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刀剣乱舞レベルカンスト

機動戦士ガンダム00セカンドシーズン小説4巻感想

2009-10-29 | Weblog
刹那とブシドーの決戦までを収録。
ライルとアニューのエピソード大幅加筆。
ネーナが死亡するシーンは内臓が潰される描写などグロさ増量になっている。

表紙は米山浩平さん描きおろしのライルとアニュー。
バックにケルディムガンダム。
綴込みピンナップは柳瀬さんによるガデッサ・ガラッゾ・ガッデス。
裏面には羽音たらくさんによるライルとアニュー。
アニューをライルが後ろから抱きしめる構図。
放送終了後の発売ということで新ネタは少ないが追加エピソードが多い。
おもに心情補完。

P23からプロローグ。
まるごとライルとアニューのエピソード。

P24
「ロックオンって呼ばれるの、本当はあまり好きじゃないでしょう?」
アニューの一言がきっかけで2人が接近。

P28
ライルがアニューに告白するエピソード追加。
「おれはな、狙撃じゃなくて、実は早撃ちが得意なんだ」
ライルがアニューにキス。


P29から第一章

P41
マリーの人格からソーマ・ピーリスの人格となったソーマと
沙慈とのシーン。
沙慈は自分と重なるアレルヤの気持ち(戦場から遠ざけたいという気持ち)を
ソーマ・ピーリスに理解してもらおうとしたが説得は失敗。
「怒りを、悲しみをぶつける場所を奪い取るつもりか!?」

P55
リボンズとリジェネの会話。
王留美の資産が底をつきかけていることが分かる。

P61
マリナの歌がラジオから聞こえてくるシーン。
これは歌を聴いた兵士のひとりが録音してラジオ局に送ったため。

P62
ソーマ・ピーリスのシャワーシーン追加(※挿絵はありません)
セルゲイが撃たれるシーンの回想とアンドレイへの憎悪。

P79
ライルとアニューの描写追加。
アニューに家族のことを尋ねたライルは
「わかっていたのに 何を訊いているんだ おれは!」と自問自答。

P81
アニューの変化とそれに気づいているライル。
瞳が金色に輝く描写とその意味を察しながらも伝えないライル。


彼女の両目の虹彩が金色に輝いていた。
「……」またか…。ライルが小さく息をつく。
そうなると決まってその数時間後には敵が攻めてくる。
この意味をほぼ正確にライルは察していたがスメラギたちに
伝えるつもりはライルにはなかった。
ようするにアロウズを叩けばいいだけのこと。
惚れた女ぐらい自分で守れなくてどうする!

P86
刹那と沙慈の交差する手と横顔(挿絵)


P91から第二章

P111
ガンアーチャーの戦闘(挿絵)

P123
出撃した刹那と沙慈。戦場でルイスの機体を探す沙慈を気遣って
刹那があまりカメラを振らないようフォローしている描写追加。

P127-128
ヒリングの心情描写。
歯をむき出しにして両目を見開く好戦性。

P140-148
粒子の中でのルイスと沙慈の会話。

P149
アンドレイの心情描写追加。
「冗談じゃない!まだ自分は、彼女を
ファーストネームで呼んだことさえないのに」

P158-163
ティエリアとリヴァイヴの戦闘。
セラフィムによる捕獲。

P171
リヴァイヴが捕虜になったことをグッドマンに報告して
嫌味を言われたヒリングの想像。
統一世界が実現したらリボンズに頼んで北極あたりに
無駄な施設を建造してもらい、この偉そうな男を
そこに左遷させてやろう、と固く心の中で誓うヒリング。

P177から第三章

P186-187
見開き描きおろし。ライル、スメラギ、ティエリアと
対峙するリヴァイヴ。ミレイナに銃をつきつけるアニュー。

P190
トレミー艦内で工作するアニューの描写。
イノベイターに覚醒したばかりのアニューにはそれまでの記憶が
全て残っていたのでラッセのわき腹に銃弾を撃ち込む程度にした。
フェルトを無傷のままにしたのは女性タイプに造られたため、
同性に対して危害を加える行為を無意識に厭ったためかもしれない。

P195
ライルとアニューのやりとり。
「なら…私と一緒に来る?」と聞かれたライルは
それも悪くないな、と正直思っている。

P208-213
アニューの小型艇を撃てないライルの葛藤と心情描写。

P218
レグナントにはガンダムヘッドが内蔵されているが
アロウズのデータベースには載せられていない。

P221
操舵席に座ったティエリアの描写。
潜伏生活の間に戦闘技量やMS開発の腕、更に地味な
艦内作業スキルが向上している。

P234-239
ライルvsアニュー。
アニューを追って戦場を離れるライルの心情描写。
自分の選択が味方を不利にすることを自覚しながら
誘いに乗って戦線を離れた。

P239-243
ティエリアのハイパーバーストモードとアリオス被弾。

P248-249
ガッデスに銃口を向けるケルディムの見開き描きおろし。

P251
ガッデスのコクピットをこじあけたライルと中のアニュー(挿絵)

P254-256
レグナントの大型粒子ビームに何匹もの苦虫を噛み潰すティエリア。
電撃を流されて「皮膚という皮膚に爆薬を塗布され、一斉に火を
つけられたような激痛」を味わう。

P257-263
アニューの回想と心情描写。
ライルとのやり取りと過去のアニューについて。
イノベイターとしての記憶を封印されたアニューは空虚だった。
そしてアニューがライルの欠けた部分に気づき、ライルも
アニューの欠けた部分に気づく。
ある日ライルがアニューに「あんたはあんたなんだ。
過去がどうだろうとあんたはアニュー・リターナーで、
それだけで十分なんだ」
「もし何か欠けてるんだったら、おれが個人的に埋めてやってもいい」
言葉をかけて、これがきっかけで2人が接近。


P267
意識を乗っ取られたアニューに撃たれ掛けたライルは
死の恐怖を微塵も感じていなかった。
「アニューが正気を取り戻した時、もしライルの命を奪ったのが
自分(アニュー)だとわかったら彼女(アニュー)は悲しむんじゃないか」
こう考えていた。

P271
粒子空間でのライルとアニューの邂逅。
ライルの髪の生え際には小さな傷があり、
それはライルが子供の頃公園の木から落ちた時
ついたもの。知っているのはアニューだけ。

P272-275
ガッデス爆散にいたるライルの心情描写追加。

お前(アニュー)と出会えるまでおれはずっと虚ろで
ひとりぼっちで。空っぽだった。
両親と妹が死んだと聞かされた時も。
兄貴が死んだと聞かされた時も。
もちろん悲しい気持ちはあったが涙を流すことさえできなかった。
自分がひどく冷たい人間に思えた。
~以下延々とアニューへの心情。

P276-281
ライルが刹那を泣きながら殴るシーン。
アレルヤとソーマはいたたまれなくてたたずんでいる。
刹那はライルが(自分を)もっと殴るべきだと思っている。


P283から第四章。

P284
アニューが死んだ後、ライルは自室にこもりきりになる。
アレルヤとソーマは自機の整備をし、ティエリアはブリッジで
システム復旧の手伝いをした。

P289
沙慈が刹那の虹彩の輝きを目撃。

P291
刹那たちのブーツは磁石内蔵。

P295
背を向けて去る刹那にトリガーを向けるライル。
その脳裏に悲しそうな困った表情をしたアニューと
これ以上ないような苦笑を浮かべたニールが浮かぶ。

P307
ミスター・ブシドーとルイス、アンドレイ(挿絵)

P309-310
刹那のイノベイターへの覚醒描写。
【右肩の銃創がじわじわとではあるが治癒し始めていた】
【刹那は自分が変化し始めたことを自覚している】

刹那の脳裏に沙慈と夢の中のロックオン(ニール)の言葉がよぎる。
「俺は…変わる。その果てに何があろうと」

P317-328
王留美と紅龍がネーナに撃たれて紅龍が殺されるまで。
過去の王留美が兄に代わって当主教育を受けた描写。

P335-340
刹那の前にブシドー登場。

P342
王留美の回想と独白。
「CBも、イノベイターも、お兄様の命も捧げて変革は達成される」

P344-345
見開き描きおろしでネーナと王留美・スローネドライ。

P346
王留美がネーナに殺される。

P349-360
ルイスvsネーナ。
「敵機(レグナント)の赤い爪がネーナの腹部を突き破り
内蔵を潰し、上半身と下半身をつないでいるのが
左右にあるわき腹の筋繊維だけとなっていた」

P361-364
ネーナを殺して喜ぶルイスの笑いと絶叫・心情補完。
「やったよ。やった。殺った」
「あの女の腹に、ずむりと爪を差し込んだ時の感触が手に残っている」
「人を殺してまで仇を討って、両親は喜んでくれるのだろうか」
【ルイスの世界は変革を遂げた】
【しかし、そこに愛はなかった】

P365-388
刹那vsブシドー。

P365-366にはスサノオの武器解説。
左手の「シラヌイ」と右手の「ウンリュウ」はそれぞれ
マスラオの左手・右手のビームサーベル「ハワード」と
「ダリル」からビーム発振機を移植している。

P366
スサノオはGNフィールドも展開できるがブシドーは
あまりそれを用いようとは思っていない。

P366
戦闘初期は刹那もルイスvsネーナに気を取られていて
ブシドーが打撃で振り向かせることも一再ではなかった。
「やっとこちらを眼中に入れるようになってくれたということか」

P367
スサノオ(挿絵)

P368
ブシドーの独白。
「剣戟はもはや何合重ねたか分からぬほどだ。
正確には182回と言わせてもらおう!」

P369-370
延々とブシドーの独白。
「戦いたいのだ。戦って勝ちたいのだ。ガンダムに!
貴様は我が宿願の最初で最後の障害であればそれでいいのだ!
そこで私の空は晴れる!
一点の曇りも無い空に!
宇宙ですらも!(※「そら」とふりがな)」

P372-376
粒子世界で刹那とグラハムの邂逅

P376
グラハムとホーマーの過去。
ホーマーの元をたずねたグラハム。
「私が求めるのは、戦う者のみが到達するその極み」

P378
ブシドーvs刹那
「見切った!」
「斬り捨て、御免―!」

P380
ブシドーがスサノオのコクピットから出てきたのは
緊急脱出装置が働いたから(勝手にハッチが開いた)

P381
ブシドーの心情描写。
【心の中にあった昂揚は消え去り、代わって暗雲から降り注ぐ
雨のような敗北感が彼の精神を重く濡らしている】
【剣技だけでなく、それ以外のところでも負けたような気がして、
これまでに経験したことがないほど、強い屈辱と敗北感を彼は味わっていた】

P382
刹那からブシドーへ。
「生きるために戦え」

P383
沙慈が刹那へ。
「刹那…ありがとう。そう言いたい気分なんだ」

P384-388
ブシドーの心情描写。

P387
コクピットを漂う懐刀は剣の師範から譲り受けた業物

P388
「生きるために戦え」
刹那の声がブシドーに懊悩を呼び起こす。


P389からはエピローグ。
リジェネの独白。

P392
ダブルオーライザーがスサノオに最後の一撃を放つ瞬間、
刹那は無意識に脳量子波を放っていた。

P394-395は見開き描きおろしで次巻予告。
ノーマルスーツの刹那とリボンズ。背景にリボーンズガンダム。
刹那「貴様が行った再生を…この俺が破壊する!」
恐らくは次巻5巻がテレビ版の最終巻。


しかし4巻は「アニュー・リターン」の通りライルとアニューがメイン…。
カティとコーラサワーの補完全然ないですねぇ…。

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