鴻風俳句教室

皆さんのホームページです
写真と俳句で美を追求しましょう
そしてこの世に生まれてきた証を残しましょう
 

昔日の卍線とよ風は秋//銹つきし転轍機あり秋の花//毀たるを待つ炭住や泡立草

2010年08月31日 16時22分46秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ
●夕張紀行・そのⅡ(11/13)

















今日の俳句

・昔日の卍線とよ風は秋
・銹つきし転轍機あり秋の花
・毀たるを待つ炭住や泡立草

今日の見たり・聞いたり


2010年08月31日(火)快晴

  今日で8月も終わる。
 明日から9月だと言うのに、この暑さはいったいどうしたことだろう。
 パソコンの前に座っていても、これほど汗が吹き出すことはなかった。
 なのに、体中から汗が噴き出す。
 窓を全開にしていて、それなりに風も入るのに、体がちっとも冷えないのだ。
 
  これだけ汗が噴き出したなら、少しはやせるだろう。
 昨日、シャワーを使った後、秤に乗ったら、64,5kgあった。
 62kgになりたいのだが、一向に減らないのはどうしたことだろう。



  9時半に家を出て千歳の新しく生まれた俳句会の指導に行ってきた。
 参加者はじぃじを含めて8人の出席者だったが、増えて行く気配にある。
  元俳誌「にれ」の同人が二人、俳誌「あかしあ」の同人が一人。


  句会の名前は「学びの句会」と名付けられた。
 じぃじに学びたくて、こんな名前にしたそうである。
 月1度の句会である。



  夕張から、車も通らないような山道を越えていると、
 その昔「万字炭鉱」があった跡地があった。

  万字炭鉱は北海道炭礦汽船株式会社(通称、北炭)が1903年(明治36年)に
 事業を譲り 受け、夕張炭鉱方面に輸送路を敷くことで生産量の拡大を図ることとした。

  1905年、北炭は炭鉱名を朝吹家の家紋「卍(まんじ)」にちなみ、
 万字炭鉱と命名し本格操業を開始した。

  鉄道敷設のための測量を行う傍ら、
 石炭の輸送は夕張本町方面へ通ずる索道を敷設し運搬を行うという
 世界的にも珍しい方式が採られた。

  しかし夕張駅方面への鉄道敷設計画は挫折、改めて岩見沢駅方面への敷設を開始。
 難工事の末、1914年に軽便鉄道の規格で後の万字線が開通、出炭量も増加を辿った。

  万字炭鉱の弱点は、複雑で脆弱な地質条件にあった。
 山一つ隔てる夕張炭鉱以上に出水量が多く、1950年代には坑道が水没したこともあった。 生産量が安定化しないため、1960年に北炭は経営を分離し子会社化、
 万字炭鉱株式会社が経営を行うこととなった。

  その後も地下水量には悩まされ続け、
 1976年には台風6号による出水事故のため主力坑道が水没し、
 復旧できないまま閉山に至った。(ウィキ・ペディア・フリー百科事典参照)

  現在は「万字炭山駅」の駅案内板が残され、転轍機があるだけであった。
 炭住も毀れて土に帰る状態となっていた。
 山桜と思われる木の枝が紅葉していることと、
 炭住に咲く一輪の花が秋風に吹かれていた。



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立ち上がる虎杖の花風を恋ひ//変わるればトンボにならむと山の蝶//飛ぶかまえ見せ飛ばざりき赤とんぼ

2010年08月30日 11時54分14秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ
●夕張紀行・そのⅡ(10/13)















今日の俳句

・立ち上がる虎杖の花風を恋ひ
・変わるればトンボにならむと山の蝶
・飛ぶかまえ見せ飛ばざりき赤とんぼ

今日の見たり・聞いたり


2010年08月30日(月)晴

  29日の夜中の1時半に家出をした。^^
 冷蔵庫の中に入っていた、ボトルのお茶と豆パンとアメダマと、
 いつでも持ち出せる、カメラ一式の入ったバッグを持って、飛び出した。
 貼る写真がなくなってきたのと、海を見たいという願望にかられたからである。

  先日、「利尻島」をテレビでやっていた。
 無性に、利尻が見たくなったからだ。
 利尻まで渡らなくても、せめて利尻島の見えるところまで行きたかった。
 両親の墓もある。30年間教員も務めたところでもある。

  本来なら、1年に1度は墓参りに行かなければならないところであるが、
 長男に任せっぱなしにしてある。

  恵庭から、岩見沢まで約1時間一般道を走る。
 岩見沢からは、高速道路に乗る。
 家を出るときから、ガソリンが半分ほどよりない。
 ま、途中でガソリンスタンドが開いているだろうと、たかをくくって出た。
 ところがどこでも、開いてはいない。

  高速道路に入れば、砂川ICで、開いているだろうと思い、
 そのまま走った。
 次第に、ガソリンの目盛の減って行くのが気になる。

  開いているだろうと思っていた、砂川ICでも開いてはいなかった。
 高速道路では、必ず開いているものと思っていた、じぃじが甘かった。

  さて、この続きはどうなったでしょう^^

  夕張紀行はあと3回です。
 続きは、「夕張紀行」が終わるまで、待ってくださいね^^



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飛び立てど戻る場所あり赤とんぼ//廃校の敗れ硝子窓きりぎりす//虎杖の花しらじらと廃鉱山

2010年08月28日 11時09分18秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ
●夕張紀行・そのⅡ(9/13)

















今日の俳句

・飛び立てど戻る場所あり赤とんぼ
・廃校の敗れ硝子窓きりぎりす
・虎杖の花しらじらと廃鉱山


今日の見たり・聞いたり


2010年08月28日(土)晴

 メロン城の前庭に、ささやかな庭があり、僅かばかりの花が植えられてある。
 とんぼが飛んで来ては、百合の蕾にとまる。
 また、飛び上がっては、遠くへは行かずに元の場所に止まる。
 これを繰り返している。とんぼにも縄張りがあるのだろうか。

  夕張の「メロン城」から40分近く山道を飛ばした。
 めったにどころか、すれ違う車さえないカーブの多い山道である。
 こんな山道でも、舗装がされているのだから、北海道の道路はすごいと思う。

  一つのカーブを曲がったとたん「万字小学校閉校記念」の石碑と
 小学校が現れた。
 破れた窓ガラス。剥がれかけた壁。その廃校をおおい尽くす
 背の高い虎杖(いたどり・方言ではどんがい)が目についた。

  小学校の歴史は、栗沢町立万字小学校であり、
 明治39年9月21日開校、 平成2年3月31日閉校となっている。
 最盛期の児童数などもわからないが、
 「昭和15年で小学校5年生男子組が50人。
 女子組はもっと多かったように思う」と、
 かつてこの小学校に通っていた人が言っている。

  1学年100人としても、6学年で600人はいたことになる。
 大きな学校であったことになる。

  廃校のとなりに「万字体育センター」があるが、
 今でも使用されているのであろうか。



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酒眠る煉瓦の蔵へ秋の風//高原の夜明け秋気の渡り来る//諦めることばかりなり秋桜

2010年08月27日 07時33分10秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ
●夕張紀行・そのⅡ(8/13)
















今日の俳句

・酒眠る煉瓦の蔵へ秋の風
・夕張は谷間の町秋迫る

・高原の夜明け秋気の渡り来る
・諦めることばかりなり秋桜
・句誌発送 秋の公園通り抜け
・髯五日剃らで曇れる処暑の鏡 



今日の見たり・聞いたり


2010年08月27日(金)晴

  メロン城の陳列ケースには、ここで作られる、
 メロンを原料とした、数々の酒が陳列されている。
 じぃじは酒をあまり飲まないので、
 このケースの中にある酒を1本として飲んではいない。

  若い時には、結構飲んだのだが、歳をとってからは飲む機会が皆無である。

  メロン城の屋上に出てみる。
 夕張の町と言うよりも、
 両側から迫る山の裾野に1本だけついた道路沿いにへばりつくように、
 家並みがあるだけで、いかにも炭鉱の町と言う感じがする。

  酒を寝かせてある、レンガ造りの蔵も城の裏に建てられてある。

  外に出ると、可憐な花が秋風にそよいでいた。


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・キャラメルの工房に吹く秋の風//漢二人ソフトクリーム滴らす//コスモスや児童の声が空渡る

2010年08月26日 09時00分49秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ
●夕張紀行・そのⅡ(7/13)















今日の俳句

・キャラメルの工房に吹く秋の風
・漢二人ソフトクリーム滴らす
・墓標にも見ゆ校跡や白芙蓉
・コスモスや児童の声が空渡る

今日の見たり・聞いたり


2010年08月26日(木)晴

  朝から晴れ渡り気温も高くなってきている。
 蟲の聲なのか、耳鳴りなのか、耳の奥でキ~~ンとなっている。
 
  夕張駅の周辺には、なつかしい映画の看板がたくさんあった。

  そこから車で5分ほどの所に大広場があり、「花畑牧場」の、
 生キャラメル工房が建っている。
  風が吹くたびにキャラメルの甘い香りがする。

  キャラメルを買おうとしたら、
 息子が「ヨシタケに儲けさせるだけで、キャラメルは変わらないよ。」という。
 じゃ、ソフトクリームにしようと、350円のソフトを買ってふたりで食べた。

  じぃじは、恵庭のえこりん村のソフトが一番と思っているのだ。

  花畑牧場からさらに10分ほど走ったところに「メロン城」がある。
 ここでは、メロンのワインや、焼酎などを作っている。

  ここも、かつては小学校があった場所で、子供たちの声が響き渡っていたことだろう。



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希望とは街の再生雲の峰//廃屋の破れしトタン草枯るる//白をもて白と別れる秋の風

2010年08月25日 16時08分23秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ
●夕張紀行・そのⅡ(6/13)















今日の俳句

・希望とは街の再生雲の峰
・廃屋の破れしトタン草枯るる
・白をもて白と別れる秋の風


今日の見たり・聞いたり

2010年08月25日(水)晴

 今日は朝から暑い。なんだか頭がぼうっとしている。
 血圧が高いのか、低いのかわからないが、ふわっとしている。
 なにもやる気が起きない。困ったものだ。
 
 夕方にはプリンターが届くはずなのだが。
 届いたら、「句写美・35号」の印刷にとりかからなければならない。


 昨日の続きで、映画の看板を貼っておきたい。
 もう、北海道では、こうした映画の看板を書く人もいなくなってしまった。
 貴重な財産だと思う。

 つかのまではあったが1位であったのに、
 現在は5位。
 1位の人には65ポイントの開き、
 4位の人にも5ポイントも開いてしまった。
 なんの楽しみもなくなってしまった。








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学校を抜け映画見し日の夜寒//若き日は役者に憧れ青みかん//裕次郎もひばりも死せり夜を寒み

2010年08月24日 13時24分48秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ
●夕張紀行・そのⅡ(5/X)

















今日の俳句

・学校を抜け映画見し日の夜寒
・若き日は役者に憧れ青みかん
・裕次郎もひばりも死せり夜を寒み

・保育所に朝より泣く子初嵐


今日の見たり・聞いたり


2010年08月24日(火)雨

  朝から小雨が降っている。それだけでも寂しい気になるのに、
 朝からずっと泣き続けている子がいる。もうすぐお昼になる。
 何が悲しいのだろう。もう泣くんじゃないよ。
 君には、君の与えられた運命があるんだよ。

  昨日は4時を過ぎて、お買い物に出かけた。
 安くて、うまい魚を食いたくて出かけた。
 サンマは1匹250円。こんな高いサンマなど買えない。
 カレイもサケも高い。

  ふと見ると、まるまると太ったイワシがある。
 見た瞬間に、「これは、うまい」と思った。脂も乗っている。
 1皿に5匹のって250円。1匹50円はお買い得だ。

  いつものオッチャンに声をかける。
 「今日は何がお勧め?」「今日はクロガシラ。」
 「高いよ。それに子も入ってないし。」「安くするよ。」
 「いや、いらない。それより、このイワシうまそうだね。」
 「みんな、持って行ってくれよ。」

  明日は店の定休日で、全部売りつくしたいのだろう。
 3皿残っている。
 「500円でなら買うよ。」「いいよ。500円で。」
 しまった。「300円でなら買うよ。」と言えばよかったと思ったが遅かった。

  500円で15匹のイワシを買ってきた。
 店に並んでいる時に見たのより大きいと思った。
 刺身にもできる鮮度の良さだったが、生姜と梅干を入れて煮た。

  あとは塩しておき、今朝乾した。雨で乾かないのが気になっている。
 
  東京で過ごした大学時代には、よく映画を見に行った。
 キムノ・ヴァックが好きだった。キムノ・ヴァックの映画は見逃さなかった。
 その中でも「逢うときはいつも他人」を見て泣いた。
 他の観客は、笑っている時でも泣いていた。
 ストーリーは「人妻との恋」の映画だった。
 
  ソフィア・ローレンも好きだった。「ひまわり」も良かった。
 地平線まで咲く、向日葵を見たいとおもった。
 中国にいる時、学生と見渡す限りのひまわりを見に行った。
 先日、もう一度この映画を見たくて、見に行ってきた。
 しかし、大学時代に見た感動は伴わなかった。

  こうして書いてゆくと、いくらでも書ける。
 テレビもパソコンもない時代であった。
 ただ、映画にだけ自分を逃避させる場があった。
 場末の安い映画館が、じぃじの青春時代を過ごした場所であった。



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秋の天突く蝦夷松の直心//夕張は始発の駅や秋高し//駅裏の巨大なホテル秋の山

2010年08月23日 11時10分00秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ
●夕張紀行・そのⅡ(4/X)

















今日の俳句

・秋の天突く蝦夷松の直心(ひたごころ)
・夕張は始発の駅や秋高し
・秋の風時に通へり單線路
・駅裏の巨大なホテル秋の山

今日の見たり・聞いたり

2010年08月23日(月)雨

  朝は晴れていたのに、10時を過ぎたら雨に変わった。
 裏の保育所の年長組の園児がプールに入っていたが、
 雨になったのに、プールから上がらないで、保母さんを困らせている。
 
  「夕張鹿鳴館」を見学するのに500円かかる。
 息子に「入ろう」と誘ったが、
 「この前、見ているから入るなら親父一人で入ったらいいよ。」
 玄関から顔を入れ、中をのぞくと、
 プラチナの糸で織り上げたのではないかと思われる、打ち掛けが飾られてあった。
 また来ようと思い、中には入らなかった。

  玄関前には、杉の木ではないかと思われる木が、まっすぐに聳えている。
 北海道の杉の木は道南にしかない。
 こんな雪深い夕張の木ではないと、思ったのだが、気にかかる木である。
 俳句では「蝦夷松」としたが、蝦夷松でないかもしれないのだ。
 俳句も文学である。こうした虚構は大いに結構である。^^

  「夕張駅」のプラットホームを見る。
 この夕張線(正しくは・石勝線夕張支線)は今でも活躍している。
 「夕張」から「新夕張」までの、16,1kmの間に、
 「鹿の谷」「清水沢」「南清水沢」「沼の沢」と4つの駅がある。
 駅の名前を見ただけで、夕張と言う地区の情景が思い描かれるのではないだろうか。

  駅の裏には、大きなホテルが建っている。
 冬季間にスキーに訪れる人のためのホテルと言ってもいいだろう。
 「マウントレースイスキー場」として、知られている。
 しかし、リフト代の高いのでも知られているのだ。

  夕張は「幸福の黄色いハンカチ」でも知られている通り、
 「映画の街」でもあり、昔懐かしい手書きの映画看板が
 何枚も貼られてある。
 明日は、昔懐かしい映画の看板をお見せしたい。





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夏草に覆はる炭住毀れ行く//鬼百合の一叢に午後の日は注ぎ//ほろびたる炭山の吐息の冷まじき

2010年08月22日 09時50分06秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ
●夕張紀行・その2(3/X)


















今日の俳句

・夏草に覆はる炭住毀れ行く
・鬼百合の一叢に午後の日は注ぎ
・ほろびたる炭山の吐息の冷まじき


今日の見たり・聞いたり

2010年08月22日(日)晴

  大看板を右に曲がるとすぐに、かつて炭鉱住宅の長屋が並んでいる。
 夏草に覆われている。やがては朽ち果てて行くのであろう。
 それでも、硝子窓には、雪囲いの板が打ちつけられている。
 大看板から2~300mほど行ったところに、
 「夕張鹿鳴館」なる建物が、林の中にある。
    
  この建物は石炭産業の好景気な、大正・戦前・戦後の昭和30年代頃まで、
 上流階級の社交場として建てられた「北炭鹿の谷倶楽部」で、ごく限られた
 人々の社交の場であった。

  通称「北炭」と呼ばれていたが、正式には「北海道炭鉱汽船株式会社」であり、
 この建物は大正2年に建設され、昭和58年まで迎賓館として使用され、
 昭和天皇、平成天皇が皇太子であった頃に宿泊されている。
 現在はレストラン、宿泊施設として一般客も使用できる。

  この写真のコンクリート部分は、防空壕の名残と思えるが、
 山そのものが崩れているように見えた。
 山からは清水が流れて小川ではないところに、水の流れを作っている。

  聞こえるものは、水の流れる音と、木々を渡る風の音だけである。 






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飛行機のどてつ腹を見き秋の風//駅までは三キロの山紅葉れり//雪囲ひ毀れしままに秋の風

2010年08月21日 12時09分43秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ
●夕張紀行・その2
















今日の俳句

・飛行機のどてつ腹を見き秋の風
・駅までは三キロの山紅葉れり
・雪囲ひ毀れしままに秋の風



今日の見たり・聞いたり

2010年08月21日(土)曇

  長沼町で田園風景の写真を撮っていたら、
 頭の上を飛行機が新千歳空港を目指して飛んで行った。

  恵庭の我が家から、長沼を通り夕張までは1時間半ほどかかる。
 夕張の街に入ると、巨大な看板が目に入る。

  この前はこの看板から、右に曲がり、龍仙峡を見て戻ったが、
 今日は、この看板を左にまがり、岩見沢の近くから恵庭に戻る
 約170kmを一周するものである。

  夕張市に入り、看板を撮り終わり、足元を見るとマンホールの蓋が目についた。
 じぃじは、マンホールの蓋が好きである。

  蓋には、その町の代表するものが描かれているからである。
 夕張市の場合「バリバリゆうばり」と「寅」の絵が描かれている。

  メロン城で作られている「寅次郎」という、
 焼酎をモチーフにしているようである。

  夕張は、かつては日本を代表する炭鉱であった。
 したがって、町の両側には山が迫り、谷そのものが道路になっている。
 看板の所から、夕張駅までは3kmある。

  雪深く、冬の訪れがはやいからであろうか。
 山の木々はすでに紅葉しているものもある。



4月の訪問者:計5880名
5月の訪問者:計4124名
6月の訪問者:計7400名
7月の訪問者:計5770名
8月の訪問者:


8月16日(月)・169名
8月17日(火)・233名
8月18日(水)・219名
8月19日(木)・194名
8月20日(金)・199名
8月21日(土)・名
8月22日(日)・名

8月第1週:1418名
8月第2週:1386名
8月第3週:名
8月第4週:名


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