blog ちぎょらく

煉瓦・煉瓦刻印・軍の遺構・近代建築など明治・大正・昭和の歴史に関心が有りブログでアップしていく予定です。

ニホンオオカミ

2006-09-02 23:48:24 | インポート

Dsc00095ss_1 大峰、台高山脈より少し遠い山に行ってみたいってところで、大塔山の事をネットで調べていたら、大塔山近くの蛇崩山(だぐえさん)で昭和49年にニホンオオカミの後姿を見た猟師が居たとか・・・

で今日は「ニホンオオカミ」にハマってました(^^ゞ

私は見ましたよ(狼少年)東吉野村でブロンズ像になっているのを、それから映像では「もののけ姫」の山犬や犬夜叉も?小さいのなら家に居ます。チョコエッグのおまけのフィギュアが(^^ゞ

昔は神の使いとして崇められていたらしい。

大きさ1メートル位、イエイヌよりは足は長く顔もすらっとしている。尻尾は太い。暗い黄赤味を帯びた白茶けた色。肉食獣にしては珍しく昼間も活動した。遠吠えの声は家の障子が震えるほど大きいとか^^;

江戸時代には普通に本州、四国、九州の深山に生息し、大きな群れを作らず、ススキの生えた岩穴等に巣を持ち、2、3頭の子を産み。

明治の終わりに東吉野村鷲家口で捕獲されたオスの個体を最後に生息が長い間確認できなくなり、絶滅したと見られている・・・

なぜ絶滅したか?ネットの情報を整理してみると、

江戸時代にイヌ科である為、全国で狂犬病に罹り、それまで襲わなかった人間まで襲ったこと(それまでは作物を食害するイノシシやシカを襲ったので益獣と考えられていた)その後ジステンバーにも

山の開発により生活空間が狭められより人間の家畜、子供も襲うことがあった。また、各地の生息域も寸断され遺伝子を残すことが困難になった。

最終的には、江戸末期から明治にかけて人間の駆除対象になったらしい。

昭和になっても不確かではあるがいくつかの目撃証言があると言う。

平成になった今でも日本のどこかの深山で遠吠えをしてる「ニホンオオカミ」が居たらいいのに・・・いやきっと居るような気がする。

確かに台高や大峰山系の山を登っていると、こんな深い山まで植林や伐採の痕跡がと思うことも多いが、登山道や林道以外の人が出入りできないような神の領域の片隅で・・・・


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