※あとで足すかも。
6/30発売?だったはずなのにちっとも見当たらなかった本。
発売日がいつかわからないや。結構前に出てたのかも。
表紙は「機動戦士ガンダム00」25話原画より。中谷さんの原画。
「機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン」はファーストシーズンの
350カットから370カットに増えるそうです。
予算が増えてよかったよかった。
●機動戦士ガンダム00
巻頭特集。P10-27
水島監督のロングインタビュー掲載。
おもに戦闘シーンについて。
とにかく長くて濃いので本文の一読をお勧め。
気になったところだけ。
・1話のエクシアvsイナクトは大塚健さんが絵コンテ、その前の
エクシアが飛来する部分は水島監督のコンテ。
・11話の「アレルヤ」はコンテを修正した。
11話以降戦闘シーンの見せ方が変わっている。
理由はそれまでのロングショット戦闘が地味だと受け止められたから。
・後半(の戦闘シーン)はハンディカメラでMSを追うようなカメラワークが
増えた。前半からの試行錯誤を経て監督・助監督を中心とする演出陣が
もうひとつ粘ることができる現場になった。
・黒田さんの脚本には水島監督のリクエストでGN-Xが何機で編隊を組んでいるか、
何機撃墜されて何機残っているか書き込んでもらっている。
リクエストした理由はビームの一発一発に意味がある演出をしたかった。
・「00」では安易なカットインは禁止されている。
・セカンドシーズンは各話最大370カットという形にした。
P24-25は水島監督のディレクション・ワークについて。
・水島監督にとって「監督とはどうあるべきか」を教えてくれたのは
エヴァの庵野監督。「監督はあらゆるパート全部に手を出すか、
手を出さないかのどちらかしかない」ということ。
それを聞いて全部に手を出す監督になろうと思った。
・自分はどちらかというとプロデューサー型の監督。
だから組む脚本家が変わると作風が変わる。
・もとからスケジュールなどを気にするタイプではあったが、
積極的に意識したのは「鋼の錬金術師」の時から。
あれが転機だった。
・頑張ったら頑張ったなりの満足の得られる公平感のある現場にしたい。
「現場がきつすぎる」という気持ちでスタッフが逃げていくことがあれば
監督として恥ずかしいこと。作品はヒットしたけど現場には誰もいなくなった
なんてことになったらあまりに寂しい。
・ムード作りは難しい。「00」の前半は商品の売れ行きなどの話が
あまり現場に入ってこなかった。その前の「SEED」がお化け番組だった
こともあって「00はイマイチ」というムードがあった。それが後半になると
「00関連の商品はだいぶ調子がいい」と言ってもらえるようになった。
その情報を現場に伝えるとやっぱりほっとした雰囲気になる。
そういう「小さな幸せ」を積み上げるのが大事。
・「00」は(企画)当初は1年間4クール作品だった。ところが「00」
制作途中で(※タイトル公式発表前のこと)2クールずつに分かれることになった。
だから間に半年インターバルが入るならその(お休みの)間、半年分
スタッフを拘束して、経済的に現場を支えて欲しいということを
水島監督が代表してサンライズにお願いした。
注)いわゆる「土6」枠は2005年の「BLOOD+」~2007年9月「地球へ…」まで
いろいろありました。詳しいことは2008年アニメージュ5月号の竹田Pインタで。
・制作進行はとても大事なポジション。「鋼」の時はボンズの大藪さん
(※DTBやソウルイーターのプロデューサー)が、「00」はサンライズの
小川さんがしっかりしてくれた。
・スタジオごとの雰囲気は違う。「00」も当初苦労した。
結果的に角田さん、長崎さんが助監督に入ってくれて
水島監督が「こうしたい」という姿勢を明確にしたことで
サンライズのスタッフも逆に動きやすくなった感じ。
・水島監督はプロフェッショナル同士の仲間意識がベース。
そうやっているうちにさらに高みを目指せばなおよしということ。
P26-27は「00」二期の設定と情報。
マイスター4人とガンダム4機を掲載。
・連邦の「歪んだ平和」を正すため、ガンダムマイスターが再集結する、と
いうのが物語の発端になる。
・刹那は4年間世界を放浪して「アロウズ」の非道をつぶさに見てきた。
サブキャラの新規設定などはなし。
アニメージュオリジナル第二号は秋発売予定。
6/30発売?だったはずなのにちっとも見当たらなかった本。
発売日がいつかわからないや。結構前に出てたのかも。
表紙は「機動戦士ガンダム00」25話原画より。中谷さんの原画。
「機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン」はファーストシーズンの
350カットから370カットに増えるそうです。
予算が増えてよかったよかった。
●機動戦士ガンダム00
巻頭特集。P10-27
水島監督のロングインタビュー掲載。
おもに戦闘シーンについて。
とにかく長くて濃いので本文の一読をお勧め。
気になったところだけ。
・1話のエクシアvsイナクトは大塚健さんが絵コンテ、その前の
エクシアが飛来する部分は水島監督のコンテ。
・11話の「アレルヤ」はコンテを修正した。
11話以降戦闘シーンの見せ方が変わっている。
理由はそれまでのロングショット戦闘が地味だと受け止められたから。
・後半(の戦闘シーン)はハンディカメラでMSを追うようなカメラワークが
増えた。前半からの試行錯誤を経て監督・助監督を中心とする演出陣が
もうひとつ粘ることができる現場になった。
・黒田さんの脚本には水島監督のリクエストでGN-Xが何機で編隊を組んでいるか、
何機撃墜されて何機残っているか書き込んでもらっている。
リクエストした理由はビームの一発一発に意味がある演出をしたかった。
・「00」では安易なカットインは禁止されている。
・セカンドシーズンは各話最大370カットという形にした。
P24-25は水島監督のディレクション・ワークについて。
・水島監督にとって「監督とはどうあるべきか」を教えてくれたのは
エヴァの庵野監督。「監督はあらゆるパート全部に手を出すか、
手を出さないかのどちらかしかない」ということ。
それを聞いて全部に手を出す監督になろうと思った。
・自分はどちらかというとプロデューサー型の監督。
だから組む脚本家が変わると作風が変わる。
・もとからスケジュールなどを気にするタイプではあったが、
積極的に意識したのは「鋼の錬金術師」の時から。
あれが転機だった。
・頑張ったら頑張ったなりの満足の得られる公平感のある現場にしたい。
「現場がきつすぎる」という気持ちでスタッフが逃げていくことがあれば
監督として恥ずかしいこと。作品はヒットしたけど現場には誰もいなくなった
なんてことになったらあまりに寂しい。
・ムード作りは難しい。「00」の前半は商品の売れ行きなどの話が
あまり現場に入ってこなかった。その前の「SEED」がお化け番組だった
こともあって「00はイマイチ」というムードがあった。それが後半になると
「00関連の商品はだいぶ調子がいい」と言ってもらえるようになった。
その情報を現場に伝えるとやっぱりほっとした雰囲気になる。
そういう「小さな幸せ」を積み上げるのが大事。
・「00」は(企画)当初は1年間4クール作品だった。ところが「00」
制作途中で(※タイトル公式発表前のこと)2クールずつに分かれることになった。
だから間に半年インターバルが入るならその(お休みの)間、半年分
スタッフを拘束して、経済的に現場を支えて欲しいということを
水島監督が代表してサンライズにお願いした。
注)いわゆる「土6」枠は2005年の「BLOOD+」~2007年9月「地球へ…」まで
いろいろありました。詳しいことは2008年アニメージュ5月号の竹田Pインタで。
・制作進行はとても大事なポジション。「鋼」の時はボンズの大藪さん
(※DTBやソウルイーターのプロデューサー)が、「00」はサンライズの
小川さんがしっかりしてくれた。
・スタジオごとの雰囲気は違う。「00」も当初苦労した。
結果的に角田さん、長崎さんが助監督に入ってくれて
水島監督が「こうしたい」という姿勢を明確にしたことで
サンライズのスタッフも逆に動きやすくなった感じ。
・水島監督はプロフェッショナル同士の仲間意識がベース。
そうやっているうちにさらに高みを目指せばなおよしということ。
P26-27は「00」二期の設定と情報。
マイスター4人とガンダム4機を掲載。
・連邦の「歪んだ平和」を正すため、ガンダムマイスターが再集結する、と
いうのが物語の発端になる。
・刹那は4年間世界を放浪して「アロウズ」の非道をつぶさに見てきた。
サブキャラの新規設定などはなし。
アニメージュオリジナル第二号は秋発売予定。