K-POPストリート

1980年代後半から2005年頃までの韓国歌謡アーカイブスを中心に、いい音楽・パフォーマンスと旅行の話題を書きます。

015B「空っぽの通りから」

2006-08-09 21:31:41 | 015B (KOREA)
(この記事は、2005-01-31の再掲です。)

 こんばんは、チロルです。
 1990年、015Bのデビューアルバム(第1集)に収録されている、今でいうところのタイトル曲が「トンビン コリエソ(空っぽの通りから)」です。バラード、というよりは、チョン・ソグォンがシンセサイザーでパイプオルガンの音色を出しているように、教会音楽のような雰囲気です。ヴォーカルはユン・ジョンシンです。

 「ふるえながら受話器を取り
 『愛してる』涙ながらに話しても
  何も答えはなく
  やせた手に 寂しげなコインが2つだけ」

 まぁそういう恋愛の歌ですね。
 「コインが2つ」というのは、当時公衆電話の料金は20ウォン、10ウォンコインが2つですから、結局電話をかけられなかったという情景をあらわしています。携帯電話はもちろん、ピッピと呼ばれたポケットベルもまだ普及していなかった頃の物語です。


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