鴻風俳句教室

皆さんのホームページです
写真と俳句で美を追求しましょう
そしてこの世に生まれてきた証を残しましょう
 

六月の海見ゆ旅の充足感

2011年08月31日 11時51分58秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ













>六月の海見ゆ旅の充足感


  尼崎俳句会の帰路である。
 「東高洲橋北詰」と言うところから高速に乗り、「関空」に向かう。
 尼崎駅前の東横イン前からは1時間ばかりだという。
 時計の6時の地点から、9時に向かう形となる。
 大阪湾の四分の一という感じである。

  ただ、kouは初めてなので、見るものがすべて楽しい。
 大きな観覧車も見える。載ってみたいとも思う。

  写真がすべて青いのは、kouのカメラの腕ではない。
 バスの窓ガラスを通して見ると、すべて青く見えるのだ。

  つまらない写真と言うなかれ。
 大阪湾など見たことのないkouには、これでも面白いのだ。
 なんにでも興味を持つことが俳句の一歩であるのだ。^^


直立の人生を経き花魁草

2011年08月29日 07時31分19秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ





>直立の人生を経き花魁草

 

  花魁草(おいらんそう)は東北から北海道に掛けては「花魁草」とは呼ばずに、
 「盆花(ぼんばな)」の名で親しまれている。
 お盆の行事には、北海道でも花屋やスーパーから、佛花を買ってきて供えるが、
 どうしてもこの「花魁草」を飾らないと、お盆らしくないのである。

  花魁草もさまざまな色があるが、やはり、赤とかピンクが良い。
 直立な茎の上に花が花魁の簪(かんざし)のように咲くので「花魁草」とkouは思っている。

  kouの人生ではこの花のような華やかさは微塵もなかった。
 ただ、直立して立つこの茎のように、直立不動の人生を送ってきた。

  北海道ではお盆の頃が花の盛りだが、今でもけなげに咲いている。
 開花期間も結構長い花である。
  

見向かれぬ昼顔にわれ似たるかな

2011年08月28日 09時47分13秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ



>見向かれぬ昼顔にわれ似たるかな

  今朝は何度送信しても、うまく送信できない。
 そのたびに書き替え、3度目である。こんな日は辞めた方がいいのだろうが><あ~~ぁ 


  カメラにこの写真が入っていた。
 何処でとったものか、記憶が飛んでいる。
 カメラのデーターに日付などの細かな記録は残るが、何処で撮ったものかまでは残らない。
 そのうちに何処で撮ったものかの記録もできるカメラが現れるかもしれない。
  定かではないが、すでに何処で撮ったかのデーターが残るカメラもある。と、
 何かで見た記憶もある。

  この「昼顔」の写真もその前後の写真から判断して、
 駅前通りの花壇か、「よつば乳業」の前庭か、ともかくkouの家のご近所さんである。

  「昼顔」は葉が長いヤジリ型。「浜昼顔」はハート型。
  「昼顔」の花は薄いピンク色。「浜昼顔」は濃いピンク色。
  これだけ覚えていれば、間違わなくてもいいはずが、いつも間違っている。
 そんなバカなあんたになんて似ていないは~~と昼顔に叱られそうだ。ハハハ 
 


山櫻梅の實妣の形見の珊瑚数珠

2011年08月26日 22時15分27秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ















>>山櫻梅の實妣の形見の珊瑚数珠

   
  「ゆすら」とも「ゆすらうめ」ともいう。
 春には薄紅色の櫻の花にも似た花をつける。その写真も貼った。
 その花に実がついている。取り入れには少し遅いぐらいである。

  捥ぎ取って、焼酎にでもつけておくと良いのだが、
 3年物、5年物など、地下室に置いてあるが、出してきて飲む気にもならない。
 実をとって生で食べる気にもならない。

  しかし、来年の花を咲かすためには、実を摘み取らなければならない。
 明日でも摘み取ることにしよう。
  
   

額あぢさゐの出臍かはゆし日の最中//花に身を置けど休めぬ熊ん蜂

2011年08月24日 16時34分01秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ





















>>額あぢさゐの出臍かはゆし日の最中
>>花に身を置けど休めぬ熊ん蜂
>>額紫陽花地球の裏が燃えてゐる

  紫陽花も額紫陽花も終りに近づいてきた。
 今年はどちらも「きれい」だとは言えなかった。
 
  それでも先日こられたお客さんが「きれいな色ですね。」と言っていた。
 もちろんお世辞ではあろうが。

  きれいでない原因は、蟻の巣がサクラと、紫陽花の下にあるのではないかと
 思われるのである。
 
  薬も撒いたのだが、蟻も年々強くなるのかも知れない。

初夏の旅ピンクの豚の小金持ち//見学にもらふ「如意玉」初夏の雨

2011年08月22日 20時09分08秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ

・アンパンマンがかわいい~


・時計の貯金箱・時は金なりかな^^


・時計貯金箱もたくさんあるもんだ><・・kouは一つもないよ


・可愛い動物たちもたくさんいるよ


・豚の貯金箱…美人の豚のいるもんだ^^


・豚の貯金箱第二弾


・他の動物もたくさんあるもんだ


・見学し終えていただいた「如意之玉」の貯金箱


<おまけ>
・kouが小学生と中学生に来てもらって、結婚式をした時の引き出物<ピンクの豚>



>>初夏の旅ピンクの豚の小金持ち
>>見学にもらふ「如意玉」初夏の雨
  

  尼崎信用金庫の「世界の貯金箱博物館」は実に楽しかった。
  たくさんの貯金箱を堪能できた。
  現在では「貯金箱」と言われ、文字通り「金を貯める箱」だが、
  昔は「富久箱」といわれていたらしい。
  また、一度落ちたら二度と出られないので
  「地獄落とし」とか「地獄」とも呼ばれていたらしい。
  
  韓国では「唖壷(ばんごり)」
  中国では「僕満(ぼくまん)」「儲畜筒(ちょちくづつ)」と呼ばれているようだ。
  中国でもやはり豚が貯金箱の主流である。

  豚と言えば、前のところで、「モリちゃん」が「豚の貯金箱」に触れてくれていたが、
  kouは2度結婚式をしている。
  1度目の結婚式は町民に来ていただいての大人の披露宴。
  翌日は、小学校と中学校の受け持ちの生徒50人ほどを呼んでの子供との披露宴だった。
  その時にこどもにお土産に持たせたのが「ピンクの豚」であった。
  生徒がいるからこそ「先生」と呼ばれるのだ。
  それにしても、こんな2度も披露宴をするなんて言う先生はいないだろう。

  「世界の貯金箱博物館」を見学し終えて、玄関を出る時に「如意之玉」という、
  貯金箱を頂いた。なんでもいただけるものはうれしい。

  猛烈に旅に出たくなった。豚に入っているお金を出して行けるところまで行こうかな~
  でも、この3匹のピンクの豚に入っているだけでは、何処にもいけないな~~
  
  これで、「貯金箱」を終ります。
 

若葉雨山手電車の貯金箱//初夏の雨壷の古銭の黒光り

2011年08月17日 06時54分46秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ


・日本でのもっとも古い貯金箱は壷であった。


・外国では「蜂の巣」型が多かった。


・スターウオーズは仕掛けが施されている。


・ミッキーマウスも仕掛けがある。


・電話ほか可愛いものがたくさん。


・貯金箱の素材もさまざまである。


・ウイリアムテルの貯金箱も仕掛けがしてある。



>若葉雨山手電車の貯金箱
>初夏の雨壷の古銭の黒光り

  先日「開運なんでも鑑定団」を見ていたら、壷の中に古銭の入っているのが出された。
 中島鑑定団長が鑑定した結果、5万円と値段が付けられた。

  壷の中の古銭には値段がないという。
 壷が5万円だが、中の古銭は1枚10円程度だという。
 もっとも、取り出せればの話だが、ともいっていた。
 中の古銭が古くなりすぎて、取り出すことができないのだ。

  外国の「蜂の巣」型は、一生懸命に働き蜜ならぬ金を集めてこいというらしい。
 六角形が「蜂の巣」を思わせるのと、鉢がたくさん止まっているからだろう。

  スターウオーズの貯金箱も欲しいが、その後ろにある「山手線の電車」や、
 「名鉄ミュースカイ」などの電車を欲しいと思った。

  ミッキーマウスの仕掛け貯金箱も楽しい。

  貯金箱もこうして並べると、なんだか夢が感じられる。
 昔の電話機がなんとも可愛いのだ。

  貯金箱の素材もさまざまである。ともすれば、焼きのよりないような感じがするのは
 どうしてだろう。

  一番下はブリキの貯金箱である。
 今ではブリキで作られたものなど見られないのではないだろうか。

  

貧乏蔓大黒恵比寿に見放され//城蔵に金溜め子を産み金亀蟲

2011年08月12日 19時42分03秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ



















>貧乏蔓大黒恵比寿に見放され

>城蔵に金溜め子を産み金亀蟲

  西洋の貯金箱は鍵付きのものが多く、お金がいっぱいにならなくても、
 鍵を開ければ使うことができるタイプの貯金箱が多い。
  
  これに対し、日本の貯金箱は壊さないとお金を出せないものが多く、
 貯金箱がいっぱいになっても割って壊すことに抵抗感を持たせる。
 つまりひたすら貯金する、溜めるという貯金箱が一般的なのである。

  貯金箱の素材は、金属製、木、紙、竹、ガラス、焼き物などがあるが、
 日本の場合、壊すと毀れる心理をくすぐるためか、焼き物で作られたものが多い。

  形は七福神の中でも、恵比寿、大黒天など。おかめやひょっとこ。
 お城や、蔵、ダルマなどが多かったが、現代ではマスコット人形や、
 漫画などのキャラクターが多くなっている。

  ともかく見ているだけで楽しいのが、貯金箱である。

額紫陽花地球の裏が燃えてゐる//蜜吸ひに寄る昆虫や手毬花

2011年08月10日 15時13分17秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ


















>額紫陽花地球の裏が燃えてゐる
>蜜吸ひに寄る昆虫や手毬花

  kouの庭では紫陽花の花が5種類ほど満開である。
 どんな花でも好きだが、紫陽花の花が一番好きで、
 庭全部を紫陽花で埋め尽くそうと考えたが、それはできなかった。

  紫陽花も額紫陽花まで含めると、たくさんの種類があるだろう。
 紫陽花は華やかでありながら、何処となく寂しさがある。
 そこが好きになる理由なのだろう。

  もう少し種類を増やしたいと思いながら、
 庭が狭すぎる。広い庭を欲しいと思う。

  イギリスでは暴徒化した黒人が集団で暴れまわって建物や自動車に火をつけている。
 昨年行ってきた、あのイギリスが燃えている。

福助もおかめも飾られ夏の雨//若葉雨一銭貯金を強いられし

2011年08月08日 10時04分03秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ

・ペコちゃん人形の貯金箱


・戦時中の毎日1銭貯金箱


・壁掛けの般若の面の貯金箱


・招き猫(1)


・招き猫(2)


・昭和15年の紀元2600年を慶祝して作られた貯金箱


・福助


・おかめ


・宝舟の貯金箱




>福助もおかめも飾られ夏の雨
>若葉雨一銭貯金を強いられし

  不二家のペコちゃんはいつの時代にも人気がある。
 今年は創業100年ということで、ペコちゃんが売りに出された。
 1体ン千円でかった。これから100年経ったらお宝になるかも知れないので。^^;
 余談だが人形は「一匹(ひき)」と数えるのが正しいが、
 きれいなドレスを着ているので、マネキンのように1体とした。
 中国の数詞も難しいが、日本も物を数える単位(数詞)は難しい。

  2枚目の戦時中の毎日1銭貯金を強要されるのも辛かったことと思われてならない。
 1銭の金もないこともあったことだろう。隣組の組長が集めに来るのだ。

  万古焼の般若の面の貯金箱はさすがに見たことがない。
 壁に掛けて飾っておいても立派なものと思われる。

  招き猫もたくさん種類がある。
 右手で招いているものはお金を呼び、左手で招いているものがお客を呼ぶという。
 kouの家には、どっちもない。
 だから、お金も来なければ、お客も来ないのだろう。
 両方買ってきて飾っておこうかナ

  昭和15年は紀元2600年だった。
 皇紀輝く日本の
 栄えある光身に受けて
 今こそ祝えこの朝
 紀元は二千六百年・・と大きな声で歌っていたのを思い出す。
 「この朝」だったと思うが、この部分が定かでなくなっている。

  ふくすけも、おかめもなんだか凄く懐かしい気がする。
 今ではあまり見られない気がするのだが。
 kouの携帯のストラップなども、大阪の友人が送ってくれたビリケンさんがついている。

  祖母の家の床の間に大きな宝船のお着物があった。
 漁師の家であれば当然かもしれないが、立派なものであった。
 今でもあるのだろうか。