札幌雪まつり//春雪の中幻影の馬橇行く//降り積もる春の大雪地震（なゐ）止まず

第６２回　札幌雪まつり（２３/Ｘ）これで「雪まつり」は終了です。


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今日の俳句

＞春雪の中幻影の馬橇行く
＞降り積もる春の大雪地震（なゐ）止まず


















＞春雪の中幻影の馬橇行く　３/１７　
　　朝から春の大雪が降り続いている。雪かきをした後、しばらく降る雪を眺めていた。きれいだ。子供の頃自動車などそんなに見られなかった。荷物を運ぶのはみんな馬橇だった。その幻影の馬橇が鈴を鳴らしながら大雪の中をとおっていった。
　被災者のところも真冬並みの雪が降っている。
　「がんばれ、必ず春は来るよ」というよりないのだが。

＞降り積もる春の大雪地震（なゐ）止まず
　　余震なんだろうか、大地震のあとも余震がひっ切りなしに続いている。それも進度３あるいは４という、かなり大きなものばかりである。
北海道は、大地震のあとは大きなものは感じられないが、毎日のように
体感している人は生きた心地が無いであろう。
　それにしても２日続きの大吹雪は大変なものであった。
　それでも、地震に比べれば止まない雪はない。
　被災者の方々にもまもなく春は来るのだ。そう思おうよ。

＞＞これで「第６２回　札幌雪まつり」を終了します。

＞＞最後の４枚は、恵庭駅前です。


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２月３週・１３９３名
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札幌雪まつり//春月や重たき心抱く夜//春雪の中幻影の馬橇行く

第６２回　札幌雪まつり（２２/Ｘ）


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今日の俳句

＞春月や重たき心抱く夜
＞春雪の中幻影の馬橇行く















＞春月や重たき心抱く夜　
　　寒い夜である。地震に遭われた方は、この雪で震えあがっている
ことだろう。本当にお気の毒なことと思われてならない。

＞春雪の中幻影の馬橇行く　　
　　朝から春の大雪が降り続いている。雪かきをした後、しばらく降る雪を眺めていた。
　きれいだ。子供の頃自動車などそんなに見られなかった。荷物を運ぶのはみんな馬橇だった。
　その幻影の馬橇が鈴を鳴らしながら大雪の中をとおっていった。
　被災者のところも真冬並みの雪が降っている。
　「がんばれ、必ず春は来るよ」というよりないのだが。

＞＞朝から夜まで大吹雪であった。寒い１日であった。
　夜になって晴れ渡り、春の月が出ている。
　被災地の方々に頑張ってもらいたい。　　
　　



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札幌雪まつり//雪深き前庭明治の裁判所//冬の野の獣を狙ふ島梟

第６２回　札幌雪まつり（２１/Ｘ）


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今日の俳句

＞雪深き前庭明治の裁判所
＞冬の野の獣を狙ふ島梟
















＞＞３月11日午後２時４６分震源地三陸沖でマグニチュード８，８（後に、９，０２に訂正）
　国内最大の大地震が発生した。
　地震が起きた直後「鴻風俳句教室」のみなさんに、安否確認の文を書いた。
　書き終わったところで、通信はネットも電話も不通となった。

＞＞電話は東京ばかりではなく、隣町の札幌にもかけることができませんでした。
　開通したのは、１４日午後３時４５分であった。

＞＞そんなことで、ブログを更新できませんでした。

＞＞そんな状態にも関わらず、１２，１３，１４日もこの拙いブログを覗きに来てくださいました
　方々には、心からお礼を申し上げます。　

＞＞じぃじの家は本が書棚から飛び出し散乱したぐらいで、さほどの影響はありませんでした。
　東北地方の皆さんの地震と津波の跡かたもなく街が消えてしまった驚きはいかばかりで
　あったことか。

＞＞更には福島原発の放射能漏れが、人々の不安を高めております。
　はたして原子力発電所は必要なのでしょうか。
　いつもは「安全」をうたっていながらとも思います。　

＞＞じぃじはテレビを見ては、涙するだけで何もできない自分をもどかしいと思うばかりです。
　地震後の東北地方の方々の生活の困難さは、はかり知れるものではありませんが、
　一歩でも前に足を出し、その地域の人たちが手を携え協力し合い、立ち上がり復興することを
　願っております。




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札幌雪まつり//夢見るは夢なり国際女性デー//雪像の偉大な学者溶け出せり

第６２回　札幌雪まつり（２０/Ｘ）


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今日の俳句

＞夢見るは夢なり国際女性デー
＞雪像の偉大な学者溶け出せり















＞＞外国人の雪像は一番奥まったところにあり、
　　それが終ると、再び戻ってくることになる。
　　テレビ塔から札幌資料館の前までの片道約１，２ｋｍ、
　　往復２，４ｋｍの間に、
　　自衛隊の大規模の雪像。外国人の作った雪像。
　　職場単位、課程単位など、少人数での雪像などが
　　並んでいるのだ。



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札幌雪まつり//蜂の巣に蜂のせはしき夕あかり//春愁や絆途切れし友多し

第６２回　札幌雪まつり（１９/Ｘ）


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今日の俳句

＞蜂の巣に蜂のせはしき夕あかり
＞春愁や絆途切れし友多し














　

＞＞外国人の制作の１位は「蜂」という題の作品であった。
　　じぃじなどが見ると、昨日の「苗族の少女」の方が、
　　よほど素晴らしいと思うのだが、
　　審査員はおそらく、六角形の細かなところ、
　　蜂の動きを高く評価したのであろう。　
　　良くできているのは、大変よくできている。


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札幌雪まつり//人魚の居眠る春の午後の夢//目瞑れる少女の白肌春の風

第６２回　札幌雪まつり（１８/Ｘ）


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今日の俳句

＞人魚の居眠る春の午後の夢
＞目瞑れる少女の白肌春の風



＞＞第２位は中国人の作った少女の笑顔である。
　　じぃじなど、１位でもいいのではないかと思う出来栄えである。
　　モデルは「苗族の少女」ということだが、四角な顔立ち。
　　ふくよかな唇など、特徴を良くとらえている。
　　水かけまつりがよく知られている。




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札幌雪まつり//獅子面の踊りに春の日は注ぎ//箱運ぶ漢二人や冴返る

第６２回　札幌雪まつり（１７/Ｘ）


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今日の俳句

＞獅子面の踊りに春の日は注ぎ
＞箱運ぶ漢二人や冴返る


＞＞今日の６枚はすべて外国人の制作によるものである。
　　最初の「ライオンダンス（獅子舞）」は３位の作品です。　


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　今日は「パリ・ヴェルサイユ宮殿」です。

札幌雪まつり//ミシン踏むサザエさんに寄る春の蠅//大雪や磯野家と過ぐ昭和哉

第６２回　札幌雪まつり（１６/Ｘ）


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今日の俳句

＞ミシン踏むサザエさんに寄る春の蠅
＞大雪や磯野家と過ぐ昭和哉
＞並ぶ子を見守る狐雪のすべり台

＞＞長谷川町子の原作漫画は新聞連載の4コマ漫画である。
1946年（昭和21年）4月22日、福岡の地方新聞『夕刊フクニチ』で連載を始めそうである。
しかし、長谷川が東京へ引越しするために連載を打ち切った。
連載開始当初は、台詞がカタカナで書かれていた。
漫画の舞台は博多で、サザエは独身だったが、連載を打ち切る時にサザエがマスオと結婚している。
（福岡時代の最終回とみられる回のオチの部分が、
小さいながらも「サザエさんうちあけ話」の作者の回想で描かれている）。
長谷川の家族が東京の桜新町へ引っ越した後は、『夕刊フクニチ』で連載を再開。
舞台も東京へ移り、マスオが磯野家に同居する。「ウィキペディア」より。

＞＞戦後の混乱期に人々の心に、あたたかな灯火を点してくれた四コマ漫画。
単行本が出ると、何冊か買ってもらったし、友達から貸してもらって読んだ記憶がある。

＞＞磯野家が日本の家庭の見本のように思われたものであり、
昭和という時代が良くとらえられて描かれている。

＞＞写真も昼に撮った写真には「波平」が入っていないので、前日の夜に撮った
全員の写真を、再度貼ることにした。


＞＞「どんべい」は全国どこにでも売られているのだろうが、
北海道限定版は昆布の味を利かせた、おいしいものに仕上げた限定版である。
キタキツネをモチーフにした「雪のすべり台」には子供たちがたくさん並んでいた。

＞＞最後の写真２枚は外国人の制作のものである。
　






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２月３週・１３日～１９日・・１３９３名
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　今日は「パリ・ヴェルサイユ宮殿」です。

札幌雪まつり//母の膝なつかしねむし長閑なり//日本の空行く雲じい春の午後

第６２回　札幌雪まつり（１５/Ｘ）


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今日の俳句

＞母の膝なつかしねむし長閑なり
＞日本の空行く雲じい春の午後


＞＞じぃじは母の膝の温みなど知らない。小学校に入る前から母は病気がちで、
病院、祈祷師など付き添って歩いていた。
小学校５年生の春、突然両眼とも完全失明してしまった。
そんな、じぃじなので母の膝の温みなど知らないで育った。
こうした母の膝に抱かれている姿を見ると、無性に悲しくなってくる。

＞＞「くもじい」って知っているだろうか。
「空から日本を見てみよう」というフジテレビの番組である。
昨日（３月３日）は、①京王井の頭線と②東急池上線だったが、
別な番組を見ている間に見逃してしまった。残念で残念でと言う気持である。
井の頭線はじぃじの青春時代を送った路線であったからだ。

＞＞河童は架空の動物で、人間の「しりこ玉」を取るという。
だが、どこか憎めない。
中国で生まれたようで、中国でも根付けだとか、ストラップだとか様々な形になり売られている。　　　「西遊記」の中で「サゴジョウ」として出てくるからだろうか。
ずいぶんと買ってしまった。　　


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札幌雪まつり//白い家持つ夢ふくらむ春の午後//みんな来て春の山にて遊ぼうよ

第６２回　札幌雪まつり（１４/Ｘ）


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今日の俳句

＞白い家持つ夢ふくらむ春の午後
＞みんな来て春の山にて遊ぼうよ


＞今日の写真は、みんな職場、あるいは家族単位で仕上げた作品（雪像）である。
どの作品にもほのぼのとした温かみがある。
「家」を作った人は言えがほしいという夢。
「スージーズ」には、絵本の中で遊ぶという夢の表現であろう。
青空が見え、心楽しくなってくるではないか。


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