blog ちぎょらく

煉瓦・煉瓦刻印・軍の遺構・近代建築など明治・大正・昭和の歴史に関心が有りブログでアップしていく予定です。

物の有り難さ

2006-05-07 21:48:17 | 日記・エッセイ・コラム

 近くにある24時間営業のスーパーに店じまいしてから行ってきた。

 普段はめったに行く機会もなく、つい欲しいものがあればコンビニや自動販売機を利用することはたまに有っても、昨夜はレンタルDVDを消化しようと、そら腹ごしらえだと、ビールとちょっとしたおつまみと鳥のから揚げを買おう、じゃコンビニよりスーパーの方が品揃えが良く安価かなと思い。

 土曜日の夜10時、広い店内には20人ばかりのお客さんとレジが3台開いていた。

 充分過ぎるほどの照明と品揃えもお惣菜や医薬品(薬剤師不在か網がかけられていた)以外は昼間と同じ物で溢れている。

 こりゃコンビニはこたえるは^^;でもこの数のお客さんと照明で経費は大丈夫か?などと商売人であるありきたりな考えと同時に、欲しい商品がこんな時間でも手軽に買える有り難さ。

 若い夫婦や仕事帰りの作業服をきた人、子供連れのお母さん、お年寄りは少なかったが・・・今はだんだん就寝時間も遅くなっているのか?そういえば家に来る若い層の人も仕事はきつくって時間が遅い人も多いもんな・・・

 レジへ、並ぶほどは来てないので、すぐ済む。

 果たして、買い物袋を持って車に乗る。外は雨が降っていた。

 確かに目的は果たせた、お金を払って目的の商品を購入するという。でも、心の中にはなんか物足りないものが・・・

 私も小売業。最近、お客様からの商品に対するクレームがあり、メーカに連絡したことが何回かあります。そのときのメーカの態度は以前に比べ丁寧すぎるほど、それはそれでいいことでもあるが、少し過敏すぎる態度ではと思ったこと何回か。

 物は作る人(メーカ)、運ぶ人(運送業)、集めて分配する人(卸)、店に仕入れて並べて販売する人(小売業)が有ります。その全てが揃って価値ある商品としてお客さんが買います。

 最近の量販店、コンビニ、スーパにはあんまりその間にある努力と苦労がお客さん側から見えにくくなっているのでは?そう感じたのは私だけでしょうか。勿論、量販、コンビニ、スーパーでもその努力は充分しているのだろうけど、あまりにも便利過ぎて、本当の商売の価値そのものの行方がわからなくなってきてるのでは^^;

 効率化の先に本当の幸せがあるのなら許せますが。

 夜間人口の増加、デフレ、売らんかな商売の蔓延、地域コミュニティの破壊・・・


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。