日の丸の赤が眩しき夏の朝

　今日は、何があるのかわからないが、朝から景気よく
花火が打ち上げられ、噴水も高々と吹き上げられている。

　タバコを買いに行くついでに、ほんの少しだが回り道をして、
大学経営のホテルを見て感激だったね。

　５ヶ月間いるけれど、国旗が掲げられているのを見るのは
初めてだからね。

　ホテルのまん前が、中国、ま、これはしょうがないだろう。
その横が、アメリカとロシア。これも。ま、しょうがないか。

　でもね、日本の旗が、一番隅というのは、解せないね。
中国は日本の恩恵と多額の出資を受けている国だ。
それなのに、一番隅とはね。

　何の会議が開かれているのかは判らないけれど、
韓国の国旗より更に奥の一番隅だものね。少し悔しいよ。

　日本の「君が代」と「日の丸」に対して、いろいろな考え方が
あるようだけれど、異国の地で、日の丸を見るのはいいもんだよ。

　日本の日の丸のデザインぐらいいいものはないね。
風があるもんだから、みんな丸まっているけれど、
隅にあるためか、丸まりもしないで、がんばっているのも、いいね。


　よろしくお願いいたします。<(_ _*)>
　コメントもお寄せくださいね。

夏空へ更に北指す寂び鉄路

　中国は、２３の省、５つの自治区、
２つの直轄市、２つの特別行政区から成り立っている。
　じぃじの現在いる黒龍江省は中国でも最も北に位置している。
　
　黒龍江省はすべてがロシアとの国境線に面している。
したがって警備も厳しいようである。

　全省の面積は４６万キロ平方メートル、
　日本の面積は３７万７千キロ平方メートルだから、
　日本の国土より、黒龍江省の方がはるかに広いのだ。
　人口は３７６１万人で、省都はハルビンである。

　５月の２週間の「労働節」の休みを利用して、中国で一番北にある
「漠河」というところまで行って見たいと思った。

　じぃじは、じぃじの住んでいる佳木斯から、
北へ北へとバスを乗り継いでいったら、たどり着けるだろうと思った。

　学生にこの計画を話したら、一人の学生が、
　「わたしは、その近くがふるさとですが、バスでは行けません。
一度、ハルビンに行って、そこから汽車に乗り、３日かかります。
５月のはじめですと、まだ雪が降っています。」

　これを聞いて、中国の広大さに改めて驚き、
断念せざるを、得なかった。
　
　佳木斯でさえも緯度は北緯４７度だ。日本でいえば、
　最北の市、稚内から船に乗り、
宗谷海峡を超え、樺太まできているのだ。
　「漠河」は、北緯５４度に近い。
　北緯５４度といえば、樺太も通り過ぎるのだ。
　考えてみれば、どだい無理なことなのかもしれない。

　じいじは、南は最南の「海南島」、
西は「カシュガル」まで行っている。
　東は「佳木斯」だ。北もこの佳木斯を中国での一番北にしよう。

　それにしても、更に北まで線路は続いているんだよ。


よろしくお願いいたします
コメントもいただけますなら、うれしいです。

煤煙に穢れし天使 夏の雲

　じぃじは、「新・鴻風俳句教室」という
　ホームページも開設している。
　この、ホームページが、７００００に達した。

　どなたが、この７００００というキリバンを
　踏んでくださったかは、知るよしもないが、
　踏んでくださった方に、心よりお礼を申し上げたい。
　<(_ _*)> ありがとうございました。
　これからも、ご声援ください。


　男子寮の上の方には、なぜか天使が向き合ったレリーフが、
　はめこまれている。

　この天使も毎日立ち上る煤煙で、薄汚れて穢（けが）れて見える。
　地球温暖化原因は、アメリカと中国で６０％以上だという。
　
　じぃじなど、３本の円筒の真上だから、
　地球温暖化などというのではない。
　
　半年間毎日煙でいぶされ続けた。
　そのうち、北京ダックならぬ、
　「じぃじダック」が出来上がるかもしれない。
　
　「北京ダック」はおいしいが、「じぃじダック」は食べられたものではない。
　それでも、物好きな方は、食べてみてください。
　
　「北京ダック」も名前は聞こえていますが、
　さほどおいしいものでもないですから＾＾


よろしくお願いいたします。

紅にネオンの染めし夏の湖

　とっぷりと日も暮れた。

　公園も昼の顔から夜の顔へと変身を遂げた。

　湖面が、ネオンの光りを映し出し、紅に燃えている。

　恋人同士の影が寄り添うように暗闇へと消える。

　佳木斯市内の「杏林公園」。

　街の中心にありながら、広々とした湖面を取り

　贅沢なつくりとなっている。

　公園シリーズをひとまず終えることにする。



　皆様のお力添えで、現在１位におります。
　お尋ね下さいましたなら、上のボタンをぜひ、押してくださいますよう
お願いいたします。
　また、コメントもお書きいただけますなら、励みになります。
　あと、１ヶ月ほどで日本に帰れます。
　ＨＰへも、足をお運びいただけますよう。重ねてお願いいたします。<(_ _*)>

葉隠れに蕾の固き羊草

　　
　湖面に浮かぶ睡蓮。
　
　花開くにはまだ早いようで、

　ほつほつと固い蕾が見えるだけだ。

　あと、１週間もしたら、赤や黄色の花を見ることが出来るのだろう。

　モネの「睡蓮」の絵と重ね合わせてみた。

夏の夜の湖平らかや展覧館

　
　日本では、あまり「展覧館」という建物はないようだが、
　中国では、図書館、博物館、資料館などと共に
「展覧館」という建物が意外に多い。

　この前居た、南通の「展覧館」も立派だったが、
ここ佳木斯の「展覧館」もすこぶる立派である。

　昼なら、佳木斯市内の老人の書いた、
書道と絵画を見ることが出来た。
　夜は、建物全体がライトアップされ、
実に美しいたたずまいを見せている。

　夜の公園の湖もライトを反射して、輝いている。　



皆様のお力で、現在２位につけております。
更なる、ご声援をお願いいたします。句写美じぃじ<(_ _*)> 　

　　

夏の夜の迫る公園毛沢東

　「毛沢東」の像は、中国ならどこにでも見られる。
　この公園にも、巨大な像が建てられている。

　毛沢東といえば１９６６年の「文化大革命」の指導者だが、
死後には晩年の指導の誤りを指摘もされ、じぃじの友人などは、
この「文化大革命」のために、
「中国は５０年の遅れを取ってしまった。」などという人もいるぐらいだ。

　しかし、「日中戦争」には、国共合作して抗日戦の指導もした人だ。

　今でも、１００元札（中国で一番大きな金額の紙幣）には、
毛沢東が描かれるなど、やはり、国民的大指導者には間違いないのである。

貸ボート漕ぎ出す男女に戀の影

　公園には、貸しボートがあって、みんな男女で乗り込んでいるんだね。
見ていて、微笑ましくなるよ。　

　じぃじも乗りたかったけれど、自転車の要領で足で漕ぐボートに乗ったことが
ないのと、途中で足が攣ったんでは、助すけてももらえないものね。

　手漕ぎのボートなら、利尻島で昆布の通い舟までしたので、自信はあるんだけれどね。

　土台、ボートに一人で乗っても様にならないしね。

　どれも幌のかぶった立派なボートだ。

　ボートはなぜか戀の陰が付きまとうんだね。　



　皆様のおかげで、２位にさせていただきました。（２６日・２３時２５分・中国時間）
　ありがとうございます。応援をよろしくお願いいたします。
　上のボタンを押してくださいね。

西日をも寄せぬ湖辺を見てゐたり

　公園の中には日のあたらない。うっそうとした木陰がある。
　涼しいは涼しいが、不気味でさえもある。

　しかしこんな場所だからか、釣り糸を垂れている人がいる。

　バケツを覗いてみると、めだかの親方見たいのが、２０匹ほど
　動き回っている。

　名前など知らないが、こんな小さな魚を釣っていいんだろうかという
疑念がわいてきた。

公園を守る狛犬抱く西日

　日本の神社にある狛犬と、中国の狛犬とは似ているようでいて
どこか違っている。

　日本の場合、たいていは石で出来ているが、中国の狛犬は
石ばかりではなく、こうした銅で出来たものもある。

　日本の狛犬はたいていの場合、神社に置かれ、神を守っているが、
　中国の場合、神社や寺廟ばかりではなく、公園や銀行や大会社などの
玄関に置かれ、守るものも異なっている。

　クイズをひとつ出そう。この写真の狛犬は、メスだろうかオスだろうか？



皆さんのお力で、２６日１１時（中国時間）現在、５位に押し上げていただきました。
　ありがとうございます。とっても、うれしいです。