blog ちぎょらく

煉瓦・煉瓦刻印・軍の遺構・近代建築など明治・大正・昭和の歴史に関心が有りブログでアップしていく予定です。

データ用カセットテープ

2005-07-11 22:27:30 | デジタル・インターネット
 今日はちょっと古いパソコンの話。
 データ用カセットと言ってもDATではないのであしからず^^;

 私が高校時代に買ってもらったPC、SHARP製のMZ-2200、記録媒体はカセットテープだった。
 当時パソコンはFUJITUの「FM-7」NECの「PC-8001」とシャープの「MZシリーズ」と国産三社がしのぎを削っていた。

 MZシリーズはクリーンコンピュータと言ってROM-BASICすら積んでいなかった、FMやPCはあったように思うが・・・
 でこのPCを起動するには、BASICをカセットテープから読み出す必要があった。(約1分位かな・・・)
 コーヒーを飲みながら、なんとなくのんびりした時代だったのかな?・・・(今でもWinXPは下手するとOSが起動するまで1分半ぐらいかかっちゃいますが(^^ゞ)
 クリーンコンピュターと言う仕様はこのBASICの部分までユーザーで使えるという、SHARPの拘りでもあったのだが

 とにかくBASICを起動し更にBASICで動くアプリケーションすらテープで読み書きすると言うものだった^^;

 テープの記録速度はMZ-80B/2000/2200で2000bps、MZ-700/80K/80Cで1200bps、X1シリーズで2700bps(当時の単位はボーレートと呼んでいたような)今の通信速度の単位と多分同じかな?(桁は違いますが^^;)
 
 SHARPの場合この記録速度、データレコーダの信頼性が高い為FDDへの移行が遅れたという話もあるが、どっちにしても当時FDDは高かった(2基で30万、後で17万円台のが出たが・・・)

 実はこのテープ、オーディオ用のカセットテープでも代用出来ました。15分~30分のものが適当で、60分以上になるとテープ自体の薄さからか、リードエラーを起こす事もありました。

 もっと昔のPCの記録媒体は、でかいテープや穴の開いたカードにプログラムを書くのだったのかな・・・(大学時代、電算の授業でFORTRANのプログラムを書いた記憶があります。)

 MZ-2200のアプリをwavファイルに取り込んだもの

data





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