4ヶ月ぶりで、散髪に行って来たよ。
髭も剃らず、散髪だけだが、5元(75円)だ。
日本では考えられない安さで、ハサミでカットしてくれるんだ。
じぃじの頭にふさわしい安さだ。
どこだっただろう。汽車の待ち合わせ時間があったので、
理髪店に入った。
(中国語でも、同じ漢字で、リィ・ファ・ディンというんだ)
日本のように、髪をカットして、髭を剃って、肩の一つも
もんでくれて、いくらというんだと思ったよ。
ところが、髪をカットしたら、終わりというんで、時間もあるし、
髭も剃ってくれというと、きれいなおねいさんが、困った顔をして、
カミソリを取り出した。
日本でなら、100キンで売っている袋に入ったやつさ。
それで、蒸しもしないで、シャボンもつけないで、いきなり
髭を剃った。その痛さたるや、まるで拷問にあっている感じだった。
(拷問にあったことはないけれどね)
「痛い」(中国語でもおんなじ漢字で・トン!!というんだ)というと、
困った顔をしてね、それから、初めて、シェービングクリームを
顔に吹きかけてね、それから、剃ってくれたけれど、痛かったよ。
理髪店では、まだまだ、面白い話がたくさんあるよ。
また、話そうか。
日本の理髪店の技術を、中国の理髪店に伝えて欲しいね。
外に出ると、昼顔の花が目に飛び込んできたよ。