・15年10月9日(旅行3日目)明石のホテルを出て「飾磨」という所に利久さんのご案内で行く。
「広辞苑」には「姫路市の区名。古代以来、瀬戸内海の要港」という節目が成されたある。
ここで、8日と9日に「飾磨祭り」がある。この飾磨には昔からの町名があり。
「都倉町」とか「榮町」など、幟と 屋台が色分けされている。
・・月台で見る天文台秋の朝
・・「プラットホーム」のことを中国語では「月台(ユイタイ)」という。
明石駅の月台から見える天文台でこの上を「子午線」が通っているのだ。 なかなか堂々としたものである。
今度来たときには、天文台と柿本人麻呂神社に行ってみたいと思う。思うがもう来ることも無いであろう。
・・枯れはじむ柳や明石城櫓
・・・同じく月台から見える「明石城趾」であり、残る二つの櫓が見える。
・・小樽出し北前船は北風に乗り
・・・・姫路駅のコンコースに張られていた「北前船・新潟兵庫連携企画展」のポスターだ。北前船に「北海道」が入っていないことに不思議を覚えたのである。
小樽で鯡糟や昆布を摘み、富山まで行きこれらの荷物を下ろし更に南下するのである。小樽よりも更に北の利尻島がを出発地点と言っても良いほどで、
神社の絵馬などに今でもその痕跡が残されている。
・・・・・ 「飾磨祭り」に使われる「屋台」は大きさ大型が2トン、中型が1。5トンあり、1基のの屋台を24人の下帯姿の男が担ぐのである。
屋台は九基あるそうだが、拍子木の合図で高く差し上げる「台場練り」は「姫路市指定重要無形民俗文化財」となっている。
屋台一基作るには1億円かかるそうで、心底立派な屋台と思った。
「神輿(お・みこし)」は中に神様であるところのご神体、もしくは「鏡」が入っているが、
この「屋台」には、4人の男衆が「撥」を持ち太鼓を休みなく打ち鳴らしているのである。
最後は「恵美酒宮(えびすのみや)天満神社」に「宮入り」をするのだが、この神社の周りには「屋台蔵」が無いので、聞いたら
それぞれの町に「蔵」を持っているという事であった。
・・屋台撮る花惠の帽子と秋コート
・・利久氏の帽子に秋日飛びつけり
・「飾磨祭りの屋台」写真14枚・俳句5句