>>褪せるまであぢさゐの毬またたかむ
>>幾十の毬の一つの花あぢさゐ
昨日の夕方戻ってきた。決して逃げてきたわけではない。ホント^^
外科の先生が「土曜日と日曜日の午前中はなにもありません。」と言う。
「それじゃ家に帰ってもいいですか?」と聞くと、「いいですよ。」と言うので、帰ってきた。
19日(金)は、X線胸部撮影後、RI検査が行われた。
RI検査とは微量の放射能の入った注射をしたあと、MRIの機械のような機械で寝たまま、
正面から、右から、左からと時間をかけて、肺のを流れる血を見るために撮影するのだと言う。
このほか、採血、採尿などがあった。
20日(金)は、麻酔科のお医者さんと話をした。その傍にかわいい看護婦さんが控えている。
「23日は朝一番の手術となります。手術室に入るのが8:30分。7時間から8時間かかります。」という。
7~8時間と聞いて驚いた。
胸の豊かな女性ならいざ知らず、こんなあばら骨だらけの、
薄っぺらい可愛い胸を切り開くのにそんなに時間がかかるとはと正直思った。
「なんでそんなに時間がかかるのですか?」と質問すると、
「血管に傷をつけないように慎重に手術を行うと、このくらいはかかるのです。」
まず、「脊髄と硬膜の間に硬膜外麻酔を注射します。そのあとで全身麻酔をします。」
「あとは、点滴、心電図、血圧計、尿量検査などをつけさせてもらいます。」
「先生、説明を聴きましても正直言ってわかりませんので、先生を全面的に信頼します。
先生が麻酔科の先生として見てくださるのでしょうか。?」
「はい。私が初めから終りまで私が見ております。」
「これを読んでおいてください。」と渡された冊子には、
麻酔での事故死は10万人に一人なんだそうである。
「先生を信頼し、10万人目にならないようにお願いいたします。」というと、
「いや、ならないですよ。外科の先生も腕の確かな先生ですから。」
麻酔科の先生との面談が終ったあと、麻酔科の先生の傍にいた、かわいらしい看護婦さんと面談をする。
「私が当日付き添います、O(オー)といいます。よろしく。」
「こちらこそよろしくお願いしますね。なにしろ初めてですから^^」といって思わず手を差し出した。
きっちりと握り返してくれた。「こんな老人が」というと「お若いですね。」と言ってくれた。もちろんお世辞である。
O(オー)さんと二人きりでしばらく離した後、「元気になったら、うまいものを食べに行きましょう。」と言った。
最後にOさんの方から、手を出してくださったので「よろしくね」とがっちりと握り返した。
こんな可愛いお嬢さんの手を握れるなんてもうないだろう。^-^
21日朝、花に水をやる。午後からは自動車を丁寧に洗う。
「あぢさゐの花」がきれいに咲き出している。
このブログをご覧になられた方は、23日の月曜日8時30分になったら、句写美じぃじは今頃手術室に入るんだ。
15時30を過ぎたら、句写美じぃじは手術室から出ただろうかと思うだけで結構ですから思ってください。
お願いいたします^-^