さよならＤＴ

ドランクン・タイガー。「Tiger JK」と「DJ Shine」による、韓国のヒップホップユニット。現在はTiger JKのソロ・プロジェクトである。

彼らを初めて見たのは、以前このブログにも「ＤＴと氷川きよしの夢の共演」として書いた、２０００年夏の東京での日韓イベントのときである。
同年１１月に西麻布のクラブでライブを敢行。リハーサルの時に見た、集中する彼らの迫力。ライブが終わったあとの飲み会で知った彼らの‥‥とくにＤＪシャインの「気さくさ」。「かっこよくて気さくな彼ら」に大いに好感を持った。

翌年４月、再来日し渋谷でライブ。当時渋谷にあった「南大門市場」でのサイン会に参加したぼくは、韓国のテレビ局に取材を受け、そしてそのまま‥‥「セクションＴＶ芸能通信」で放映されてしまった。
同年８月には、Drunken Tigerが出るライブ（正確にはHIP HOP CLANというイベント）を見るために、日本のＤＴファンがソウルの東大門運動場に集結した。

ＤＪシャインの気さくさやファンを大切にする気持ちは、ＣＤの「Special Thanks」に日本のファンの名前を記載したことからもわかるであろう。

ところが。
２００４年のＤＴ第５集。シャインは「家庭の事情でアルバムに不参加」ということが伝えられた。シャインはどうなったのだろうか。もしかして‥‥脱退の不安と復帰の希望を持ちながら５集を聴いた。
５集では、シャインの「シュー」という声が聴けなかったが、それでもいくつか聞き所はあった。個人的には１曲目「緊急状況」の、短いけど強烈な印象のイントロ、そして隠しトラック（伴奏はヒューマンビートボックスだけだと思うが、これこそヒップホップだと思わせる名曲）が気に入っている。

２００５年のＤＴ６集。タイトル曲は「光復」をテーマにしたものらしい。ＪＫは在美僑胞だったと思ったが、その彼が作ったであろう「光復」をテーマにした曲に屈折を感じ、聴く気がなくなってしまった。

そして、ＤＴ６集発表と前後して報じられたシャインの脱退。
「やっぱりそうか」という思いとともに、ぼくはＤＴのファンというよりはシャインのファンだったことをあらためて認識した。シャインはソウルでお店の経営をしているらしい。一度でいいからシャインにあいさつしたいと思う。

ぼく自身、もうヒップホップを聴く年でもないか。
Shine, JK, James, 今までありがとう。さよなら、ドランクンタイガー。


（追記）
１年間、このブログを読んでいただきありがとうございました。来年も、１週間に１～２回というペースになると思いますが、のんびり続けようと思っています。よろしければ、またお越し下さい。
それではみなさん、良いお年をお迎え下さい。

ヘバラギ（ひまわり）の曲

ちょっとうれしいことがあったので、ヘバラギ（ひまわり）の曲「행복을 주는 사람」を聴いています。
８０年代の男声フォーク・デュオ「ヘバラギ」は、そのコーラスが魅力ですが、メンバーチェンジもあった模様で、代表曲のひとつ「사랑으로」と、この曲とは、かなり声質が違う感じがします。
いま聴いているこの曲は、フォークなのですが、ベースの音が効いています。

♪그대 내게 행복을 주는 사람　～♪

はずかしいので訳しません。

（追記）
心配しなくても、「너의 결혼식」を歌う日は近いことでしょう。韓国歌謡も懐が深いですね～。（日本のポップスもそうだと思いますが。）

韓流★ナイト

ブログラジオ「Ｋ－ＰＯＰパラダイス」、アンクル・チロルのナビゲートでお送りしています。

さぁ次のコーナーは「今月のリコメンド」、イベント情報から韓国旅行情報まで、要注目の情報をお送りしちゃおうというコーナーです。
今回ご紹介するのは、１２月３０日に高円寺で開催されるイベント「韓流ナイト」です。

この「韓流ナイト」、韓国ポップスで踊れるクラブイベントなんですが、「また韓流？」「まだ韓流？」とお思いのあなた！　韓流と名がつくだけでわけもなく高いそこらへんのイベントとは一線を画すイベントですよ。何しろＤＪ陣がものすごい。

圧倒的な知識でマニアもうならすＤＪ「Kick the Canko Crew」、
韓国ポップスクラブイベントのオリジネイター「Kim Tuk」、
Ｋ－ＰＯＰクラブシーンをリードするＤＪ「Kencha N.G.」、
キャリアが豊富、でも謎のＤＪ「Kim Pal」など一筋縄では行かない豪華メンバー。

さらに最近女性デュオ「2radio」としてデビューし、１００名限定のデビューイベントはSOLD OUTの実力派「イ・ジヒョン as known as CHINO」、さらにレースクイーンも参加しちゃうというんだから盛り上がらないわけがありません。

大好きな韓国ポップスをいい音で楽しみたい、韓国ポップスのお宝映像を見てみたい、とにかく韓国ポップスで踊りたいという人にはまさにうってつけのイベント、「韓流ナイト」。１２月３０日金曜日、２３時から、ＪＲ高円寺駅北口徒歩２分の「ROOTS!」にて。詳しくはこちらのサイト http://hanryu.nobody.jp/ を見て下さいね。

「今月のリコメンド」のコーナーでした。「k-POPパラダイス」、この番組はチロル・エンターテインメントの提供でお送りしています。

新しい韓国料理店「小豚」

こんにちは、チロルです。先日、職安通りにできた新しい韓国料理店「小豚」に行ってきました。

ここは文字通り豚肉の焼き肉がメインです。豚の焼き肉といえば、サムギョプサル（豚の三枚肉）は今やすっかり有名ですね。
ところがこのお店、豚肉の厚さが全然違います。メニューには、「豚肉の厚さは1.2センチ」と誇らしげに書いてあります。
もちろん豚肉ですから、じっくり焼く必要があります。ここでは厚い豚肉の表面をこんがりと焼いたあと、例の料理用はさみで1.5センチ大のサイコロ状に切り分け、さらに焼きます。歯ごたえの良さはさすがです。

それからこのお店のキムチ、店長さんいわく「ちょっと辛いですね」とのこと。逆に、「最近職安通りの店では日本人向けに甘いキムチを出すところがある」とお嘆きの皆様には合うかも知れません。

場所は職安通りの「職安」の建物の真向かいです。ランチもやっているそうなので、また行ってみようと思います。

（追記）
書き込みが少なくなった最近でも皆さんにアクセスしていただき、申し訳ないと思うと同時に感謝しております。

ボラルース ライブ

１２月１６日、渋谷のライブハウスで行われた日本のインディーズバンド「ボラルース」のライブに行ってきました。
昨年３月に初めてボラルースのライブを見てから応援してきましたが、今回のライブをもって、ヴォーカルのナツさんとギターのリュウイチロウさんが「卒業」するということで、急きょ見に行くことにしたのです。

個人的な思いはひとまず置いておきます。確実なことは、ヴォーカルのナツさんが脱退するということで、ボラルースのＣＤ第１集の曲をライブで聴く機会もこれで最後となり、ダンスチームの振り付けも封印、ということです。

ぼくは３台のカメラを駆使し、彼らの姿を残しておこうとしました。撮影の合間には、手拍子したりかけ声をかけたり振りまねをして応援しました。
観客の方が手拍子をしたり体を動かしたりしてノッているのを見れば、パフォーマーの立場としてもその方がいいのではないか、とぼくは思っています。（この点、観客がいっしょに歌ったり踊ったりする韓国スタイルの影響があります。）
そして、ぼくが応援している皆さんがエンターテイナー＝楽しませる人、であるならば、ぼくは「エンターテイナーを楽しませる人」の役目をもって任じているのです。

最後の曲はぼくが一番好きな歌「マイカメラ」でした。ぼくはいっしょに歌いました（ビデオを撮っている人がいたのでさすがにクチパクでしたが）。

ライブは終わりました。ナツさんリュウイチロウさん、お疲れさまでした。そしてボラルースは第２ステージへ。いつかまたライブを見ることができるでしょう。

（追記１）
ボラルースに関するこのブログの過去記事は「いろいろ」カテゴリをごらん下さい。
（追記２）
リュウイチロウさん、一度メール下さい。（ぼくのアドレスは、左下に書いてあります。）

サイワールド日本版

韓国発のインターネットコミュニティ「サイワールド」の日本版が、１２月よりオープンしたようです。
無料登録で、プロフィール・写真集・掲示板などの「ミニホムピ」が作れます。ミニホムピを彩るさまざまなアイテムは有料、というのも韓国と同じシステムです。通貨単位は「どんぐり」というのも韓国と同じですね。（１どんぐり＝１０円）
たしか韓国では実名登録だったと思うのですが、日本ではハンドルネームもＯＫのようです。

韓流スターや、韓国ポップスの話題、あるいは韓国旅行の話題でミニホムピをつくれば、仲間も見つかりやすくて盛り上がりそうですね。
個人的には、韓国のサイワールドとの連携は検討中とのことですから、加入につきしばらく様子見、というところです。

http://jp.cyworld.com/

リナ・パーク

リナ・パーク。一番好きな韓国の歌姫です。

韓国ではすでに５枚のアルバムを発表しているリナ・パーク（韓国名パク・チョンヒョン：박정현）は、昨年１１月に日本デビューを果たし、日本では２枚のマキシシングルと２枚のアルバムを発表しています。
パク・ジョンヒョンの歌でぼくが一番好きなものは、日本盤１集（韓国盤４集）収録の「In Dreams」（꿈에：夢に）です。一曲の中で次々と変わる曲調とテンポ、それに合わせたリナの声も、変幻自在。歌の世界に引き込まれます。

日本公式サイトに載っていたリナのメッセージ映像によると、来年早々にも新曲を披露してくれるそうなので、楽しみです。

写真は、KOREA SUPER EXPO 2002 ＠東京　でのリナ・パークです。

ニフティのフォーラム

こんばんは、チロルです。なかなか書けませんが、忙しいからというのはあまり理由になりませんね。年内に、なんとか書き込みの数を２００件にしたいものです（現在１９４件）。

パソコンに残っていた昔のメールを偶然見つけて、読みふけっています。２０００年７月に韓国女性歌手「リア」が新宿でライブをやったとか、２０００年１０月にキムゴンモが東京と大阪でライブをやって、ゲストが紫雨林とか、なつかしいですね。

そういえば、ニフティがまだパソコン通信だった頃、「フォーラム」という、今でいえば掲示板とメーリングリストの中間のような機能がありまして（BIGLOBEでは「ＳＩＧ－Special Interest Group」と言っていたと思います）、ぼくもニフティに入るのとほぼ同時に「ワールドミュージックフォーラム"FWBEAT"」の中の「韓国音楽フォーラム”タバン・アリラン”」（アリラン茶房）に入っていました。

当時は韓国音楽の情報も本当に少なかったのですが、それでも韓国旅行した人が現地で買ったＣＤの情報や、日本でのライブ情報、テレビ情報が飛び交っていました。１９９８年５月のJuJuclubライブ＠新宿のときは（たぶんぼくが韓国歌手のライブを見た最初）、韓国音楽フォーラムで知り合った人とはじめて挨拶したり、応援したりで盛り上がりました。

そのうちＫＮＴＶの放送が開始され、韓国音楽フォーラムには、はやくからＫＮＴＶを見始めた人たちの情報や、韓国音楽情報誌の話題も登場し始めました。

ぼくはニフティには２００１年頃まで入っていたと思いますが‥‥その後、ニフティがパソコン通信サービスを終了させた模様で、フォーラムもあとかたもなく消えてしまったようです。

紅白歌合戦の出場歌手

こんばんは、チロルです。ＮＨＫ紅白歌合戦の出場歌手が発表されましたね。ざっと見たところ、韓国でデビューした歌手の出演は、今回はＢＯＡだけでしょうか。

去年はすごかったですね。BoAはもちろん、Ryuにイ・ジョンヒョンが出ていましたよね。イ・ジョンヒョンが小指マイクを披露したときには個人的には大いに盛り上がりました。ちょうどこのブログを始めたのが今年の１月１日で、最初の話題はもちろん、このときの紅白歌合戦でした。

もう、一年経つんですか。。。（もちろんBrown Eyesの名曲のタイトルを意識しています。）

ちなみに前回の紅白歌合戦のときには、気志團に大笑いしながらも「これこそエンターテインメントだ！」と感心し、さだまさしには「すごい！　反戦フォーク、健在なり！」とびっくりしました。たぶん今年も紅白を見ることでしょう。