一人の女子学生Lが、講義が始まる前に
「先生、腕を出して。」という。
いわれるままに、腕を出した。
赤い糸にビーズがいくつかついた糸を、
ぐるぐると巻いてくれた。
早とちりの、句写美じぃじは、
「お!彼女の印なのかと思ったね^^」
夜に、携帯電話で、
「今日はありがとうね。あの赤い糸は、先生と赤い糸でむすばれた、
恋人同士のしるしなのかい。」と聞いたら、
「違うんです。」と、のたまった。
「あれは何の印なんだい。」と聞いたら、
「中国でも、この東北地方に伝わる風習で、
「端午節(タン・ウゥ・ジィエ)」の前に腕に巻いて、
端午節が過ぎた最初の雨の日に糸を切って、道に捨てるの。」という。
「そっか、日本では、赤い糸で結ばれている二人といって、
恋人同士の意味があるんだけれど、そうじゃないのかい。」といったら、
「中国にはそんなのはないは。」と、あっさり否定されてしまった。
「そっか、わかった。でも、じぃじには、記念だから、
端午節が終わったら大事にとって置くよ。」と言って、電話をきった。
そういえば、4~5日前に、このLから、
「先生は何色が好き?」と聞かれて、
「赤色だね。」と答えていたよ。
糸の色は、5色あるそうだ。
でも、中国には、赤の色が一番ふさわしいね。
中国には農歴が生きている。
今年の「端午の節句」は、6月19日だ。
「先生、腕を出して。」という。
いわれるままに、腕を出した。
赤い糸にビーズがいくつかついた糸を、
ぐるぐると巻いてくれた。
早とちりの、句写美じぃじは、
「お!彼女の印なのかと思ったね^^」
夜に、携帯電話で、
「今日はありがとうね。あの赤い糸は、先生と赤い糸でむすばれた、
恋人同士のしるしなのかい。」と聞いたら、
「違うんです。」と、のたまった。
「あれは何の印なんだい。」と聞いたら、
「中国でも、この東北地方に伝わる風習で、
「端午節(タン・ウゥ・ジィエ)」の前に腕に巻いて、
端午節が過ぎた最初の雨の日に糸を切って、道に捨てるの。」という。
「そっか、日本では、赤い糸で結ばれている二人といって、
恋人同士の意味があるんだけれど、そうじゃないのかい。」といったら、
「中国にはそんなのはないは。」と、あっさり否定されてしまった。
「そっか、わかった。でも、じぃじには、記念だから、
端午節が終わったら大事にとって置くよ。」と言って、電話をきった。
そういえば、4~5日前に、このLから、
「先生は何色が好き?」と聞かれて、
「赤色だね。」と答えていたよ。
糸の色は、5色あるそうだ。
でも、中国には、赤の色が一番ふさわしいね。
中国には農歴が生きている。
今年の「端午の節句」は、6月19日だ。