鴻風俳句教室

皆さんのホームページです
写真と俳句で美を追求しましょう
そしてこの世に生まれてきた証を残しましょう
 

春の夢学生百人引率し

2009年03月31日 10時41分09秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ











今日の俳句:春の夢学生百人引率す

俳句の季語:春の夢・春

俳句の大意:夢を見た。まことに、おかしな夢を見た。
      100名以上の学生を引率しているのだ。
      修学旅行なのだ。
      京都なのか、奈良なのか、大阪なのかわからない。
 
      その日、泊まる宿がないのだ。
      探して、さがしてやっと、見るからにみすぼらしい旅館に、
      生徒を入れたまでは良いのだが、
      部屋は、大広間しかないのだ。
      この部屋しかありませんという。
      男も女もなく、自分たちで布団を敷くところで、眼が覚めた。

      なんで、こんな夢を見たのかと思って考えた。

      これと似た体験を2度している。
      1度は、京都である。
      学生旅行をした時のことだ。「大文字焼き」の夜であった。
      それを知らずに京都に行ったのだが、何件もの宿で断られた。
      学生でもあったし、どこか公園ででも夜を明かそうと思った。

      ふと見ると「観光案内所」の看板のかかっているところが、
      賑わっていた。
      中に入って、旅館を探しているんですけれど、というと、
      「学生さん、お一人ですね。」と、紹介された旅館に行った。

      大広間に、40~50の布団が敷いてある。
      すでに寝ている人もいる。
      「どこでも、好きな布団で寝てください。前金でいただきます。」
      と、お金を払った。
      夜中に目が覚めて、裸電球の明かりで見渡すと、
      男も女もなく、寝ている姿があった。

      もうひとつ、これに似た体験がある。
      ワンマンな校長がいて、「宿泊研修を決めてきたぞ。」という。
      「だから、下見に出かける必要はない。」という。
   
      「宿泊研修」とは、高校に入ってきた1年生を、  
      6月か7月に、2泊程度で合宿をして研修しなければならないのだ。
      ワンマン校長の話では
     「もと、小学校で現在は、児童もいない過疎地」だという。 
      そんなところだが、学生を120名ほど引率したことがある。

      布団などない。寝ぶくろと、毛布で寝なければならなかった。
      元小学校だから、教室があり、
      ここでは、男女一緒に寝ることはなかった。

      いまでも、このときに参加した学生にあうと、
      「先生、あのときは、ひどかったね。」といわれる。

      夢は五臓の疲れという。
      過去の断片がつなぎ合わさって、
      おかしな夢となるのだろう。
      今日で、3月も去って行く。


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 31日午前10時、11ポイント差で3位なんです。
 ポチがお腹を空かせて鳴いています。><;    
         
    
 この記事、3月31日に送信したのに、どうしたことか、
 「草稿」となっており、送信されていなかった。へんなの^-^    

             

      

傷み出す花よおまえも春愁か

2009年03月30日 15時53分44秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ











今日の俳句:傷み出す花よおまえも春愁か

俳句の季語:春愁・春

漢字の読み:痛み・いた・み
      春愁・しゅんしゅう

俳句の大意:肉眼で見ると美しく咲いているように見えた椿。
      しかし、写真に撮ってみたら、
      花びらが、わずかに痛み出しているではないか。

      春愁とは人に気づかれないうちに、
      忍び寄っているのかも知れない。

      椿の花の写真を貼ってきたが、
      明日もう一度貼って終わりとなった。
      
      このあとは、同じ「札幌・百合が原公園の温室」で、
      撮影してきた「蘭・ラン」の花を貼ります。
      ご期待ください。
  
      なお、4月3日からは、神戸に行ってきます。
      たくさんの写真を撮ってきたいと思います。
     


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 0時、11ポイント差で3位なんです。
 ポチがお腹を空かせて鳴いています。><;   

来し方の曲折悼む白椿

2009年03月30日 00時06分35秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ











今日の俳句:来し方の曲折悼む白椿

俳句の季語:白椿・春

漢字の読み:曲折・きょくせつ
      悼む・いた・む

俳句の大意:ここまで人生を歩んでくるのに、紆余曲折が山ほどあった。
      楽しいことはなんだったのだろう。
      悲しいことはなんだったのだろう。
      ここまで来ると、楽しかったことも、苦しかったことも、
      空気みたいに、淡いものとなってしまった。

  

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今生の息止め椿の蕊撮れり

2009年03月29日 00時16分15秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ











今日の俳句:今生の息止め椿の蕊撮れり

俳句の季語:椿・春

漢字の読み:今生・こんじょう=この世に生きている間
      蕊・しべ

俳句の大意:椿は花も美しいが、その蕊も美しいと思う。
      撮影する時は、カメラがぶれないように、
      息をとめて撮影する。

      息をしているから生きている。
      その息を自ら止めるとは。
      死んでいるのも同然である。

      写真にしても、俳句にしても、
      息の通う写真なり、俳句なりを作らなければならないと、
      つくづく思うのだが。



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 今朝は3位に落ちていました。
 11時30分現在、10点差で1位です。^-^
 ありがとうございます。
 桑畑さんが、抜けたのがさびしいです。

眼裏のはは三人へ囀れり

2009年03月28日 00時06分55秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ









今日の俳句:眼裏の妣三人へ囀れり

俳句の季語:囀る・春

漢字の読み:眼裏・まなうら//妣・はは(死んだ母)//囀る・さえず・る

俳句の大意:じぃじには「はは」と呼ばなければならない人が3人いた。
      生母と継母のほかに、
      もう一人「はは」と呼ばなければならなかった人がいた。
      ともかく、複雑であった。

      今日は継母の祥月命日であった。
      先日の、鈴木真砂女さんのご命日には花を買ってきて、
      蝋燭とお線香をお供えし、阿弥陀経もあげた。

      だが、今日はそんな気持ちにもなれなかった。
      それでも目を閉じると、3人の「はは」の顔が、
      おぼろげに浮かんでくる。

      外では小鳥が囀っていた。



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 今朝は3位に落ちていました。
 12時現在、11点差で2位です。><
  






皺くちやな紙幣と老女桃咲けり (中国を思い)

2009年03月27日 00時03分52秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ










今日の俳句:皺くちやな紙幣と老女桃咲けり

漢字の読み:皺・しわ 

俳句の大意:この頃無性に中国が思い出される。
      小さな雑貨屋の店先に、いつも座っていた老女。

      皺くちゃな紙幣を、皺くちゃな手で渡してくれた老女なども、
      思い浮かんでくる。

      中国には、桃の花がよく似合う。
      山の中にピンク色の木が見える。

      ある日、授業の合間に、
      その木のはっきりと見えるところまで行ってみた。

      桜の花とばかり思っていたら、桃の花であった。
      大学の庭にも、まだ小さいながら、たくさんあった。

      石炭の煙が漂う街が郷愁を誘った。
      もう一度、行ってみたいと思う。




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俳句誌を送付し全身雪解風

2009年03月26日 00時02分04秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ









今日の俳句:俳句誌を送付し全身雪解風

俳句の季語:雪解風・春

俳句の大意:今日(25日)の午前11時に「句写美・18号」を送付した。
      いくら遅くとも、寒月中にはつくことだろう。
      昨日は夜中の2時までかかった。
      いつもなら、8時頃に起きだすのだが、
      今朝は7時に起きて、
      ホチキスで留める作業と、
      封筒のあて名書きと、糊づけなどをした。
      
      原句は「冊子を送付し全身に雪解風」であった。
      だが、「冊子」では、なんの「冊子」かわからない。
      写真は「原句」を書いたが、ここにきて、
      急きょ、あらためた。
      写真の方は、明日にでも訂正したい。

      「句写美」を送付できた安ど感もあり、
      午後2時から4時まで、カラオケに行ってきた。
      
      「無錫旅情」を歌いながら、中国で過ごした日を思い出し、
       思わず涙ぐんでしまった。
      南京も無錫も・蘇州も上海もそれぞれの思い出がある。

      今日はわずかに暖かかったけれど、
      明日はまた雪で、「雪かきの必要がある。」などと、
      天気予報で言っている。



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雪の上に赤き椿の落ちにけり

2009年03月25日 00時20分53秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ









今日の俳句:雪の上に赤き椿の落ちにけり

俳句の季語:椿・春

俳句の大意:やはり東京のG寺で見た、雪の上に落ちた椿が今でも、
      鮮やかに見え来る。

      今日は「句写美」の編集と、一部印刷で早朝から、
      この時間(12時)までかかってしまった。

      朝も昼も満足に食べていない。晩飯もそそくさと済ませた。
      もっとも、WBCを見ながらだから、褒められるほどでは
      ないのだが。

      ともかく寒い日であった。
      プリンタのインクがなくなって、夜の9時に買いに行ってきたが、
      なんとも寒かった。真冬日である。



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境内の椿に雪の降り積もる

2009年03月24日 00時18分49秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ









今日の俳句:境内の椿に雪の降り積もる

俳句の季語:椿・春

漢字の読み:境内・けいだい

俳句の大意:SONYのα350というカメラをかった、
      最初の作品であるが、最初からミスをしてしまった。
      縦横の比率を、ワイドにしたままになっていた。
      このため、縦の幅の狭い作品になってしまった。
      なんだか、設定が面倒である。
      撮ってきた写真がすべてこうである。
      しばらく、「椿」の写真とお付き合い願うことになる。

      高校3年の時に初めて、東京に出た。
      東京の吉祥寺にあるG寺にお世話になることになった。

      先祖は上杉謙信につながるという御寺で、
      すばらしく立派なお寺であった。

      そのお寺に大きな、絞りの椿の木があり、
      たくさんの花が咲いていた。

      3月だというのに、10cmほどの雪が積もった。
      もちろん、椿の葉にも花にも積もった。

      その時の美しさが50年以上たった今でも、
      鮮やかに思い出されるのだ。
   
      椿の花を見たのは、そのときが生まれて初めてであった。
      なんと美しい花だろうと思った。




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 12時現在、2ポイントもの差で2位に陥落です。
 ポチがお腹を空かして、鳴いています。
 じぃじも泣いています^^ハハハ 
      
 
      
      

折りたたむ下着の山や春の夜

2009年03月23日 00時03分05秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ






「一粒の種」了

今日の俳句:折りたたむ下着の山や春の夜

俳句の季語:春の夜・春

俳句の大意:下着と言っても、Tシャツとパンツ。
      そのほかに厚手のセーターであるが、
      折りたたんで重ねると、小さな山が出来上がった。
      それだけのことであっても、俳句が生まれる。

      俳句はいつでも、どこでも、誰にでもできる、
      世界最短の文学である。

      
      一勝さんが描いてくださった、中国の童話も
      3回で、終わった。
      明日からは、「百合が原公園の温室」で
      育てられた「椿」を貼って行きますので、ご覧ください。




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 またまた、13ポイントもの差で2位に陥落です。
 ポチがお腹を空かして、鳴いています。