・露草に白色があったなどとは初めて知った。これも、4~5本送って戴いたのが、今では2鉢で2~30本に増えている。
・・来年のもらい手がもうついている。盛んに蟋蟀が啼いている。
・鳳仙花もどこにでもある花でありながら、咲いている所を探すとなかなかないものである。
・・子供の時には、鳳仙花の種を飛ばして遊んだし、ままごと遊びにも使ったものである。
・「草の実」の兼題が出された。俳句を作るにはそのものを見るに限ると、カメラを担いで野原を歩いてみた。
・・向こうには鴻の大好きな恵庭岳が美しく聳えている。女性の美しい旨を思わせる山である。
・市役所の裏通り、と言っても少し離れるが、3本の栗の大木がある。
・・この栗の木は、恵庭市の歴史を見守っているのだと思う。
・この季節野にいってみると、目に飛び込んでくるのが、月見草(宵待草)であり、泡立ち塔である。
・・この頃また血圧が乱高下していて、耳鳴りがしている。中国で聞いた音速機(軍機)なみの音である。
・野紺菊の花も紫色の花を見ることが出来る。野菊を見るたびに伊藤左千夫の「野菊の墓」を思い出す。
・・政夫と民子が9月のある日二人で眺めた野菊。昔のような純愛ものなど今の世にもあるだろうか。
・・・「鴻風俳句教室」http://www.rak2.jp/hp/user/koufuu52/ も、ご覧ください。
・蟋蟀や夜通し明るきパン工場
・澄む夜をすだくこほろぎ恋得しや
・老夫婦住む仕舞屋の鳳仙花
・若者の弾けことばや鳳仙花
・湖へ続くこの道穂草の実
・草の実の乾く一日恵庭岳
・栗三粒拾ひ市役所裏通り
・一粒の栗の実握る手の温み
・ときめきの心まだあり月見草
・月見草耳底を飛ぶ音速機
・写真12枚・俳句12句