

いつの間に‥‥。もう「シュガー」を見ることはできないのでしょうか。


今日の代々木ストリート

2006-07-09 23:38:35 | On the Street
こんばんは、チロルです。
今日の代々木公園けやき通りストリート(実は正確な名称が何であるか知りません)。フリーマーケットが開催されていましたが北側の一部を占有していただけで、南側はかなり空いていました。また、午後の早い時間は雨も降らずに天気も何とか持ちましたので、久しぶりにストリートパフォーマーたちをたくさん見ることができました。

実は先週の日曜日(7月2日)も通りかかったのですが、サーッとした雨が降り続き、ただ一組「Hatch Pochi」という男性アイドルグループが歌っている以外は、がらんとしていました。

今日はストリートで久しぶりに「躍動」のパフォーマンスがありましたので、他のアーティストはほとんどチェックしていません。個人的には、minxzoneの元気そうな顔が見られたので、躍動とミンクスゾーンで充分満足、という感じです。

こんにちは、チロルです

2006-07-01 15:46:53 | Weblog
こんにちは、チロルです。このブログを始めてちょうど1年と6か月になりました。
投稿数は300を越え、1日あたり50~80人の方に来ていただき、90~200ページを見ていただいています。ありがとうございます。

ハンドルネーム「チロル」というのは、韓国語で「7月」という意味です。誕生日が7月だから、という理由です。まぁこの年になって誕生日、でもないのですが、「チロル(칠월)」という語感がいいので、6年くらい前から使っています。

最近は「よさこい踊り」を見ることにはまっていまして、写真を撮る機会も増えています。こだわりの「フィルムカメラ」での撮影です。(デジタル一眼レフを買うお金がないだけですが。)
なお、画像を掲載するにあたりまして不都合がある場合は、左下にあるgooのアドレス宛メールをお願いいたします。すぐに対応させていただきます。

韓国音楽も忘れたわけではありません。
大学を卒業してすぐの頃、釜山に上陸したのがソウルオリンピックの年。それ以来韓国歌謡を聴いていますので、韓国ポップスは自分の生活に当たり前のように存在しています。
今年は韓国の「015B(コギロビー)」復活の年でもありますので、「コギロビイスト」を自称するぼくとしましては、015Bの話題・曲紹介もどんどん書いてみようと思います。

このように、当ブログには「韓国音楽」「ダンスカンパニー躍動」「よさこい踊り」そしてときどきクラシック音楽など、いくつかのテーマがあります。ブログをごらんの方は、「カテゴリー」をご活用下さい。
例えば、よさこいな方は「躍動」「よさこい」のカテゴリーで、韓国な方は「K-POP」のカテゴリーでお楽しみ下さい。

それでは、これからもよろしくお願い致します。あ、「バトン類」はカンベンして下さいね。